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「求めていたのは『便利さ』ではなく『安心感』」-代行業者よりも承認数が2倍以上になった事例

株式会社オープンハウス・ディベロップメント様 × 株式会社Delight(担当:福田)

不動産開発を支える『設計・施工管理』の人材確保は、企業の未来を左右する重要なテーマです。株式会社オープンハウス・ディベロップメント様の採用現場でも、組織体制が変わり、外注でも限界が見え始めた頃、「やりたいのに、スカウトが送れない」という状態が静かに生まれていました。

そんな時に出会ったのが、AIが候補者ごとに文章を作り、配信まで担うAIスカウトサービス「RecUp」。4月〜8月で代行業者を使って36承認だったものを、RecUp導入後わずか2ヶ月で同様の承認数を実現。

今回は、株式会社オープンハウス・ディベロップメントの吉野様に、導入の経緯と成果についてお話を伺いました。

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「人の力への依存は限界」ー導入前の課題

福田(株式会社Delight)
まず最初に、26卒までは採用チームでスカウト対応をされていたと伺いました。当時はどんな状況だったのでしょうか?

吉野様(株式会社オープンハウス・ディベロップメント)
当時は、採用チームのメンバーがスカウトから追客まで幅広く対応していました。ただ、27卒に差し掛かるタイミングで、会社の組織体制が大きく変わったんです。

福田:
というと?

吉野様:
採用チームが超若手中心の体制になったんです。具体的には、私が建設の人材開発部としてサマー採用の集客を担当するのがまだ2回目、そしてもう一人はサマーを迎えるのが初めての4年目という構成でした。どうしても経験が少ない分、「どんな学生に響くのか」「技術職の理想のペルソナは誰なのか」といった分析を自力で深掘りするのが難しくて…。

さらに、会社としての成長スピードが上がり続ける中で、採用人数の目標も一気に跳ね上がりました。

「活躍してくれる人に確実に入ってきてほしい」という思いは強いのに、チームのリソースやノウハウが追いつかず、このままでは採用が回らなくなる危機感が高まっていったんです。

福田:
採用って、ちょっとでも止まると後ろにずれて、翌年度に響きますもんね。

吉野様:
本当にその通りです。特に技術職は需要が非常に高いので、ターゲットを取り逃すと一気に候補者が減るんですよね。

そこで外注に切り替えたのですが、正直、人がやる限界を感じる場面が多くて…。

福田:
限界ですか・・・?

吉野様:
はい。文章がテンプレ化してしまったり、送信量やペースにムラが出てしまったり…。

「質も量ももっと担保したいのに、人の力だけでは安定しない」という葛藤が常にありました。

加えて、稼働時間外の作業は精神的負荷も大きく、担当者が疲弊してしまう状況もあって…。「人に依存するやり方では、これからの採用には耐えられない」と感じたのがまさにこの時期でした。

「求めていたのは『便利さ』ではなく『安心感』」──RecUpを選んだ理由

福田:
その状況からRecUpに切り替えていただいたんですね。選定の決め手はどこにありましたか?

吉野様:
正直に言うと、最初はAIスカウトに半信半疑でした。でも、上司から「グループ会社で使っている」という情報を聞いた瞬間に気持ちが変わったんです。

「身近な会社が使い続けているなら、信頼できるな」と。

福田:
グループ内実績は、やはり安心感につながりますよね。

吉野様:
それと、決め手になったのが“対応媒体の広さ”です。

うちは技術職採用に力を入れているのですが、ログナビやキャリチケットは必須なんです。
ところが、他社さんは「うちはオファーボックスだけ」「キミスカのみ」みたいな感じで、正直全然物足りなかった。

RecUpさんだけが、主要媒体はもちろん、建築・土木に強い専門媒体まで対応してくれていたんです。

福田:
ログナビは技術的ハードルが高いので、導入難度も高いんですよね。吉野様:
そう、それなんです。他社さんでは「ログナビはできません」と言われ続けていて。
そういう意味でも、「現場を理解しているAIスカウトサービス」だと感じました。

「AIがここまでやるとは思わなかった」──AIに対する印象がガラッと変わった

福田:
導入前、AIに任せることへの不安はありませんでしたか?

吉野様:
めちゃくちゃありましたよ(笑)。「本当にAIが人に合わせて文章を作るの?」という疑いは完全にありました。

福田:
多くの企業様が最初はそこが不安ポイントです。

吉野様:
でも、いただいたサンプル文とデモ動画を見て一気に認識が変わりました。
まず文量が適切で、文章も自然で、しかも候補者ごとに内容がしっかり変わっている。
あれを見た瞬間に、「これはむしろ人間よりブレなく高品質なのでは?」と思いました。

加えて、こちらが送りたい条件を非常に細かく設定できるのも大きかったです。

うちは日本一を目指している会社なので、やはり“最前線で活躍できる人材”に来てほしい。

そして、学生側も「実力を発揮できる環境」を求めている子の方が、結果的に双方にとって幸せなんですよね。

実際、スカウト経由で承認をくれた学生を見ると、「そうそう!こういう子に来てほしかった」という理想そのものの層ばかりで…。

『自分がもう一人いてスカウトしてくれている』というか、むしろ私以上にペルソナを理解して、最適な文章で届けてくれる感覚がありました。

福田:
ありがとうございます!文章はかなり改善を重ねてきたので、そう言っていただけて嬉しいです。

吉野様:
人の手だと、忙しい時にどうしても“文章が雑になる瞬間”ってあるんですが、AIにはそれが一切ない。

狙いたい人材に確実にアプローチを届けられる点も含めて、「これなら学生も会社側もミスマッチが減る」と強く感じました。

そこが一番の安心材料でしたね。

「人のムラが消えると、採用はこんなに進むのか」──運用負荷ゼロがもたらす圧倒的変化

福田:
導入後は業務の負荷がだいぶ下がりましたか?

吉野様:
もう、圧倒的に楽になりました(笑)。
時間外にスカウトを送る必要もなくなりますし、何より“ムラがなくなる”のが本当に大きいんです。

福田:
AIは休みませんからね。

吉野様:
そうなんですよ。毎日同じ品質・同じペースで動いてくれる。そのおかげで、採用担当者が“やるべき仕事”に集中できるようになりました。
ストレスも激減しましたね。

「もっと早く使っておけば良かった・・・」──過去最高の反応率が示した“AIの真価”

福田:
そして何より、数字の成果もすごかったですよね。

吉野様:
はい。導入前の4〜8月(代行業者利用時)は36承認 に留まっていましたが、AI導入後の 9〜10月だけで同じ36承認を獲得しました。

通常、スカウトは“早期に送るほど承認率が高くなる”と言われますが、9・10月のほうが承認数も承認率も上回る結果になりました。

正直、「4月の段階からAIを使っていれば良かった…」と後悔しているほどです。

特にサマー採用期の反応率は前年の2倍以上
上司も「こんな数字出たの初めてだ」と驚いており、何より即効性が高いと感じました!

福田:
すごい…。そこまで伸びた要因はどこだと思いますか?

吉野様:
やはり文章の最適化と、運用の安定性だと思います。“やればやるほど改善される”というAIの強みが、如実に現れたと感じています。

さらに、マッチ度の高い学生にしっかり届けられるようになったことで、辞退がほぼなくなったのも大きかったです。以前は説明会後に「思っていたのと違う」と離脱されてしまう場面がありましたが、それがほとんどゼロに近づきました。

実際、AI運用後の承諾者もすでに出ています。

「AI×人で120%の成果を」──同じ課題を抱える企業へのメッセージ

福田:
最後に、AIスカウト導入を迷っている企業様へひと言お願いします。

吉野様:
採用は本当に人が割きづらい部署で、常に逼迫しています。
でも、会社の未来を左右する重要な仕事でもあります。

だからこそ、マンパワーだけでは絶対に限界が来ます
AIと人、それぞれの強みを掛け合わせて“120%の成果を出す採用”が必要です。挑戦してマイナスになることはありません。

“AIを乗りこなせる側”に回れるかどうかが、採用の世界で大きな分岐になるはずです。

株式会社Delight福田のコメント

福田:
吉野様のお話にあった通り、私たちが大切にしているのは“AIを渡して終わり”ではなく、“成果にこだわり続ける伴走”です。媒体別の最適化、ABテスト、改善サイクル…。
すべて一緒に取り組むことで、より大きな成果を生み出せると確信しています。
今後も引き続きよろしくお願いします!

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この記事を書いた人

株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。