求人広告の費用相場と各社比較!費用対効果を最大限に高めるポイントと成功事例も紹介!

採用活動において、求人広告の費用は企業規模や雇用形態によって大きく異なります。初めて求人広告を出稿する担当者はもちろん、媒体を見直したいと考えている採用担当者にとっても、相場感を正確に把握しておくことは重要です。

掲載料金の目安を知らないままサービスを選んでしまうと、予算オーバーや費用対効果の低い運用につながることがあります。本記事では採用区分・媒体・料金形態ごとの費用相場をわかりやすく整理し、代表的なサービスの比較から費用対効果を高めるポイントまで一括して解説します。

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株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。

目次

【採用区分別】求人広告の費用相場

求人広告を出稿する前に「だいたいいくらかかるのか」を把握しておくことは、採用計画全体の精度を左右します。とはいえ、採用区分ごとに相場の水準は大きく異なるため、中途・新卒・アルバイトをひとまとめに考えてしまうと、予算設計の段階でつまずくことになりかねません。

この章では、中途・新卒・アルバイトの採用区分ごとに、求人広告費用の相場を整理しています。

中途採用

中途採用における求人広告費の相場と実態について、調査データをもとに整理します。採用手法の選択によって費用の幅が大きく変わるため、自社の状況と照らし合わせながら確認してください。

中途採用向け求人広告の費用相場は、月額20〜100万円程度が一般的です。マイナビの調査によると、中途採用における求人広告費の年間平均は134.6万円で、2022年比で約17万円増加しており、上昇傾向が続いています。

1人あたりの採用単価(全職種平均)は約33.2万円で、公共サービス職が52.6万円、ITエンジニアが38.3万円と高めの傾向があります。職種によってコストが異なるため、募集職種に合わせた媒体選びが重要です。

月額100万円以上の広告費をかける企業が全体の約30%と最多であり、採用競争の激化に伴ってコストが高騰しています。限られた予算で成果を出すには、ターゲットに合った媒体の選定と運用改善が欠かせません。

新卒採用

新卒採用は1シーズン単位での契約が基本で、掲載期間が長くなる分、費用も中途に比べて高くなりやすい特徴があります。

新卒採用向け求人広告の費用相場は、1シーズンあたり80〜300万円が目安です。マイナビの調査によると、新卒採用における求人広告費の全体平均は161.7万円となっています。

企業規模による差が大きく、上場企業の平均は606.7万円に対し、非上場企業では約123.7万円にとどまります。上場企業は大規模な広告出稿や合同説明会への出展を複数組み合わせるため、費用が高額になりやすい傾向です。

非上場・中小企業は採用人数が限られるため、広告費は比較的抑えやすい一方で、知名度の低さを補う工夫が求められます。早期インターンシップからの接触や、特定の大学への絞り込みなど、費用対効果を意識した戦略設計が採用成功のカギとなります。

アルバイト・パート採用

アルバイト・パート採用は中途や新卒と比べてコストが低く抑えられる一方、無料媒体の活用や地域特性に合わせた媒体選びが成否を分けます。

アルバイト・パート採用における求人広告費の相場は、月額2〜40万円程度です。マイナビの調査によれば、平均費用は全体で23.5万円と、2022年比で1.4万円増加しています。

求人検索エンジン型の平均費用は12.6万円で、2022年から約1万円減少しており、少ない費用でも効率的に応募を集められる媒体が普及しています。ハローワークやジモティーなどの無料掲載も活用されており、コストをかけずに始められる手段も選択肢の一つです。

ただし、無料媒体のみでは応募の質・量ともに限界があるため、有料媒体との組み合わせが効果的なケースも少なくありません。業種・エリア・採用ターゲットに合わせた媒体の組み合わせを検討することが重要です。

【媒体別】求人広告の費用相場

同じ採用目的でも、どの媒体を使うかによって費用の構造がまったく変わります。Web媒体と紙媒体では料金形態から掲載できる情報量まで異なるため、「とりあえず有名な媒体に出す」という判断は費用の無駄につながることがあります。

この章では、Web媒体と紙媒体に分類して費用相場を整理しています。

Web媒体

現在の採用活動の中心はWeb媒体です。掲載課金型・成果報酬型・クリック課金型など複数の料金体系が存在し、媒体によって特徴が大きく異なります。

媒体種別代表サービス費用相場料金形態
中途求人サイトマイナビ転職・doda20〜150万円/4週間掲載課金型
新卒求人サイトマイナビ・キャリタス就活80〜300万円/1シーズン掲載課金型
アルバイト求人サイトバイトル・マイナビバイト2〜40万円/2週間掲載課金型
求人検索エンジンIndeed・求人ボックス15〜1,000円/1クリッククリック課金型
スカウト型(新卒)OfferBox・キミスカ75万円〜/採用枠採用枠課金型
IT特化Green・Wantedly30万円〜(成果報酬別)掲載課金型/成果報酬型

Web媒体は掲載後の効果測定がしやすく、運用改善によって費用対効果を高めやすい点がメリットです。一方で、競合が多いプランでは掲載費が高額になりやすいため、掲載する媒体とプランの選定が重要です。

求人検索エンジンはクリック課金型のため、閲覧された分だけ費用が発生します。無料掲載からスタートできるサービスも多く、予算に制約がある場合の入口として活用しやすいことも特徴のひとつです。

紙媒体

インターネット普及後も、特定のエリアや年齢層に対しては紙媒体が一定の効果を発揮します。エリア密着型の採用では引き続き選択肢に入れる価値があります。

紙媒体の代表格としては、求人フリーペーパーや折込チラシがあります。費用相場はエリアや部数によって異なりますが、概ね数万円〜数十万円程度が目安です。

媒体種別費用相場特徴
求人フリーペーパー3〜30万円/掲載地域密着・シニア層・主婦層に強い
折込チラシ5〜20万円/回配布エリアを絞った採用に向く
求人誌(Web連携型)2〜37.5万円/2週間Webとの同時掲載で露出を増やせる

紙媒体はWeb検索をしない層にリーチできる点が強みです。特にミドルシニア層や主婦・主夫層をターゲットにした採用では、「イーアイデム」のように求人誌とWebを連携しているサービスを活用することで、幅広い層に訴求できます。

ただし、掲載後の効果測定がWeb媒体と比べて難しく、反響の把握に工夫が必要です。Web媒体との併用を前提に活用するのが効果的なアプローチといえます。

求人広告別の料金形態とは?

求人広告を選ぶ際に「掲載料金の高い安い」だけで判断してしまうと、実際の運用コストや費用対効果とのズレが生じます。求人広告には大きく4つの料金形態があり、それぞれ費用が発生するタイミングも、向いている採用シーンも異なります。

この章では、求人広告の4つの主な料金形態について、それぞれの仕組みとメリット・デメリットを整理しています。

掲載課金型

掲載課金型は、一定期間求人を掲載することに対して費用が発生する料金形態です。中途・新卒・アルバイト問わず、多くの求人サイトで採用されている最も一般的な仕組みです。

採用区分費用相場
新卒採用80〜300万円/1シーズン
中途採用20〜100万円/月
アルバイト・パート2〜40万円/月

掲載課金型の最大のメリットは、採用人数にかかわらず費用が一定である点です。複数名を採用できれば、1人あたりのコストを大幅に抑えられます。掲載期間中は集客力の高い媒体に求人情報が露出し続けるため、認知を広げやすいという利点もあります。

一方で、掲載期間内に採用が決まらなかった場合も費用は発生します。先行投資型の料金形態であるため、採用ターゲットや原稿内容をしっかり準備してから掲載を開始することが重要です。期間終了後に応募が不足していた場合は追加費用がかかるケースもあるため、予算計画は余裕をもって組みましょう。

成果報酬型

成果報酬型は、採用活動において「応募」または「採用決定」という成果が発生した時点で費用が生じる料金形態です。一部の求人サイトで採用されており、「応募課金型」と「採用課金型」の2つに分かれます。

採用区分費用相場
新卒採用50〜100万円/採用1人
中途採用30〜120万円/採用1人
アルバイト・パート0.6〜5万円/応募、4〜20万円/採用

掲載料の先払いが不要なため、採用できなかった場合の費用リスクがない点が大きなメリットです。初期費用ゼロで始められるサービスも多く、採用活動の試験的な導入にも向いています。

ただし、大量採用を目的とする場合は採用人数分だけコストがかさみます。また、掲載課金型と比べると、会員データベースへのアクセスや露出面で制約が生じるケースもあるため、母集団の規模が求められる場合は他の料金形態と組み合わせることも検討してください。

クリック課金型

クリック課金型は、求人情報がクリック(閲覧)されるたびに費用が発生する料金形態です。IndeedやスタンバイなどのWeb上の求人検索エンジンで広く使われています。費用の計算方法は「クリック単価×クリック数=発生する費用」です。クリック単価の相場は50〜700円/クリックで、キーワードや競合状況によって常に変動します。

最大のメリットは、予算を細かくコントロールできる点です。掲載自体は無料、もしくは低コストから始められるため、求人数が多い企業でもコストが膨らみにくい構造です。また、掲載期間の制限がないサービスが多く、募集を継続しやすいという利点もあります。

一方で、クリックが必ずしも応募や採用につながるわけではなく、費用対効果の管理には継続的な運用と分析が必要です。ノウハウがない状態で運用を始めると、クリック数は多くても応募につながらないケースも生じます。専門知識のある担当者や代理店のサポートを活用することも選択肢のひとつです。

完全無料型

完全無料型は、掲載・応募・採用のすべてのプロセスにおいて費用が一切かからない料金形態です。ハローワークや一部の求人検索エンジンの無料枠、地域密着型の掲示板サービスなどで利用できます。費用は0円で、初期費用も運用コストも発生しません。

予算に制約がある中小企業や新規事業の立ち上げ期には、費用ゼロで採用活動を開始できる点が強みです。ハローワークは国が運営するため、どの事業者でも利用でき、全国のハローワーク利用者に求人情報を届けられます。

ただし、無料媒体は掲載できる情報量や露出範囲が限られるケースが多く、単独での活用では応募数や応募者の質が安定しにくい面があります。無料媒体を起点にしながら、採用状況に応じて有料媒体を組み合わせていく運用が現実的です。効果測定の仕組みや運用サポートも最低限になるため、自社での管理体制を整える必要があります。

【中途採用向け】求人広告料金比較10選!

中途採用向けの求人広告は、職種・エリア・採用難易度によって最適なサービスが異なります。会員数が多い大手総合サイトから、特定職種や属性に絞った特化型サービスまで、選択肢は多岐にわたります。

この章では、中途採用向けの主要求人広告サービス10選について、料金と特徴を比較しています。

サービス名料金形態掲載料金目安特徴
リクナビNEXTクリック課金型3,000円〜幅広い年齢層・Indeed PLUS連携
マイナビ転職掲載課金型20万円〜/4週間会員数927万人・若手層に強い
エン転職掲載課金型30〜120万円/4週間会員1,200万人・定着率重視
女の転職type掲載課金型25〜90万円/4週間女性採用に特化・2原稿掲載可
バイトルNEXT掲載課金型6万円〜/1ヶ月若手・非正規から正規転換層
日経転職版掲載課金型30万円〜/4週間即戦力・管理職・専門職層
Re就活非公開要問合せ20代第二新卒層に特化
READY TO FASHION掲載課金型/成果報酬型21万円〜/6ヶ月ファッション業界特化
GREEN掲載課金型+成果報酬型初期費用60〜120万円+成果報酬IT・Web職種に強い
ジョブメドレー成果報酬型7.2万円〜/採用1人医療・介護・保育職種特化

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、リクルートが運営する中途採用向けの総合求人サイトです。Indeed PLUSに連携しており、クリック課金型で求人を出稿できます。

有料広告は3,000円から利用でき、予算上限を設定しながら運用できる点が特徴です。若手から中堅層まで幅広い年齢層にアプローチでき、特定の職種に偏らない会員構成のため、急な欠員補充から増員計画まで柔軟に対応できます。

スカウト機能も利用可能で、プロフィールを公開している転職潜在層へのアプローチもできます。予算管理がしやすいクリック課金型のため、初めて求人広告を試す企業にとっても取り組みやすい媒体です。

マイナビ転職

マイナビ転職は会員数927万人を誇る、国内最大級の中途採用向け転職サイトです。若手から中堅層まで幅広く登録しており、特に35歳以下の若年層からの支持が高い点が強みです。

掲載料金は20万円〜/4週間で、プランに応じて露出度や原稿量が異なります。全国38拠点に営業網を持ち、首都圏だけでなく地方採用にも強みがあります。

マイナビ転職フェア(合同転職イベント)を定期開催しており、Web掲載だけでなく対面での採用活動も組み合わせられる点もメリットです。プランによってスカウト機能も利用でき、登録者への直接アプローチが可能です。

エン転職

エン転職はエン・ジャパンが運営する中途採用向けサービスで、会員数は1,200万人以上です。会員の約70%が35歳以下の若手層であり、若手採用に定評があります。

掲載料金は関東版で30〜120万円/4週間。どのプランでも原稿量は一律のため、全プランで求人情報を詳細に伝えられる点が特徴です。

「正直な情報開示(オネストリクルーティング)」を重視しており、企業の強みだけでなく仕事の厳しさや向かない人物像も明示する仕組みが整っています。入社前後のギャップを抑えやすく、入社後の定着を重視する企業に適しています。プロによる求人原稿作成サポートも利用可能です。

女の転職type

女の転職typeは、正社員として長く働きたい女性層に特化した転職サイトです。会員数は230万人で、応募者の約99%が女性という属性の濃さが最大の強みです。

掲載料金は25〜120万円/4週間(2原稿)で、1プランで2職種の掲載が可能です。育児との両立や残業が少ない職場を希望する女性特有のこだわり条件で検索されやすい仕組みが整っており、事務・販売・営業など幅広い職種での女性採用に適しています。

スカウト機能やオフラインの転職フェア(女の転職typeフェア)との連携も可能で、複数の接点から採用活動を展開できます。

バイトルNEXT

バイトルNEXTは、日本最大級のアルバイト求人サイト「バイトル」と連動した中途採用向けサービスです。主に20代〜30代の非正規から正規雇用を目指す若手層の採用に強みがあります。

掲載料金は2.3〜40万円/4週間で、バイトルへの無料連携掲載によって求人情報の露出が高まります。動画や写真を活用した職場紹介ができるため、入社後のミスマッチを軽減しやすい点も特徴です。

フード・飲食・一般事務・販売・介護などの職種で若手からの応募が多く、育成前提の採用を検討している企業にとって選択肢になります。

日経転職版

日経転職版は、日本経済新聞グループが運営する転職サイトです。日経電子版の読者層を中心に、管理職・専門職・経営層など即戦力となるビジネスパーソンの登録が多い点が特徴です。

掲載料金は30万円〜/4週間(3原稿同時掲載)で、1プランで複数の職種を同時に掲載できます。20代から40代が全体の65.9%を占め、中堅・ベテラン層の採用に強みがあります。

他媒体には登録していない潜在的な転職希望者へのアプローチが可能な点も差別化ポイントのひとつです。専門職・管理職・経営幹部候補を採用したい企業に向いている媒体です。

Re就活

Re就活は、20代の若手採用に特化した国内最大級の転職サイトです。会員の9割以上が20代であり、第二新卒・既卒層へのピンポイントなアプローチが可能です。

「未経験歓迎」求人が多く掲載されており、ポテンシャル重視の採用に向いています。掲載料金はプランに応じて異なります(要問合せ)。スカウト機能も備えており、求職者側からのエントリーを待つだけでなく、積極的なアプローチも可能です。

仕事への意欲が高く、将来の成長を期待できる若手人材を確保したい企業にとって検討の価値がある媒体です。

READY TO FASHION

READY TO FASHIONはファッション業界に特化した求人プラットフォームです。販売員・デザイナー・パタンナー・MD・EC担当など、ファッション領域の各職種に対応しており、業界志向の高い20代ユーザーが多数登録しています。

掲載課金型(21万円〜/6ヶ月)と成果報酬型の2つのプランから選択可能で、採用コストをコントロールしやすい点が特徴です。SNSのような感覚で企業の魅力を発信できる仕組みがあり、ブランドの世界観を共有できる人材との出会いを期待できます。

中途採用のほか、新卒・インターン・アルバイト・パートの募集にも対応しており、複数の雇用形態を同時に展開したいファッション企業に適しています。

GREEN

GREENはIT・Web業界の経験者採用に特化したサービスです。会員数は130万人で、エンジニア・デザイナーなどのIT人材が会員全体の約60%を占めることが最大の特徴です。

料金形態は掲載課金型+成果報酬型の組み合わせで、初期費用(60〜120万円)に加えて採用決定時に1人あたり30〜120万円の成果報酬が発生します。ただし、掲載期間・掲載件数ともに制限がないため、複数職種・複数拠点での同時募集がしやすい点がメリットです。

営業職や事務職など、IT以外の職種の採用にも対応しており、IT企業が複数ポジションをまとめて採用する場面でも活用されています。

ジョブメドレー

ジョブメドレーは医療・介護・保育業界の採用に特化した成果報酬型のサービスです。求人掲載自体には費用がかからず、採用決定時のみ7.2万円〜の費用が発生するため、採用に至らない場合のリスクがありません。

医師・看護師・介護職・保育士・受付など幅広い医療・福祉系の職種に対応しており、有資格者の登録が多い点も強みです。掲載料や更新料が不要なため、予算が限られた小規模事業所でも継続的な募集を維持しやすい構造になっています。

スカウト機能も備えており、積極的に候補者へアプローチすることも可能です。

【新卒採用向け】求人広告料金比較10選!

新卒採用は中途採用と異なり、求職者の社会人経験がない分、企業のビジョンや成長環境、社風への共感が応募の動機になりやすい点が特徴です。そのため、掲載料金と会員数だけで媒体を選ぶのではなく、「どんな学生層が登録しているか」「自社の魅力をどのように伝えられるか」という観点が媒体選定の軸になります。

この章では、新卒採用向けの主要サービス10選を料金・特徴の観点から比較しています。

サービス名料金形態掲載料金目安特徴
Wantedly掲載課金型5万円〜/月共感・カルチャー重視・成果報酬なし
マイナビ掲載課金型80万円〜/1シーズン登録学生約80万人・インターン対応
リクナビクリック課金型クリック数に応じて変動通年型・AIレコメンド機能
キャリタス就活掲載課金型80〜200万円/1シーズン大学連携システム・学生との双方向接触
OfferBox掲載課金型/成果報酬型非公開(要問合せ)国内最大級のオファー型・適性検査連携
キミスカ採用枠課金型75万円〜(3名枠)3段階スカウト・高開封率
ワンキャリア非公開40〜60万円/月(目安)上位校学生の利用率高・口コミ型
チアキャリア掲載課金型30〜128万円/年ベンチャー特化・高意欲学生
unistyle掲載課金型/成果報酬型50万円〜/月(掲載課金)GMARCH以上が約55%・DM配信機能
ジョブドラフト非公開88万円〜/年(目安)高校生採用に特化

Wantedly

Wantedlyは給与・待遇だけでなく、企業のビジョンや働く意義への「共感」でマッチングを図る採用プラットフォームです。月額5万円〜で掲載数無制限、成果報酬・初期費用ゼロという料金体系が特徴です。

新卒採用においては、大手企業の知名度に左右されず、自社の「らしさ」で学生を惹きつけられる点が強みです。インターンシップの募集にも対応しており、早期から学生との接点を持ちたい企業にも向いています。

登録者の7割以上が20〜30代で、エンジニア・デザイナーなどのIT人材が約半数を占めます。採用広報にも使えるブログ機能や、スカウト機能を同一プラットフォーム上で活用できるため、採用活動全体を統合して運営しやすいのもメリットです。

マイナビ

マイナビは登録学生約80万人を誇る新卒採用向けの大手就職情報サイトです。文系・理系のほか、保育・医療福祉・理系セグメントなど複数の特化サイトへの掲載が可能で、従業員数300名未満の中小企業の掲載割合が57%と、規模を問わず活用されています。

掲載料金は80万円〜/1シーズン。インターンシップ期間から採用後半期まで年間を通じて情報を掲載できるため、早期接触から本選考まで継続的な母集団形成に向いています。

学生利用率が高く、知名度・リーチ力ともに業界トップクラスの媒体です。合同説明会「マイナビ就職EXPO」との連携オプションを組み合わせることで、オンライン・オフライン双方から採用活動を展開できます。

リクナビ

リクナビは2027年卒向けよりクリック課金型に移行した新卒採用向けの大手就職情報サイトです。学生に閲覧された分だけ費用が発生するため、予算に応じた柔軟な運用が可能です。

全学年を対象とした通年掲載型のため、インターンシップ採用にも活用できます。AIによるレコメンド機能が搭載されており、自社に関心が高い学生への効率的なアプローチが可能な点も特徴のひとつです。

知名度に左右されず、自社の求人内容に親和性の高い学生と出会いやすい仕組みが整っています。

キャリタス就活

キャリタス就活はリサーチ会社を母体とするキャリタスが運営する就職情報サイトで、精緻な学生データに基づいた採用が得意な媒体です。掲載料金は80〜200万円/1シーズン。

全国の大学・専門学校の就職窓口と連携した「キャリタスUC」システムにより、特定大学への直接求人配信が可能です。学生と企業の双方が「気になる」を送り合える仕組みがあり、マッチング精度を高めやすい構造になっています。

スカウト機能やLINE連携など、学生との密なコミュニケーションを促す機能が充実しており、文系・理系の利用割合は7対3と幅広い層に対応しています。

OfferBox

OfferBoxは企業から学生へ直接オファーを送る逆求人型の新卒採用サービスで、国内最大級のオファー型プラットフォームです。幅広い学生層が登録しており、適性検査データを活用したターゲット絞り込みによる精度の高いスカウトが可能です。

掲載課金型と成果報酬型の2プランから選択でき、採用状況や予算に応じて柔軟に使い分けられます(料金は要問合せ)。

自社で活躍する社員に近い資質を持つ学生を事前に把握したうえでアプローチできる点が、他の媒体との差別化ポイントです。

キミスカ

キミスカは企業側から学生へ積極的にスカウトを送るダイレクトリクルーティング型のサービスです。料金体系は採用枠課金型で、採用3名枠が75万円〜、30名枠が750万円〜(採用枠を超えた場合は1名35万円)。

スカウトに「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」の3段階のランクが設けられており、特にゴールドスカウトは通数制限が厳しい分、開封率と返信率が高いとされています。企業の熱意次第で優秀層にアプローチできる点が強みです。

適性検査データに基づく検索機能も備えており、自社のカルチャーや価値観にフィットする学生を事前に絞り込めます。

ワンキャリア

ワンキャリアは学生の実際の選考体験談(口コミ)を集積した就活情報サービスです。企業が発信する情報だけでなく、先輩学生のリアルな声が多数掲載されており、東大・京大・早慶などの上位校学生からの利用率が非常に高い点が特徴です。

月間利用者数は150万人以上。掲載料金の目安は40〜60万円/月(非公開・要問合せ)。求人掲載やスカウト機能も利用でき、採用ブランディングと採用活動を一体的に展開できます。

選考の透明性や企業文化が伝わりやすい構造のため、競合が多い環境でも本質的な魅力で学生を惹きつけたい企業に向いています。

チアキャリア

チアキャリアはベンチャー・成長企業への就職を目指す学生に特化した就職情報サービスです。年間利用学生は約10万人で、若いうちから裁量を持って働きたい」という高意欲層が多く登録しています。

掲載料金は年額30〜128万円(掲載課金型)で、インターン・第二新卒の採用にも対応。最大20件の募集原稿を掲載できるプランもあり、複数職種を同時に展開したい場合にも活用できます。

掲載前の原稿サポートや掲載後の改善提案など、サポート体制が手厚い点も中小・ベンチャー企業にとってはメリットのひとつです。

unistyle

unistyleはエントリーシート・選考レポートなど高品質な就活コンテンツを武器に、高学歴層の学生を集める就活情報媒体です。登録学生の約55%がGMARCH・関関同立以上の学生で、大学・志望業界によるセグメント配信が可能なDM機能を備えています。

料金形態は掲載課金型(50万円〜/月)と成果報酬型(5,000円〜)の2つから選択可能で、採用コストをコントロールしやすい点が特徴です。

イベント・インターンシップ・本選考など複数ステップの情報掲載に対応しており、早期から計画的に学生との接点を持ちたい企業に向いています。

ジョブドラフト

ジョブドラフトは高校生の新卒採用に特化した国内最大級の求人プラットフォームです。掲載料金の目安は88万円〜/年(非公開・要問合せ)。写真・動画を活用した視覚的な求人訴求と、全国の高校との学校ネットワークが強みです。

合同企業説明会「ジョブドラフトFes」などのオフラインイベントも開催しており、Web・オフラインの両面からアプローチできます。学校訪問代行や求人原稿作成サービスなど多様なサポートプランが用意されており、採用リソースが限られる企業でも活用しやすい構造です。

中小企業やベンチャー企業志向の学生が多く登録しているため、大手企業よりも規模の小さい企業でも採用実績を積みやすい媒体です。

【アルバイト・パート採用】求人広告料金比較10選!

アルバイト・パートの採用は、中途・新卒と比べてコストが低く抑えやすい一方、採用したい層の属性(学生・主婦・シニアなど)や募集エリアによって、有効な媒体が大きく変わります。無料媒体から数十万円規模の有料媒体まで選択肢が広く、「何となく有名な媒体に出す」という選び方では費用の無駄が生じやすい領域でもあります。

この章では、アルバイト・パート採用向けの主要サービス10選を料金・特徴の観点から比較しています。

サービス名料金形態掲載料金目安特徴
ハローワーク完全無料0円国営・全雇用形態対応
Indeedクリック課金型無料〜(有料は15円〜/クリック)世界No.1求人検索エンジン
求人ボックスクリック課金型無料〜(25〜1,000円/クリック)国内最大級・月間1,000万人
タウンワーククリック課金型3,000円〜(Indeed PLUS連携)地域密着・全国対応
バイトル掲載課金型3〜24万円/2週間10〜20代中心・当日掲載可
マイナビバイト/LINEバイト掲載課金型/成果報酬型4〜28万円/2週間学生・フリーター7割・LINE連携
マッハバイト掲載課金型/成果報酬型1万円〜/応募(成果報酬)採用お祝い金制度あり
ジモティー無料〜有料オプション無料〜地域密着・掲示板型
しゅふJOB掲載課金型/成果報酬型2.1〜4.1万円/2週間主婦(夫)特化・女性90%
イーアイデム掲載課金型4.5〜37.5万円/2週間ミドルシニア・地域採用に強い

ハローワーク

ハローワークは国(厚生労働省)が運営する求人掲載サービスで、完全無料で求人広告を掲載できます。雇用保険・労働保険の適用事業所であれば誰でも利用可能で、初回のみ窓口での登録手続きが必要です。

アルバイト・パートに限らず、正社員・契約社員・派遣など全雇用形態に対応しています。初期費用・運用コストがゼロのため、予算に制約がある企業の出発点として活用しやすい媒体です。

ただし、掲載できる情報量に制限があり、求人票のフォーマットも決まっているため、自社の魅力を自由に訴求しにくい面があります。他の求人媒体と併用することで、応募数と応募者の質を補完するのが現実的な運用方法です。


Indeed

Indeedは世界No.1の求人検索エンジンです。求人掲載自体は無料で、有料のスポンサー求人広告を設定することで上位に表示され、閲覧数を高めることができます。費用はクリックが発生した時のみ課金される仕組みです。

全雇用形態・全職種・全エリアに対応しており、中途採用からアルバイト採用まで幅広く活用されています。GoogleやYahoo!などの検索エンジンとの連携もあり、求職者のリーチ力は国内最大級です。

無料掲載から始められるため、費用をかけずにまず試してみたい企業の入口としても活用されています。有料運用では予算上限を細かく設定でき、費用管理がしやすいのも特徴のひとつです。

求人ボックス

求人ボックスはカカクコムが運営する国内発の求人検索エンジンで、月間利用者数は約1,000万人です。無料掲載から始められ、有料掲載ではクリック単価25〜1,000円で設定できます。

Indeedと比べて競合が少ないため、クリック単価を抑えられるケースが多い点がメリットです。正社員・アルバイト・派遣・業務委託など全雇用形態に対応しており、スカウト機能も利用できます。

クリック課金型のため、掲載自体は無料、求人数に制限もありません。募集職種やエリアが多い企業でも、コストを抑えながら複数の求人を同時に展開できます。

タウンワーク

タウンワークはリクルートが運営するアルバイト・パート採用に特化した求人サイトです。Indeed PLUSの連携媒体のひとつで、クリック課金型による運用が可能です。

有料広告は3,000円〜と少額から始められるため、初めてWeb媒体を活用する企業や、予算を抑えつつ地域に絞った採用を行いたい店舗にとって取り組みやすい媒体です。

特定エリアに絞ったターゲティングが得意で、近隣の主婦・学生・フリーター層への訴求に向いています。全国にネットワークを持つ大手媒体でありながら、地域密着の採用にも対応できる点が強みです。

バイトル

バイトルはディップが運営する日本最大級のアルバイト求人サイトです。掲載料金は3〜24万円/2週間で、最短でお申込み当日から掲載が可能な点が特徴です。

10代〜20代を中心に幅広い世代にリーチでき、プランにかかわらず原稿量は一律のため、求人情報をしっかり伝えられます。原稿修正の回数制限がなく、掲載中でも随時内容を更新できる点も運用しやすい要素です。

バイトルNEXTとの連携により、非正規から正規雇用を目指す若手層への訴求も可能で、採用ターゲットの幅が広い媒体です。

マイナビバイト/LINEバイト

マイナビバイトはマイナビが運営するアルバイト求人サイトで、LINEバイトとの連携により掲載求人がLINEバイト上にも自動転載されます。掲載課金型(4〜28万円/2週間)と成果報酬型(8,000〜15,000円/応募)の2形態に対応しています。

登録ユーザーの約7割が学生・フリーター層で、特に若年層へのリーチ力が高い媒体です。求人原稿チェック体制が整っており、掲載内容の品質を維持しやすい点も特徴のひとつです。

採用ターゲットとのマッチング精度が高く、急なシフト補充や短期採用にも対応できます。


マッハバイト

マッハバイトは会員数300万人のアルバイト求人サイトで、10〜20代の若年層ユーザーが多い媒体です。採用決定後に求職者へ「採用お祝い金」が付与される独自の制度が、応募者の意欲向上につながっています。

掲載課金型と成果報酬型(1万円〜/応募)から選択でき、状況に合わせた料金形態を選べます。2019年にはオリコン顧客満足度ランキング1位を獲得した実績もあります。

男女比は男性約40%・女性約60%で、飲食・販売・軽作業など幅広い業種での採用に活用されています。

ジモティー

ジモティーは地域密着型の無料掲示板サービスで、求人掲載にも対応しています。基本的に無料で掲載でき、有料オプションを利用することで上位表示や視認性の向上が可能です。

都道府県別に求人情報が表示されるため、エリアを絞った採用に向いています。追加費用なしで掲載を始められる点は魅力ですが、他の採用媒体と比べると応募者の本気度にばらつきが出やすい点には注意が必要です。

低コストで採用活動の幅を広げる補助的な媒体として位置づけ、主要媒体との併用で活用するのが現実的な使い方です。

しゅふJOB

しゅふJOBは主婦(夫)の採用に特化したアルバイト・パート向けの求人サービスです。応募者の約90%が女性で、正社員経験のあるユーザーが75%を占めており、働く意欲と実務経験を持つ30代以降の主婦(夫)層の採用に強みがあります。

掲載課金型(2.1〜4.1万円/2週間)と成果報酬型(6,500円〜)から選択でき、成果報酬型は応募課金と採用課金を選べます。管理サイトから即日掲載が可能で、急な募集にも対応できます。

扶養内勤務・短時間勤務・週3〜4日勤務を希望する層へのアプローチに向いており、生活と仕事を両立したい人材を採用したい企業に適しています。

イーアイデム

イーアイデムは求人誌「Jobアイデム」を起源とするアルバイト求人サービスです。掲載料金は4.5〜37.5万円/2週間で、ミドルシニア層や地域を限定した採用に強みがあります。

無料求人誌とWebのセット掲載も可能で、スマートフォン非利用層へのリーチも補完できます。アルバイト・パート・正社員・契約社員・派遣など全雇用形態に対応しており、多様な募集形態を一括管理できます。

求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンへの自動連携にも対応しており、掲載した求人情報の露出を広げやすい点もメリットのひとつです。

求人広告の費用対効果を高めるためのポイントとは?

求人広告に予算をかけても、応募が来なかった、あるいは応募は来たが採用に至らなかった、という経験を持つ採用担当者は少なくありません。こうした結果は、媒体の質の問題ではなく、採用活動の設計段階における抜け漏れが原因であることがほとんどです。

この章では、求人広告の費用対効果を最大化するために採用担当者が実践すべき4つのポイントを整理しています。

採用したい人材像を明確にする

求人広告の費用対効果を高めるうえで、最初に取り組むべきはターゲットの明確化です。応募数を増やすことよりも、自社にマッチする人材に届けることを優先することが、採用単価の最適化につながります。

採用したい人材像(ペルソナ)を設計するには、単に「コミュニケーション能力が高い人」といった抽象的な設定では不十分です。具体的な担当業務から必要なスキルや経験を逆算し、職種・年代・価値観まで落とし込むことが重要です。

ペルソナが明確になると、アプローチすべき媒体も自然と絞られます。現役社員へのインタビューを活用して「どのような価値観でこの会社を選んだか」を深掘りすることで、求職者の視点に立ったターゲット像を描けます。ターゲット設定の精度が上がるほど、広告の費用対効果は高まります。

確かな情報をもとに媒体を選択する

媒体を選ぶ際に、感覚や知名度だけで判断してしまうと、採用ターゲット層と会員属性のずれが生じます。掲載料金・会員数・年齢層・職種別の登録割合など、定量的なデータをもとに比較検討することが重要です。

各媒体の公式情報や第三者調査データを参照し、「自社のターゲット層が多く登録しているか」「競合が多くて埋もれやすくないか」「料金形態が自社の採用スタイルに合っているか」といった観点から絞り込みます。

求人広告代理店を活用することで、最新の媒体動向や効果実績データを参照しながら選定することも有効な手段です。媒体選定の判断材料を増やすことが、出稿後の費用対効果に直結します。

効果の分析と運用改善を繰り返す

掲載を開始したら終わりではなく、その後の数値を継続的に分析し、改善を重ねていくことが費用対効果向上のカギです。応募数・面接設定率・内定承諾率などのKPIを設定し、PDCAサイクルを回し続けることが求められます。

たとえば、応募数は多くても面接設定率が低い場合は、求人原稿の内容や採用ターゲットとのミスマッチが考えられます。クリック数は多いが応募につながらない場合は、求人ページの訴求力や応募フローに課題がある可能性があります。

データをもとにした改善は、次の採用サイクルでのコスト削減にもつながります。「一度掲載したら様子を見る」という受け身の運用ではなく、定期的な見直しと修正を前提とした能動的な運用体制を整えることが重要です。

競合他社の採用条件を調査する

採用活動においては、ライバルとなる企業の採用条件を把握することも費用対効果の向上に直結します。求職者は複数の企業を比較しながら応募先を選ぶため、競合他社の給与・待遇・求人の訴求ポイントを把握したうえで自社の差別化を図ることが必要です。

採用競合は必ずしも事業上の競合と一致しません。求職者が重視する条件(業種・エリア・職種・雇用形態など)が近い企業が採用競合になります。自社のペルソナが転職時に検討する他の企業を複数ピックアップし、求人内容を比較することで、自社にしか打ち出せない訴求ポイントが見えてきます。

給与や福利厚生といった条件面の差別化が難しい場合でも、社風・成長機会・仕事のやりがいを具体的に言語化することで、競合との差を生み出せます。

求人広告の成功例!

費用対効果を高めるポイントは理解できても、「実際にどう動かせばいいか」というイメージが掴みにくいケースは多いです。採用活動の改善は抽象的な話になりがちなため、具体的な企業の取り組みを参照することが、自社への応用の近道になります。

この章では、採用活動に課題を抱えながら、工夫によって成果を出した企業の実例を3社取り上げて紹介します。

株式会社ONE

株式会社ONEは求人広告代理店として採用サイト制作や人事管理システムの販売も手掛ける企業で、自社のマーケター採用に採用マーケティングの手法を取り入れました。

取り組みとして、現役社員の転職活動を徹底的にヒアリングし、マーケター志望の求職者が転職時に重視するポイントや情報収集の経路を洗い出しました。また、採用競合となる企業との比較分析を通じて、自社にしか打ち出せない訴求ポイントを明確化した点が成功の要因です。

求職者のニーズと自社独自の訴求を掛け合わせ、求人広告・採用サイト・SNSなど複数チャネルで一貫した情報発信を展開した結果、採用単価を以前の約4分の1まで抑えることに成功しました。

出典:株式会社ONE

株式会社ケイシイシイ

株式会社ケイシイシイはチョコレートの製造業から始まり、現在は自社ブランドによる空港・催事販売に力を入れている企業です。採用マーケティングを導入する以前は、エントリー数の少なさや採用に要するコスト・工数の多さが課題でした。

採用マーケティングの導入によって求める人物像が具体化され、求職者ニーズに沿った情報発信が可能になりました。その結果、エントリー数の増加と採用工数の削減を同時に実現しています。

特筆すべきは、求人広告掲載・イベント出展・パンフレット作成にかけていた費用をデジタルマーケティング予算に転換したことで、採用コストを約90%カットしたという実績です。

出典:株式会社ONE

日本精工株式会社

日本精工株式会社は自動車関連製品や精機製品を製造・販売する企業で、価値観の多様化が進む中で企業ビジョンや企業カラーを求職者に正確に伝える方法が課題でした。

対策として、事業内容の詳細な説明コンテンツの整備と、社員や顧客の声をもとにした企業ビジョンの策定という採用ブランディングに注力しました。求職者のニーズに合わせた情報発信を継続的に行った結果、応募者数の増加につながっています。

同社の事例は、製品知名度があっても採用においては改めて自社の魅力を言語化・発信する必要があることを示しています。企業理念や働く意義を具体的に伝えることが、求職者の共感と応募意欲に直結することがわかる事例です。

出典:株式会社ONE

求人広告の費用に関するFAQ

求人広告を出稿する際、料金表には明示されていない費用の疑問が出てくることは少なくありません。「採用できなかった場合はどうなるのか」「初期費用は別途かかるのか」など、実際に出稿を検討している段階で気になる点をあらかじめ把握しておくことで、想定外のコストや運用上のトラブルを防げます。

この章では、求人広告の費用に関してよく寄せられる質問をまとめました。媒体の選定や予算計画の最終確認として活用してください。

Q:採用できなかった場合にも費用はかかりますか?

料金形態によって異なります

掲載課金型の場合は掲載期間中に採用できなくても費用が発生します。一方、成果報酬型(採用課金)の場合は採用が決まらない限り費用は発生しません。予算の使い方に不安がある場合は、成果報酬型または掲載課金型と成果報酬型を組み合わせたサービスを検討するとよいでしょう。

Q:初期費用はどのくらいかかりますか?

サービスによって異なります

掲載課金型の多くは掲載料のみで初期費用がかかりません。ただし、GREENのように初期費用(60〜120万円)に加えて成果報酬が発生するサービスもあります。掲載前に初期費用の有無を必ず確認し、総コストで比較するようにしましょう。

Q:追加料金はかかりますか?

プランや使い方によっては、追加料金が発生する場合があります。

たとえば、原稿修正のたびに費用がかかるサービスや、スカウト機能・上位表示・メールマガジン掲載などのオプションが別途有料となるケースがあります。掲載前にオプション料金の内訳を確認し、想定外の出費を防ぐことが重要です。

Q:応募数によって料金は変わりますか?

料金形態によって異なります

掲載課金型・クリック課金型は応募数に関係なく費用が決まります。成果報酬型(応募課金)は応募1件ごとに費用が発生するため、応募が増えるほどコストも増加します。大量応募が見込まれる場合は掲載課金型、応募数が読みにくい場合は成果報酬型が費用管理しやすい傾向です。

Q:求人広告以外に発生する採用コストはありますか?

はい、発生します

主な例として、採用担当者の人件費・工数コスト、面接会場の手配費用、求人原稿の制作費、適性検査の導入費用などが挙げられます。また、入社後のオンボーディング費用や早期退職が生じた場合の再採用コストも間接的なコストに含まれます。求人広告費だけで採用コストを評価せず、採用単価(総採用費用÷採用人数)で総合的に判断することが重要です。

求人相談はRecUpまで!

求人広告の費用は採用区分・媒体・料金形態によって大きく異なります。中途採用では月額20〜100万円、新卒採用では1シーズン80〜300万円、アルバイト採用では月額2〜40万円が目安で、年々上昇傾向にあります。

費用対効果を高めるためには、採用ターゲットの明確化・データに基づく媒体選定・掲載後の運用改善・競合他社の状況把握という4つのポイントを継続的に実践することが重要です。また、掲載課金型・成果報酬型・クリック課金型それぞれの仕組みを理解し、自社の採用規模や予算に合った料金形態を選ぶことも欠かせません。

求人広告の選び方や費用感について疑問がある方は、ぜひRecUpにご相談ください。採用区分・職種・エリアに応じた最適な媒体の選定から、出稿後の運用改善まで一括してサポートいたします。

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採用担当者は「戦略」に専念できます。

参考出典

みんなの採用部(株式会社ネオキャリア)
https://www.neo-career.co.jp/humanresource/knowhow/a-contents-middlecareer-kyuzinkokokuhiyo-230915/

Wantedly HirinGeek
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/advertising_cost/

株式会社ONE 採用ノウハウ
https://one-group.jp/humanresource/use/recruitment_marketing_successstory.html

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