AI採用ツールのおすすめ7選!活用する3つのメリットやツールを選ぶ際のポイントを解説

近年、AIを活用した採用ツールが注目を集めています。応募者のデータ分析やスカウトメールの自動作成、面接の効率化など、人事業務を大幅にサポートできるのが特徴です。しかし、数多くのツールがある中「どれを選べばいいのか分からない」と悩む企業様も多いのではないでしょうか?
この記事では、AI採用ツールを導入するメリットや選び方のポイントを詳しく解説し、特におすすめのツールを7つ紹介します。ぜひ、自社の採用戦略を強化し、最適なツールを見つけるための参考にしてください。
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AI採用ツールとは?

AI採用ツールとは、企業や組織が新しい人材を採用する際に活用するシステムのことを指します。従来の採用管理システムと同様に、求人情報の掲載や応募者の管理、選考プロセスの一元化などを行い、採用活動の効率化を図る役割を果たします。
近年では、AI技術を取り入れた採用ツールが登場し、多くの企業から関心を集めています。AIを活用することで、応募者の経歴やスキル、適性を客観的に分析し、企業の求める人材とのマッチング精度を高めることが可能です。各求人サービスに搭載されている検索機能とAIを同時活用することで、より適切な候補者選定をサポートできる点も大きな特徴です。
この記事では、AI採用ツールの活用メリットや選定のポイントを詳しく解説し、おすすめのツールを厳選してご紹介します。
AI採用ツールを活用する4つのメリット

採用の場面でAIを活用することには、具体的にどのような利点があるのでしょうか。ここでは、AI採用ツールを活用する4つのメリットを詳しく解説します。
①工数の削減
AIを導入することで、採用プロセスにおけるルーティーンワークを減らすことができます。
採用業務の中には、スカウトの配信やデータの集計・管理、応募者のメッセージ対応など、採用担当の方以外でもできるような業務がたくさんあります。AIに任せる業務と採用担当の方が行う業務を切り分けることで、より生産性の高い業務に集中することが可能です。
②コストの削減
AIを活用すれば、一部の業務を自動化でき、人件費の削減にも貢献します。
もちろん、AIツールの導入や設定には初期コストがかかりますが、一度導入すれば24時間・365日稼働し続けます。うまく活用すれば、採用業務の効率が向上し、長期的なコスト削減につながるでしょう。
③人的ミスの低減
AIを導入することで、採用プロセスにおける人的ミスを減らすことができます。
採用業務は応募者ごとに対応が異なり、手作業が多いため、ミスが発生しやすい環境です。どれだけ経験豊富な担当者でも、人為的なミスを完全に防ぐのは困難でしょう。
しかし、AIなら事前に設定したルールや対応パターンに基づいて、一貫した処理を行います。これにより、ミスを訂正するための時間や労力を削減し、業務の効率化につながるのです。
AI採用ツールを活用する3つのデメリット

AIを活用した採用ツールには多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。導入を検討する際は、AIの特性を理解し、適切な運用方法を考えることが重要です。ここでは、AI採用ツールの代表的なデメリットを3つ解説します。
①エラーが発生する可能性がある
AIも100%ミスがないわけではないため、エラーが発生してしまう可能性もあります。
例えば、何らかの不具合で設定していた時間に動作が行われなかったり、少し日本語に違和感のある文章が生成されたりする可能性もあります。ただ、人間でもミスは発生するので、人的エラーの確率と比較するとAIの方がはるかにミスが少ないです。
②数値化できない要素では適切な結論を導き出せない
AIは、数値データに基づく分析が得意ですが、「人柄」や「価値観」といった定量化が難しい要素の判断には限界があります。
たとえば、応募者の熱意や創造性、企業文化との相性などは、単なるデータでは測れません。そのため、これらの重要な要素については、人事担当者が直接確認し、総合的な判断を下す必要があります。
③柔軟性が損なわれる可能性がある
AIは一定のルールに基づいて公平な判断を行いますが、その分柔軟な対応が難しくなることもあります。
例えば、採用基準を厳格に設定しすぎると、多様な人材を採用する機会を失うリスクがあります。また、データだけでは判断できない「ポテンシャル」や「意欲」といった要素を見逃してしまう可能性も考えられます。
最終的な採用判断は、人事担当者が面接や対話を通じて行うことが理想的です。AIの客観的な分析と、人間の直感的な判断を組み合わせることで、より良い採用プロセスが実現できるでしょう。
AI採用ツールの導入が適している企業の特徴

AI搭載の採用管理システムの導入で、特に大きなメリットを得られるのは、採用リソースが足りていない企業です。毎年数十人から数百人規模の採用活動を実施している企業や採用担当が1〜2名で採用活動をしている企業では、応募者の選考やスケジュール調整が複雑になりがちです。
こうした企業がAIを活用すると、候補者の選定や面接日程の調整などを自動化でき、採用業務の効率化が可能になります。また、過去の採用データをAIに学習させることで、より精度の高い選考が期待できるのも大きな強みです。
このように、応募者数が多く、採用プロセスの負担が大きい企業にとって、AI採用ツールは非常に有効な選択肢となるでしょう。
AI採用ツールを選ぶ際のポイント

AI採用ツールを導入する際には、自社の採用ニーズに合ったシステムを選びましょう。ツールごとに提供される機能や費用、使いやすさが異なるため、事前にしっかりと比較・検討する必要があります。
導入後に「思っていた機能がない」「コストが高すぎる」といった問題が発生しないよう、選定時にはいくつかのポイントを押さえておきたいところです。ここでは、AI採用ツールを選ぶ際に注目すべきポイントを詳しく解説します。
自社に必要な機能があるか
AI採用ツールにはさまざまな機能が搭載されていますが、システムごとに提供される機能には違いがあります。そのため、自社の採用活動に必要な機能が備わっているかをしっかりと確認する必要性があるのです。
たとえば、書類選考やスクリーニング機能を重視する場合、応募書類や履歴書からスキルや経験を自動抽出できるか、スクリーニング基準を自社の要件に合わせて設定できるかなどをチェックしましょう。
自社の採用戦略や目標に合った機能を持つツールを選べば、採用プロセスを効率化し、より優秀な人材を確保しやすくなります。ツール選定の際には、機能面を細かく比較しながら、最適なものを選びましょう。
システムの性能と費用のバランスは良いか
AI採用ツールを導入する際は、システムの性能とコストのバランスを考慮しましょう。単に高機能なツールを選べばよいわけではありません。導入コストや運用費が予算に合っているかを検討しながら、費用対効果を見極める必要があります。
システム導入によって採用プロセスの効率化や選考の精度向上、人件費削減といったメリットがどれほど得られるのかを評価すると良いでしょう。
また、企業のニーズに合わせてカスタマイズする場合の追加費用なども事前に確認し、総合的なコストの把握も大切です。
無料トライアルはあるか
導入前に無料トライアルが利用できるかどうかも、ツール選定の重要なポイントです。デモや説明資料だけでは実際の使い勝手が分かりにくいため、テスト運用を行い、システムの性能や操作性を確認しましょう。
無料トライアルを活用すれば、ツールが自社の採用プロセスに適しているかを実際に試すことができ、導入後のミスマッチを防げます。また、トライアル期間中にシステムの応答速度やカスタマイズの必要性についてもチェックしておくと安心です。
このように、無料トライアルではシステムの適合性やコストパフォーマンスを見極め、自社に最適なAI採用ツールを選ぶことができます。最適なツールを導入し、効果的な採用プロセスを構築しましょう。
AI採用ツールを効果的に活用するポイント

AI採用ツールを最大限に活用するためには、AIの得意・不得意を理解し、適切な役割を持たせることが重要です。ここでは、AI採用ツールを効果的に運用するためのポイントを解説します。
AIの得意・不得意を理解しておく
AIには得意な作業と不得意な作業があり、すべての採用プロセスをAIに任せることは現時点では難しいと考えられます。AIを導入する際には、どのような業務に適しているのかを把握し、その上での活用が求められるでしょう。
【AIが得意とする作業】
- 大量の応募者データの分析:応募者のスキルや経験、資格などの定量的な情報を迅速に処理し、適切な候補者を絞り込む。
- 応募者対応の自動化: 応募者からの問い合わせに対し、統一された回答を素早く提供できる。
- 求人票やスカウト文面の作成支援:ターゲットに合わせた適切な文面を自動生成し、採用活動をサポートする。
【AIが不得意な作業】
- 応募者の感情やモチベーションの理解:応募者の価値観や熱意を汲み取ることが難しい。
- 複雑な意思決定のサポート:企業文化との適合性など、感覚的な判断が求められる業務には不向き。
- 応募者との関係構築:面接官との対話を重視する応募者も多く、AIのみの対応では信頼関係を築きにくい。
このように、AIを導入する際は得意な業務を活用しつつ、人間が対応すべき業務を明確に分けるとよいでしょう。
サポートツールとして運用する
AIはあくまで採用活動のサポートツールであり、人間の業務を完全に代替できるものではありません。
そのため、AIを導入する際は、「AIに任せる業務」と「人が行う業務」を明確に区別する必要があります。例えば、書類選考のスクリーニングや応募者対応の自動化はAIに任せつつ、最終面接やカルチャーフィットの判断は人間が担うといった運用が効果的です。
このようにAIの役割を明確にすれば、効率よく採用業務を進めながら、人材の見極めにおける精度を高めることができます。
最終的な決定や判断は人間が行う
AIはデータ分析や業務の効率化に優れていますが、最終的な採否の判断を完全に任せることはできません。AIの評価だけで候補者を決定すると、数値では測れない人間的な魅力を見逃してしまう可能性があります。
そのため、AIは採用プロセスの一部として活用しつつ、最終的な採用決定は人間が行うべきでしょう。面接官が応募者とのコミュニケーションを通じて、企業文化への適合性や将来的なポテンシャルを直接見極めるプロセスは必須だと言えます。
AIと人間の役割を適切に分担しながら活用すれば、より効果的な採用活動が実現可能です。
AI採用ツールのおすすめ7選

ここでは、特におすすめのAI採用ツールを7つ紹介します。それぞれの特徴や活用メリットを把握し、自社に最適なツールを選ぶ参考にしてみてください。
RecUp

RecUpリクアップは、広告代理店としての長年のノウハウを活かし、業界や職種に合わせて精緻にパーソナライズされたスカウトメールをAIが自動で作成します。ただのテンプレートではなく、求職者のプロフィールに基づいた訴求力の高い内容を生成し、企業の魅力を効果的に伝えることで、返信率向上を強力にサポートします。
また、採用成功に向けた手厚い伴走支援が特徴です。ターゲット人材の選定から、魅力的なスカウトメールの作成・配信まで、ダイレクトリクルーティングの全工程をプロに一任できます。運用ノウハウの提供やその他の代行業務など、企業の採用成功に向けた包括的な支援も受けられます。
さらに、 スカウトの専門家である採用コンサルタントが、実際の求職者の反応データに基づき、スカウトメールの内容を継続的に分析・改善します。開封率や返信率を最大限に高め、採用活動の効率を飛躍的に向上させます。
【主な機能】
- 求職者のプロフィールを基にしたスカウトメールの自動作成
- 採用コンサルタントによるスカウト文面の分析・改善
- タイトルや本文にAI生成のキーワードを活用し、開封率向上
- ダイレクトリクルーティングの運用支援や代行サービスも提供
【おすすめの企業】
- 多くの求職者にスカウトメールを送る必要がある企業
- ひとり人事、または専任の採用担当者がいない企業
- パーソナライズされたアプローチで採用効率を高めたい企業
【料金】
要問い合わせ(無料相談あり)
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エースジョブ
エースジョブは、AIとデータを活用してスカウト採用を効率化するツールです。求職者の職務経歴書と求人情報を分析し、個別に最適化されたスカウトメッセージを自動生成できます。
【主な機能】
- AIが「なぜこの候補者をスカウトするのか」を明確に伝える文章を生成
- スカウトメールの返信率を平均3倍以上向上させた実績あり
- 求人傾向データと生成AIを活用し、各媒体に適した求人票を作成
- 複数の求人媒体から求職者情報を一括取得し、スカウトを自動配信
【料金】
月額10万円~(サブスクリプション制)
人的リソース派遣を含めたRPOプランなども提供
PRaiO
PRaiO(プライオ)は、HR領域に特化したAIを搭載した書類選考の効率化ツールです。AIが過去の選考データを学習し、応募者のエントリーシートをスコアリングして評価します。
【主な機能】
- 応募者のエントリーシートを最短5分で分析し、優先度をスコア化
- 過去のエントリーシートとの類似度をチェックし、剽窃部分を自動検出
- 書類選考にかかる時間を最大40%削減可能
- マイナビの採用専門家によるコンサルティング付き
【料金】
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grow360
Grow360は、応募者のパーソナリティを可視化する採用DXツールです。IAT(気質診断)、自己評価、他者評価を組み合わせ、応募者の適性を総合的に判断します。
【主な機能】
- IAT(Implicit Association Test)で応募者の価値観や気質を測定
- 自己評価と他者評価を組み合わせた360度評価
- AIによる不適切回答の補正機能
【料金】
4,000円/名 + 年額10万円(AIデータ管理料)
10万円~(受検サポート費)
タレントパレット
タレントパレットは、採用管理から人事評価、労務管理まで一元管理できるAI搭載の人事情報プラットフォームです。
【主な機能】
- 採用管理、人事評価、労務管理、人材育成などを統合
- AIによる人材検索機能(2024年8月7日リリース)
- 企業の求める人物像に合わせた適切な候補者をAIが提案
【料金】
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Syncit
Syncit(シンキット)は、三菱総合研究所が開発したAI採用サポートツールで、自社の採用情報を分析し、適切な候補者を高精度で選定できるのが特徴です。
【主な機能】
- 採用基準の属人化を防ぎ、データに基づいた客観的な判断を提供
- 過去の採用データを活用し、入社後の活躍可能性が高い候補者を予測
- AIに関する知識がない企業でも専任コンサルタントによる支援を受けられる
【料金】
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SHaiN
株式会社タレントアンドアセスメントが提供するSHaiN(シャイン)は、AIを活用した対話型面接ツールで、600社以上の企業に導入されています。応募者は時間や場所を問わずに面接を受けることが可能です。
【主な機能】
- AIが面接官の代わりに応募者と対話し、評価を実施
- 戦略採用メソッドをベースにした統一的な採用基準を提供
- 面接データを活用し、採用後の人材配置やアセスメントにも応用可能
【料金】
スタンダードプラン<評価AI搭載>:5,000円/件(10件以上〜)
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監修者プロフィール

-
株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者
新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。