【採用担当者向け】LabBaseの評判は?口コミや理系採用に強いのかを徹底解説!

理系学生の採用は、年々競争が激化していますが、そんな中で注目を集めているのが「LabBase(ラボベース)」です。理系新卒学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、多くの企業が研究開発職やエンジニア職の採用活動に活用しています。

本記事では、LabBaseの特徴や機能、料金体系、実際の口コミ、さらに利用するメリット・デメリットを徹底的に解説し、どのような企業に向いているのかを整理しました。理系学生の採用に課題を感じている採用担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

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LabBaseとは?サービスの特徴を紹介!

理系人材の採用は年々難易度が高まり、従来の合同説明会や求人サイトだけでは十分な母集団を形成しにくい状況になっています。そんな中で注目されているのが「LabBase(ラボベース)」です。

ここではまず、LabBaseがどのような仕組みのサービスで、採用活動にどう役立つのかについてご紹介します。

理系新卒学生特化のダイレクトリクルーティングサービス

LabBaseの最大の特徴は、理系新卒学生に特化している点です。研究職や開発職を希望する学生は、自身の研究テーマやスキルを重視してくれる企業を求めています。しかし一般的な就活サイトでは、理系学生の情報が浅く、研究内容が十分に伝わらないことが多いです。

その点、研究分野や所属研究室、学会発表の実績などまで入力できるプロフィール設計をしているため、企業は「研究に真剣に取り組んできた人材」と出会いやすい仕組みになっています。

さらに、企業はただ待つだけでなく、条件に合った学生へ直接スカウトを送れるため、優秀な人材に先手を打ってアプローチが可能です。特に採用競争が激しいAI、バイオ、機械工学などの分野では、LabBaseのように専門学生へ直接アプローチできるサービスは大きな強みとなります。

従来の母集団形成の限界を補い、理系採用の効率化を実現するツールとして、多くの企業に活用されているのです。

他の媒体よりもスカウト返信率が高い

LabBaseは、他のダイレクトリクルーティングサービスに比べてスカウトの返信率が高いといわれています。その理由の一つは、利用している学生層の特性です。

LabBaseを使う学生は、自分の研究やスキルを評価してもらいたいという意識が強く、企業からのスカウトに対して前向きに反応する傾向があります。結果的に「送っても返事が来ない」という採用担当者の不満が軽減され、効率的なアプローチが可能になります。

プラットフォーム自体も返信率を高める工夫がされていて、スカウトメールは単なるテンプレートではなく、学生一人ひとりのプロフィールを踏まえたパーソナライズ型の送信が基本であるため、学生にとって「自分に向けられた特別なメッセージ」として受け取られやすいのです。

これらに加えて、学生がスカウトに応じやすいタイミングを見極める機能も備えており、他サービスと比較しても高い成果を挙げています。採用担当者にとっては、無駄打ちの少ない効率的な採用活動が実現できる点で大きな魅力となっているのです。

学生プロフィールが充実している

LabBaseに登録している学生のプロフィールは、他の媒体に比べて非常に情報量が豊富です。基本的な学歴や専攻だけでなく、研究テーマ、使用している実験手法、論文や学会発表の有無、取得済み資格など、理系採用に不可欠な情報が揃っています。

企業側からすると「どのような分野で強みを発揮している学生か」を具体的に把握したうえでスカウトを送ることができるのです。

一般的な就活サイトでは、理系学生の情報が浅く「理系枠」として一括りにされがちですが、LabBaseではより個別性が高いマッチングが可能です。こうした仕組みのため、採用後のミスマッチを防ぎ、企業と学生双方にとって納得感のある出会いを実現できるのです。

特に研究開発職や高度な技術職を求める企業にとっては、プロフィールの充実度が高いことは非常に大きなメリットです。結果として、企業は効率的に採用活動を進められ、学生は自分の能力を正当に評価してくれる企業とつながることができるというわけです。

LabBaseの機能を解説!

LabBaseは単なる学生データベースではなく、企業の採用活動をぐっと効率化するさまざまな機能を備えています。理系学生に特化した検索機能やスカウト配信はもちろん、企業ページを活用して自社の魅力をアピールできたり、データに基づいた運用改善も可能です。

ただ学生を探すだけでなく、戦略的に採用活動を進められる便利なツールとして活用できるのが大きな魅力です。ここではLabBaseが提供する主な機能をわかりやすく整理して紹介します。

理系学生に特化したデータベースを使える

LabBaseの最大の強みは、理系学生に特化したデータベースを自由に活用できる点です。一般的な就職サイトでは、学部や学科といった基本情報しか取得できず、学生の研究内容や専門性まで深く理解することは難しい場合が多くあります。

そこでLabBaseでは、学生が所属する研究室や研究テーマ、使用している技術や手法、論文や学会発表の有無など、理系採用に必要な詳細情報まで閲覧可能になっています。企業は単に「理系学生」というくくりではなく、自社の技術領域や求めるスキルセットにマッチした人材をピンポイントで探すことができるのです。

検索機能やフィルターも充実しており、専門分野やスキル、研究の深さ、興味領域などで候補者を絞り込むことが可能で、効率的に採用ターゲットを見つけられるだけでなく、スカウトの精度も高まります。

特に研究開発職や技術職の採用では、学生の研究内容と企業の事業領域がマッチしていることが重要ですが、LabBaseならその精度を格段に上げることができるというわけです。

企業ページの活用がで知名度が上がる

LabBaseでは、ただ学生にスカウトを送るだけでなく、企業自身の情報を魅力的に発信できる「企業ページ」を設けることができます。これは採用活動において非常に重要な役割を果たします。というのも、学生はスカウトを受け取った際、その企業に関心を持った場合にまず企業ページを確認するからです。

企業ページには、事業内容やビジョン、技術領域、研究開発への取り組み、社員のインタビューなどを自由に掲載できます。特に理系学生は、自身の研究やスキルがどのように活かせるのかを重視するため、そうした学生のニーズに合った情報を掲載することで、自然に企業の魅力を伝えられる仕組みが整っているのです。

この企業ページは、単にスカウトを受け取った学生だけでなく、検索経由でLabBaseを利用している他の学生にも見られるため、認知度の向上にもつながります。知名度が高い企業だけでなく、これまであまり学生に知られていなかった中堅・ベンチャー企業にとっても、自社を効果的にアピールする場となり得ます。

結果的に、企業ページを活用することで「スカウトの返信率を上げる」「学生の志望度を高める」「自社の知名度を広げる」という三つの効果を同時に得ることができるというわけです。

データドリブンな運用が行える

LabBaseの特徴のひとつに「データドリブンな採用活動が可能になる」という点があります。

従来の採用活動では、感覚や経験に基づいて学生へアプローチを行うケースも多く、結果として効率が悪くなったり、採用担当者ごとのやり方にバラつきが出てしまう課題がありましたが、LabBaseでは、学生の反応率やスカウト開封率、面談設定数などのデータを可視化できるため、数値に基づいた改善を行うことができます

例えば、あるスカウト文面の返信率が低い場合、そのデータを分析することで「学生に刺さる表現に変える」「送信する対象を絞り込む」といった改善策を立てることが可能です。また、送信するタイミングや対象学生の属性ごとの傾向も把握できるため、どのアプローチが効果的かを検証しながら運用できます。

蓄積されたデータは中長期的な採用戦略にも役立てられ、どの分野の学生が多いのか、どの大学や研究室からの反応が良いのかといった情報を基に、次年度以降の採用計画を精度高く立てられるようになります。

LabBaseは、単なる「出会いの場」を提供するだけでなく、採用活動をデータで最適化できる点が大きな強みです。データドリブンな運用を行うことで、企業は採用活動を改善し続け、より高い成果を出すことができるのです。

LabBaseの料金体系は?

LabBaseの料金体系は、基本的に「月額でのデータベース利用料金」のみとなっており、学生がLabBase経由で内定を承諾した場合にも成果報酬は発生しません。成果報酬型のサービスと異なり、採用が成立するごとに追加コストがかからないため、計画的に採用を進めたい企業にとって費用面での見通しが立てやすい点が大きな特徴です。

料金プランは一律ではなく、企業の採用計画や抱えている課題に応じて、最適な形を提案する仕組みが取られています。導入前にヒアリングを行い、自社の採用人数やスカウト通数、必要とするサポート体制に合わせて見積もりが提示されるため、目的に合った柔軟な利用が可能です。

提供されているプランは、スタンダードプラン、自社完結プラン、少人数採用を支援するプラン、大量採用に対応するプラン、さらに理系採用を全面的に任せられるプランといった複数の選択肢が用意されています。

料金の具体的な金額は公式には公開されていませんが、成果報酬なしの定額制という仕組みを採用しているため、年間を通じて安定的に利用したい企業にとってコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

0LabBaseの評判は実際どう?口コミを紹介0

LabBaseは理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスとして注目を集めていますが、実際に利用した企業の声を知ることは導入を検討する上で重要です。「効率的に学生とマッチングできた」「研究内容やスキルを確認しやすい」といった好意的な意見がある一方で、「費用対効果に課題を感じた」「母集団の規模が限られている」といった懸念の声も見られます。

ここでは、企業がどのようにLabBaseを評価しているのか、良い評判と悪い評判をそれぞれ整理してご紹介しましょう。

企業側の良い評判:効率的なマッチング

LabBaseを利用した企業からは「効率的に採用活動を進められる」という評価が多く寄せられています。特にスカウトメールの返信率が高い点は大きなメリットで、公式データによるとおよそ40%の返信率を誇っており、一般的な新卒採用媒体のスカウト返信率は一桁台に留まるケースも多いため、この数値はかなり高い水準といえます。

学生プロフィールの情報が充実している点も企業から高く評価されています。単に学歴やスキルだけでなく、研究テーマの背景や取り組む理由といった、学生の思考や姿勢が伝わる内容が詳細に入力されているため、表面的な条件ではなく相性や将来性を考慮したマッチングが可能になっているのです。

理系学生のリアルな声やデータをもとにしたコンテンツも提供されており、理系採用に関する理解を深めながらアプローチできる点も好評です。単なるスカウトツールとしてではなく、理系採用に強い戦略的なサービスとして活用できるのも魅力です。

企業側の悪い評判:費用や母集団の課題

LabBaseを利用している企業の中にも、「メリットは感じるが、思ったより工数がかかる」「母集団の規模や量で苦戦する場面がある」といったネガティブな意見が一定数あります。特に、スカウトを送るだけではなく、学生とのやりとりをパーソナルに行う必要があるため、最初の導入・運用立ち上げ時には作業量が予想以上に大きくなるという声が多いです。

母集団(スカウト対象となる学生の人数)を確保する点での課題を挙げる企業もありました。理系学生特化で質の高い登録者が多い反面、特定の分野や専門性が非常に高い研究をやっている学生を対象にすると、「該当する学生がそもそも少ない」という状況が起きやすいという意見です。

コストについて「費用対効果」が十分とは感じられないという懸念も一部にあります。成果報酬ではなく月額料金+プランによる利用料金制なので、利用期間やスカウト通数、手間をかけた運用を前提とすると、初期投入コストや人的コストも加わるため、少ない予算でスピーディな採用をしたい企業には負担に思われることがあります。

「LabBaseは質の高いマッチングが可能だが、その分手間と時間がかかる」「母集団の量を求める大規模採用には限界がある」「コスト対効果を最大化するには運用力が求められる」といった評判が多いというまとめ方ができるでしょう。

LabBaseのメリット・デメリットを解説!

LabBaseは理系学生の採用に強みを持つダイレクトリクルーティングサービスとして注目されていますが、導入にあたっては良い面と注意すべき点を正しく理解しておくことが大切です。

ここでは、実際の企業からの口コミや利用実績をもとに、LabBaseを活用する上でのメリットとデメリットをそれぞれ整理してご紹介します。

メリット

LabBaseの最大のメリットは、理系学生に特化した優秀な人材データベースを活用できる点です。研究内容やスキル、研究に取り組む理由まで詳細に記載されたプロフィールが充実しており、表面的な学歴や専攻だけでなく「研究への姿勢」や「将来像」まで把握できます。

スカウト返信率が高いことも強みです。公式データでは平均40%前後とされており、一般的な新卒採用媒体の一桁台と比較すると大幅に高い数値を示しており、効率的な採用活動につなげられ有望な候補者と接点を持ちやすくなるでしょう。

単なるスカウトツールではなく、理系採用に役立つコンテンツやデータ分析機能も提供しているため、学生への理解を深めながら戦略的に採用を進められるのも特徴です。企業ページを活用すれば学生に自社を認知してもらいやすく、ブランド訴求の場としても有効です。

デメリット

一方で、LabBaseには注意すべきデメリットも存在します。まず挙げられるのは「工数の多さ」です。

スカウト文面の作成や対象学生の選定、やりとりの対応などを丁寧に行わなければ返信や応募につながりにくいため、思った以上に担当者の時間と労力がかかることがあります。運用リソースを十分に確保できない企業にとっては、負担となる場合もあるでしょう。

母集団の量に関する課題も指摘されています。LabBaseは質の高い学生が多い反面、特定分野や専門性に特化した人材を狙うと対象となる人数が限られてしまうため、大規模採用や幅広い母集団形成には不向きといえるでしょう。

コスト面でも懸念が見られていて、月額制で成果報酬が発生しない仕組みは長期的には安定していますが、初期費用や人的コストを含めると負担感があるという意見もあります。特に採用人数が少ない企業では「費用対効果が見合わない」と感じられるケースがあるのです。

LabBaseはどんな企業におすすめ?

LabBaseはすべての業種・企業に向いているわけではなく、理系学生に特化した特徴を持つサービスであるため、特に効果を発揮しやすい企業があります。導入を検討する際には「どんな採用ニーズに強いのか」を理解しておくことが大切です。

ここでは、LabBaseが向いている企業像についてご紹介します。

技術系・研究開発職の採用を強化したい企業

LabBaseが特におすすめできるのは、技術職や研究開発職といった理系人材の採用を重視している企業です。登録している学生の多くが理系の研究室に所属しており、工学系、情報系、化学系、さらにはバイオ系など幅広い分野の人材が集まっています。

学生のプロフィールには研究内容や研究テーマに取り組んだ理由まで詳細に記載されているため、単なるスキルチェックにとどまらず、課題解決への姿勢や探究心といった人物像を把握できる点が強みです。

特に、研究職やエンジニア職は従来の就活サイトでは十分にマッチングが進まないケースが多く、専攻や研究テーマを深く理解しないと採用に結びつけにくい領域です。その点、LabBaseではスカウト前から詳細な情報を得られるため、ミスマッチを減らして効率的に母集団形成を進められます。

自社の技術力や研究分野を強みにしている企業にとっても、LabBaseの企業ページを通じてその魅力を学生に訴求できるため、知名度が十分でない中小・ベンチャー企業でも優秀な理系学生との接点を作りやすくなります。競合との差別化を図りながら採用力を強化したい企業にとって、非常に有効な手段といえるでしょう。

AIスカウトなら「RecUp」

理系採用の競争が激化する中、AIを活用したスカウトサービスとして注目されているのが「RecUp」です。

RecUpは、学生のプロフィールや志向性をAIが分析し、企業に最適な候補者を自動でスカウト送信する仕組みを備えており、スカウトの効率を格段に向上させられ、採用担当者の工数を大幅に削減できます。

さらに、候補者の特性や志向に基づいた精度の高いマッチングが可能で、理系学生だけでなく幅広い職種の採用にも対応しています。初めてダイレクトリクルーティングを導入する企業にもおすすめのサービスです。詳細は公式ページをご覧ください。

>RecUp公式サイト

監修者プロフィール

福田 光樹
福田 光樹
株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。

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