ダイレクトリクルーティングの費用を10社徹底比較!料金相場や費用対効果を上げるコツ!

採用市場の競争が年々激しさを増すなか、企業が自ら候補者に直接アプローチするダイレクトリクルーティングへの注目が高まっています。しかし、実際に導入を検討する段階になると、「どのくらいの費用がかかるのか」「どのサービスを選べばよいのか」といった疑問が生じるのも事実です。

この記事では、ダイレクトリクルーティングの料金体系や費用相場を丁寧に解説したうえで、新卒・中途それぞれの主要サービス10社を費用面から比較します。

さらに、費用対効果を高めるための運用のコツや、導入前に整えておくべきポイントについても幅広くお伝えします。採用コストを正しく把握して自社に合った戦略を立てたい人事担当者・採用責任者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

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株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。

目次

新卒採用におけるダイレクトリクルーティングとは

ダイレクトリクルーティングとは、企業がスカウトサービスの学生データベースを活用し、自社に合った学生を検索して直接アプローチする採用手法です。従来の就職ナビサイトのように「掲載して応募を待つ」受け身の採用ではなく、企業が能動的に学生へアプローチを仕掛ける「攻めの採用」として注目を集めています。

採用手法費用形態費用目安(新卒)主な特徴
就職ナビ掲載掲載料(定額)50万〜300万円程度/年多くの学生に一度にリーチできる。競合も多く埋もれやすい
人材紹介成功報酬内定者年収の20〜35%1名当たりのコストが高い。エージェントが選考まで支援
合同説明会参加費(定額)5万〜30万円/回複数の学生と対面で接触できる。参加学生の温度感はまちまち
ダイレクトリクルーティング成功報酬型または定額型25万〜50万円/名(成功報酬)、60万〜250万円程度/年(定額)企業から能動的にアプローチ。自社ターゲットにピンポイントでリーチできる

新卒採用で活用される主な採用手法には、就職ナビ掲載・人材紹介・合同説明会・ダイレクトリクルーティングがあります。以下の表で費用形態と特徴を比較します。

ダイレクトリクルーティングは人材紹介と比べてコストを抑えやすく、ナビ掲載と比べてターゲットへのアプローチ精度が高いのが強みです。一方で、スカウト文面の作成や学生選定に工数がかかる点は事前に把握しておく必要があります。

マイナビが2024年に実施した企業調査(対象:25卒採用活動)では、逆求人型サービスを「すでに利用している」企業が15.5%に達し、さらに「今後取り組みたい」と答えた企業も5.7%存在するという結果が出ています。売り手市場が続く新卒採用市場において、ダイレクトリクルーティングは今もっとも注目されている採用チャネルのひとつといえるでしょう。

出典:マイナビキャリアリサーチLab「マイナビ2025年卒 企業新卒採用活動調査

新卒向けのダイレクトリクルーティングの費用・料金体系

ダイレクトリクルーティングの料金体系は、大きく「成功報酬型」と「定額型」の2種類に分けられます。自社の採用規模やスケジュールによって向き不向きが異なるため、それぞれの仕組みを正確に理解したうえでサービスを選ぶことが重要です。まずは両タイプの特徴を一覧で確認しましょう。

この章では、ダイレクトリクルーティングの主な料金体系と、それぞれの特徴について整理しています。

項目成功報酬型定額型
費用が発生するタイミング採用成功(内定承諾)時契約時(前払い)
初期費用原則なしあり(サービスによる)
採用できなかった場合費用ゼロ返金なし
複数名採用時のコスト人数に比例して増加採用単価を抑えやすい
向いている採用規模少数・単発採用複数名の計画的採用

成功報酬型

成功報酬型とは、採用が決定した場合のみ費用が発生する料金体系です。内定承諾が出るまで一切の費用がかからないため、初期投資を抑えてリスクを最小化したい企業に向いています。

新卒向けサービスでは、1名あたりおおむね30万〜50万円程度が相場となっています。OfferBoxの場合は1名につき45万円(27卒・28卒)、dodaキャンパスは35万円、キミスカも35万円と、サービスによって金額は異なります。

デメリットとしては、採用人数が増えるほどトータルコストが膨らむ点が挙げられます。3名以上の採用を予定しているケースでは、定額型プランと比較したうえで採用単価を試算してから選択することをおすすめします。

項目内容
メリット初期費用ゼロ、採用できなければ費用なし、リスクが低い
デメリット複数名採用時はトータルコストが高くなりやすい
向いている企業採用人数1〜2名、初導入でリスクを抑えたい企業

定額型

定額型とは、契約時点で一定の利用料を支払い、期間中スカウト送信などの機能を利用できる料金体系です。採用した人数に関わらず費用が一定であるため、複数名の採用を計画している企業ほど1名あたりのコストを抑えやすい特徴があります。

OfferBoxの早期定額型プランを例にとると、3名枠で75万円(1名あたり25万円)、5名枠で125万円、10名枠で250万円となっており、採用枠が大きいほど採用単価が下がる仕組みです。また定額型プランでは就活解禁前の大学3年次から早期にアプローチを開始できるケースが多く、優秀層との早期接点づくりにも適しています。

一方で、契約期間内に採用が決まらなかった場合も費用は返金されないため、サービス選定と運用設計を十分に練ったうえで導入する必要があります。

項目内容
メリット複数名採用時の1名あたり単価を抑えやすい、早期アプローチが可能
デメリット採用できなくても費用は戻らない、前払いが必要
向いている企業複数名の計画的採用を行いたい企業、早期接触を重視する企業

ダイレクトリクルーティングの費用相場一覧!

料金体系の違いを理解したところで、次に気になるのが具体的な金額感です。

成功報酬型・定額型それぞれに相場があり、新卒と中途でも水準が異なります。サービスを比較検討する際の目安として、費用感を押さえておきましょう。

成功報酬型

成功報酬型の費用相場は、新卒採用と中途採用で異なります。新卒採用の場合、採用1名あたり30万〜70万円程度が相場となっており、サービスや採用時期によって価格が変わります。

成功報酬型では内定承諾後に費用が発生するのが一般的ですが、内定辞退が起きた場合の返金対応はサービスごとに異なります。 返金規定があるサービスを選ぶことで、辞退リスクによる損失を軽減できます。なお、成功報酬型であってもシステム利用料やデータベースへのアクセス料が別途かかるサービスもあります。

サービス例料金体系成功報酬額
パターンA完全成功報酬30〜45万円/人
パターンB月額料金+成功報酬月額5万円+年収の20%
パターンC初期費用+成功報酬初期費用60〜120万円+60万円~/人

定額型

定額型の費用相場は、新卒採用で年間60万〜300万円程度が目安となっています。プランによって採用可能人数やスカウト送信数が異なるため、自社の採用計画に見合ったプランを選ぶことが重要です。

定額型ではデータベース利用料がプランに含まれているケースが多く、支払う金額が高いほどスカウト送信数や利用機能が増える仕組みになっています。 採用目標人数が明確に決まっている場合は、目標人数ごとにプランが設定されているサービスを選ぶと費用管理がしやすくなります。

プラン例料金採用上限人数スカウト通数
3名プラン60〜75万円3名200〜400通
5名プラン75〜125万円5名400〜600通
10名プラン180〜250万円10名1,000〜2,000通
無制限プラン90〜330万円無制限600〜2,000通

追加費用

ダイレクトリクルーティングでは、基本料金とは別に追加費用が発生するケースがあります。主に「データ使用料」と「スカウト代行費用」の2つが代表的です。

追加費用の種類内容費用の目安
①データ使用料データベースを利用してスカウトを送るためのシステム利用料。年間契約が多く、スカウト送信数や時期によって変動することもある月額10〜20万円程度
②スカウト代行費用候補者選定・スカウト送信・日程調整などの運用業務を外部に委託する際の費用。従量課金型(1通あたり・1エントリーあたり)と月額制のいずれかが多い従量課金:1通数千〜数万円、月額制:数万〜十数万円

出典:【費用比較】ダイレクトリクルーティング10社の料金形態・相場|Matcher Scout

【2026年最新】ダイレクトリクルーティングサービスのカオスマップと全体像

ダイレクトリクルーティング(企業から求職者へ直接アプローチする採用手法)は、新卒・中途を問わず、いまや主要な採用チャネルの一つとなっています。しかし、「サービスが多すぎて、自社に合うものがどれかわからない」と悩む採用担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、まずは市場の全体像を把握できるよう、「2026年版 ダイレクトリクルーティングサービス カオスマップ」を作成しました。まずは自社が狙いたいターゲット層(新卒・中途・ハイクラスなど)に、どのような選択肢があるのかを俯瞰してみましょう。

総合型で母集団形成に強いおすすめのダイレクトリクルーティングサービス5選

この章では、幅広い学生層を対象に母集団を形成したい企業向けの、総合型ダイレクトリクルーティングサービスを5つ紹介しています。

サービス名料金体系費用目安登録学生数特徴
OfferBox定額型・成功報酬型定額:3名枠75万円〜/成功報酬:45万円/名(27卒・28卒)約23万人以上(26卒、2025年10月時点)就活生の2人に1人が利用。オファー開封率72%、適性検査搭載
キミスカ定額型・成功報酬型定額:3名枠75万円〜/成功報酬:35万円/名累計83.4万人以上3段階スカウトで熱意を伝えられる。競合企業数が少なくアプローチしやすい
dodaキャンパス定額型・成功報酬型成功報酬:35万円/名/定額:要問い合わせ約104万人(26卒〜29卒)大学1〜2年の低学年にもアプローチ可能。通数制限なし
Re就活キャンパス定額型要問い合わせ60万人以上(25卒〜28卒)全学年対象の通年採用型。学生満足度3年連続No.1
Future Finder要問い合わせ要問い合わせ要確認価値観・行動特性ベースのマッチング。プロフィール最大6,000字

OfferBox

項目内容
料金体系成功報酬型・早期定額型
成功報酬38万円/人
早期定額3名プラン75万円(入社合意枠3名、早期オファー120枠)
早期定額5名プラン125万円(入社合意枠5名、早期オファー200枠)
早期定額10名プラン250万円(入社合意枠10名、早期オファー400枠)
入社合意枠超過時38万円/人(成功報酬)

OfferBox(オファーボックス)は、国内最大級のダイレクトリクルーティングサービスのひとつで、24.6万人を超える学生が登録しています。スカウトの開封率が82%と高水準を維持しており、企業規模や知名度に関係なく学生に認知してもらいやすい環境が整っています。

料金体系は「早期定額型」と「成功報酬型」の2つが用意されており、採用時期や目標人数に応じて選択が可能です。 早期定額型では大学3年次4月からスカウト送信ができるため、インターン募集など早い段階でのアプローチにも対応しています。プランごとに設定されている入社合意枠を超えた採用には成功報酬が発生する仕組みなので、採用目標人数に合わせたプラン選びが費用対効果を高めるうえで重要です。

スカウトの開封率・返信率ともに業界平均を大きく上回る実績を持ち、採用ブランドの向上にも貢献します。幅広い学生層にアプローチしたい企業に特に向いているサービスです。

関連記事:オファーボックス(OfferBox)の料金プラン比較!成功事例から学ぶコスパ最強運用術!

キミスカ

項目内容
料金体系初期投資型(採用上限人数制)
3名枠プラン75万円(1人あたり25万円)、超過時35万円/人
5名枠プラン125万円(1人あたり25万円)、超過時35万円/人
10名枠プラン250万円(1人あたり25万円)、超過時35万円/人
30名枠プラン750万円(1人あたり25万円)、超過時35万円/人
オプションスカウト運用代行など(別途費用)

キミスカは、登録学生数に対して導入企業数が比較的少ないことで知られています。競合となる企業が少ない分、スカウトが候補者に届きやすく承諾率が高い傾向があるため、採用効率を重視する企業に向いています。

料金は「採用できる上限人数×25万円」という明快な構造になっており、プランの上限内で採用できれば他サービスより採用単価を抑えられる可能性があります。 採用が予定より少なかった場合でも費用は変わらないため、計画的に運用することが重要です。スカウトの送信枠はゴールド・シルバー・ノーマルの3段階に分かれており、プランによって配分が異なります。

運用代行などの各種オプションも追加費用で利用できるため、初めてダイレクトリクルーティングを導入する企業でも安心して始めやすい環境が整っています。採用単価を抑えながら計画的に採用したい企業に特におすすめのサービスです。

関連記事:【2026最新】キミスカの料金プラン/費用と導入効果!評判やを上げる方法や特徴も紹介!

dodaキャンパス

項目内容
料金体系成功報酬型・定額制
成功報酬型35万円/人、つながり上限200枠
定額制3名プラン60万円、採用上限3名、つながり上限200枠
定額制5名プラン75万円、採用上限5名、つながり上限400枠
定額制無制限プラン90万円、採用上限無制限、つながり上限600枠
低学年オファー定額制プランで無料

dodaキャンパスは、パーソルグループが運営する新卒向けダイレクトリクルーティングサービスです。定額制プランでは低学年の学生(大学1〜2年生)へのオファーを無料で行えるため、インターン募集や早期接触を重視する企業に特に適しています。

成功報酬型の料金は35万円/人と、大手サービスのなかでは比較的リーズナブルな水準です。定額制の「無制限プラン」は90万円で採用人数の制限がなく、多くの採用を予定している企業にとってコスト面で優位になりやすい設計となっています。

なお、各プランには同時に選考を進められる人数の上限(つながり上限数)が設けられています。採用目標人数が多い場合は、つながり上限数の余裕があるプランを選ぶことが重要です。 スカウト運用に一定の経験がある企業であれば、定額制プランを活用して効率的に採用活動を展開できるサービスです。

関連記事:dodaキャンパスの料金プラン比較!無駄なコストを抑えて費用対効果を最大化するコツ!

Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)

項目内容
料金体系定額型
費用目安要問い合わせ
登録学生数60万人以上(25卒〜28卒)
対象学年大学1〜4年生(全学年)
特徴通年採用型、AI検索・自己性格診断搭載
向いている企業早期から幅広い学年の学生と接点を持ちたい企業、インターンシップ集客を強化したい企業

Re就活キャンパスは、旧あさがくナビからリニューアルした通年採用型のスカウトサービスです。会員数は60万人以上(25卒〜28卒実績)を誇り、オリコン顧客満足度調査の逆求人型サービス部門で3年連続1位を獲得しています。

大学1年生から4年生まで全学年を対象としており、インターンシップ集客から本選考まで通年にわたって活用できる点が強みです。自己性格診断やAIレコメンド機能により、目的意識の高い学生に早期からアプローチしやすい設計になっています。

「採用条件」「学校情報」「学生の特徴」「保有資格」の4カテゴリからスカウト対象を絞り込める検索機能も充実しており、自社ターゲットに合った学生を精度高く選定できるのが特徴です。大規模な母集団形成ではなく、特定の学生層へのアプローチを重視する企業にも向いています。

Future Finder(フューチャーファインダー)

項目内容
料金体系定額型・成功報酬型
費用目安要問い合わせ
登録学生数約2万人(2025卒見込値)
理系学生比率登録学生の3割以上
掲載企業数400社限定
特徴心理統計学ベースの特性マッチング。運用代行(スカウト文面作成・配信・日程登録)付き
向いている企業知名度に依存せず採用したい中小・ベンチャー、定着率・カルチャーマッチを重視する企業

Future Finderは、学生の価値観や行動特性を中心にマッチングを行うダイレクトリクルーティングサービスです。学生のプロフィールには幼少期から現在に至るまでのエピソードが最大6,000字で記載されており、表面的な自己PRでは見えない人柄や価値観を把握したうえでスカウトを送れる点が最大の特徴です。

企業の知名度やネームバリューに左右されにくく、価値観の合う学生と早期に出会える設計になっているため、中小・ベンチャー企業でも活用しやすいサービスです。料金は要問い合わせとなっています。

中小・ベンチャーの新卒採用におすすめのダイレクトリクルーティングサービス5選

この章では、企業規模や知名度に関わらず採用活動をしやすいサービスを5つ紹介しています。各サービスの費用・特徴の一覧表で比較してから、詳細記事をご確認ください。

サービス名料金体系費用目安登録学生数特徴
OpenWorkリクルーティング基本利用料+成功報酬基本利用料120万円/年+成功報酬30万円/名(新卒)527万人(新卒・中途合計)口コミスコアが高い企業ほどスカウト数が増える
キャリアチケットスカウト定額型要問い合わせ要確認価値観マッチング機能搭載、平均オファー承諾率20%以上
Wantedly定額型15万円/月(プラスプラン)350万人以上(新卒・中途合計)共感型採用、ミッション・カルチャー重視の学生が多い
CheerCareer定額型3万〜9万円/月約10万人ベンチャー志向・成長意欲の高い学生が多い、MARCH以上が60%以上
ABABA定額型要問い合わせ要確認他社の最終面接通過者のみ登録、内定承諾率67.5%

OpenWork

項目内容
料金体系基本利用料+成功報酬型
基本利用料120万円(利用期間12ヶ月)
スカウト付与数10,000通
成功報酬(新卒)30万円/人
成功報酬(中途)70万円/人

OpenWork リクルーティングは、社員口コミサイトとして広く知られているOpenWorkと連携した採用サービスです。口コミの評価スコアが高い企業ほど送れるスカウト通数が増えるというユニークな仕組みが特徴で、社員満足度の高さをそのまま採用活動に活かすことができます。

成功報酬の料金は新卒採用で30万円/人と、主要サービスのなかでも安価な部類に入ります。 その分、基本利用料120万円がかかりますが、10,000通ものスカウトを送信できるため、ターゲットに合った候補者に幅広くアプローチすることが可能です。

企業の口コミスコアが高く、登録学生層と自社の採用ターゲットが合致している場合、非常に高い費用対効果を実現できる可能性があります。まず自社のOpenWorkスコアを確認したうえで、導入を検討するとよいでしょう。

関連記事:【採用担当向け】OpenWorkスカウトのリアルな評判は?メリットから注意点まで徹底解説!

キャリアチケット

項目内容
料金体系成功報酬型
費用要問い合わせ
主な特徴就職支援実績のある学生への直接アプローチ
対象主に大学3〜4年生

キャリアチケットは、レバレジーズグループが運営する就職支援サービスです。就職活動に積極的に取り組んでいる学生が多く登録しており、入社意欲の高い候補者へアプローチしやすい環境が特徴です。

採用したい人物像が明確に定まっており、意欲の高い学生を効率的に採用したいと考える企業に特に適しています。 就職支援サービスとの連携によって、学生のプロフィールや就職活動状況が詳細に把握できるため、マッチング精度の向上も期待できます。

料金の詳細は要問い合わせとなっているため、自社の採用計画を整理したうえでサービス担当者に相談することをおすすめします。具体的な登録者数やターゲット層の詳細についても、問い合わせ時に確認しておくとよいでしょう。

関連記事:【企業向け】キャリアチケット就職スカウトの料金は?特徴や効果的な使い方を徹底解説!

Wantedly

プラン料金スカウト通数利用期間
スタンダード(6ヶ月)72万円(月額12万円)100通6ヶ月
スタンダード(12ヶ月)132万円(月額11万円)200通12ヶ月
スタンダード(24ヶ月)240万円(月額10万円)400通24ヶ月
プレミアム(6ヶ月)132万円(月額22万円)300通6ヶ月
プレミアム(12ヶ月)228万円(月額19万円)600通12ヶ月
プレミアム(24ヶ月)384万円(月額16万円)1,200通24ヶ月

Wantedlyは、採用ブランディングとスカウトを組み合わせた独自の採用サービスです。求人掲載や採用ブログの発信機能も備えており、企業文化やビジョンを伝えながら候補者と接点を持てることが大きな特徴です。登録者の約7割が20〜30代で、職種別では「エンジニア・デザイナー」が全体の約半数を占めています。

料金は月額固定制で、利用期間が長いほど月額単価が下がる仕組みになっています。 長期的に採用活動を継続する企業であれば、24ヶ月プランを選ぶことでコストを抑えながら安定したスカウト活動が可能です。プレミアムプランを選べば送信通数が大幅に増え、より多くの候補者にアプローチできます。

エンジニアやデザイナーなどのIT・クリエイティブ職の採用を検討している企業には、特に効果的なサービスです。

関連記事:【採用担当向け】Wantedlyの口コミ・評判を徹底解説!特徴・注意点をプロ目線で紹介!

CheerCareer(チアキャリア)

項目内容
料金体系定額型
費用目安年間10万円〜(プランにより異なる)
登録学生数1学年あたり約5万人
MARCH以上比率登録学生の約60%以上
スカウト応募率平均8%
特徴ベンチャー・成長企業志望の学生に特化。リアルタイムログイン確認・日程調整自動化機能搭載
向いている企業成長志向・チャレンジ精神の高い学生を採用したいベンチャー・スタートアップ・中小企業

CheerCareerは、ベンチャーや成長企業への就職を積極的に志向する学生が多く集まるダイレクトリクルーティングサービスです。登録学生の約60%以上がMARCH以上出身で、安定よりも成長ややりがいを重視する層が主体となっています。

学生のリアルタイムのログイン状況を確認できる機能を搭載しており、当日ログイン中の学生に絞ってスカウトを送ることで返信率を高めやすい設計になっています。また日程調整やリマインド配信を自動化する管理機能も充実しており、工数を抑えながら運用できる点が評価されています。

年間契約が必須ですが、同一の契約期間内であれば学年を問わず最大10求人まで掲載できる柔軟な仕組みも特徴です。

関連記事:【採用担当者向け】CheerCareer(チアキャリア)とは?評判や料金体系と活用方法を徹底解説!

ABABA(アババ)

項目内容
料金体系定額型
費用目安要問い合わせ
登録条件他社の最終面接通過者のみ
スカウト承諾率約10%
内定承諾率67.5%(業界平均の約2.7倍)
特徴最終面接通過者限定、LINEスカウト、選考データを活用した高精度マッチング、スカウト代行サポート付き
向いている企業採用の質・効率を重視する企業、就活後半での母集団形成を急ぎたい企業

ABABAは、他社の最終面接まで進んだ学生のみが登録できるという独自の仕組みを持つダイレクトリクルーティングサービスです。登録学生はすでに一定のスクリーニングを通過した優秀層であるため、採用の質と効率を同時に高めやすい点が最大の特徴です。

スカウトはLINEで直接届く仕組みになっており、メールよりも開封率・返信率が高い点も強みです。内定承諾率は67.5%と業界平均を大きく上回っており、採用計画が後半にずれ込んだ際の補完チャネルとして活用する企業も多くなっています。

カスタマーサクセスチームによる無料のスカウト代行サポートも提供されており、担当者の工数を抑えながら質の高い採用活動を進めることが可能です。

関連記事:【採用担当向け】口コミあり!ABABAの特徴・料金とメリデメ徹底解説!

エンジニア・ITの新卒採用におすすめのダイレクトリクルーティングサービス4選

この章では、プログラミングスキルやIT志向の学生に特化したサービスを4つ紹介しています。費用・特徴の一覧表をもとに比較検討してください。

サービス名料金体系費用目安登録学生数特徴
レバテックルーキー成功報酬型要問い合わせ要確認ITエンジニア就職特化、内定率85%、最短2週間の内定実績
サポーターズ定額型要問い合わせ毎年5万人利用デジタル・IT業界特化、イベント・説明会への誘致が強い
paiza新卒成功報酬型・定額型要問い合わせ要確認プログラミングスキルで学生を評価・スカウトできる
ReDesigner for Student定額型要問い合わせ要確認UI/UXデザイン系学生特化、クリエイター採用に強い

レバテックルーキー

項目内容
料金体系成功報酬型(エージェント)/掲載料+成功報酬(スカウトメディア)
費用目安エージェント:100万〜200万円程度(成功報酬)/スカウト:採用単価40〜80万円程度
対応職種ITエンジニア、デザイナー、Webディレクターなど
内定率85%以上
最短内定期間2週間
特徴IT業界特化の就活エージェント、8,000社以上のネットワーク、専任IT知識を持つキャリアアドバイザーが選考まで伴走
向いている企業ITエンジニアの新卒採用を強化したいIT企業・SaaS企業、選考サポートまで含めた採用支援を求める企業

レバテックルーキーは、ITエンジニア・デザイナーに特化した新卒採用支援サービスです。エージェント紹介・スカウトメディア・採用イベントの3つの手法を組み合わせて活用でき、企業のニーズや採用フェーズに応じた柔軟な対応が可能です。

専任のキャリアアドバイザーがIT業界に精通しており、学生の選考対策から内定後フォローまで一貫して支援する体制を持っています。エンジニア採用における選考通過率・内定承諾率の高さが評価されており、採用コストが高くなりやすいIT人材採用において費用対効果を出しやすいサービスです。

サポーターズ

項目内容
料金体系定額型(イベント参加課金型)
費用目安要問い合わせ
登録学生数毎年5万人利用
導入企業数約500社
特徴デジタル・IT業界特化。学生への就活支援金提供でアクティブ学生が多い。イベント・説明会への集客力が高い
向いている企業エンジニア・デジタル職の新卒採用を行いたい企業、インターンシップ集客を強化したい企業

サポーターズは、デジタル・IT業界を志す学生に企業との出会いと就活支援金を提供するサービスです。参加した説明会・イベント後に学生が支援金を受け取れる仕組みが特徴で、活動意欲の高いアクティブ層が集まりやすい環境になっています。

毎年5万人・約500社が利用する実績を持ち、説明会やインターンシップへの学生誘致に特に強みがあります。スカウト機能よりもイベント集客を軸にした採用活動と相性が良く、エンジニア職の早期接触・インターン採用を強化したい企業に向いています。

paiza(パイザ)新卒

項目内容
料金体系完全成功報酬型
初期費用・掲載費用0円
成功報酬(新卒)Sランク・Aランク:100万円/名、Bランク・Cランク:80万円/名、Dランク以下:40万円/名
インターンシップ初期費用・成功報酬ともに0円
登録学生数約2.5万人(新卒)/全体会員数85万人以上(2025年3月時点)
理系学生比率約80%(情報・システム専攻が多数)
MARCH・関関同立以上約30%
導入企業数4,600社以上(2025年3月時点)
スカウト種別通常・ゴールデン・プラチナの3種類
特徴独自プログラミングスキルチェック(S〜Eの6段階)で技術力を可視化。書類選考スキップが可能
向いている企業技術力で学生を評価したいIT・Web企業、開発エンジニアの新卒採用を行う企業

paiza新卒は、ITエンジニア志望の学生がプログラミングスキルチェックを通じて自身の技術力をS〜Eの6段階で可視化し、その結果をもとに企業がスカウトを送れる新卒採用サービスです。学歴や職歴ではなくコーディング実力で評価する仕組みが最大の特徴で、採用担当者がエンジニアでなくても客観的なスキル指標をもとに候補者を絞り込めます。

スキルランクが高い学生ほど書類選考をスキップして一次面接から選考をスタートできる設計になっており、採用プロセス全体の効率化にもつながります。登録学生の約80%が理系で情報・システム専攻が多く、文系出身でもスキルランクを取得していれば利用できるため、専攻を問わず実力のあるエンジニア志望者にアプローチできます。

paiza新卒の詳細・評判については、下記の関連記事をご覧ください。

関連記事:【採用担当向け】paiza(パイザ)新卒のリアルな評判とは?成果報酬の仕組みも解説!

ReDesigner for Student

項目内容
料金体系定額型
費用目安要問い合わせ
登録学生数要確認
特徴UI/UXデザイン・グラフィックデザイン系学生特化。ポートフォリオを確認しながらスカウト可能
向いている企業デザイナー・クリエイター職の新卒採用を行いたい企業、プロダクトデザインに力を入れるIT・SaaS企業

ReDesigner for Studentは、デザイン系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。UI/UX・グラフィック・プロダクトデザインを専攻する学生が多数登録しており、企業はポートフォリオを確認したうえでスカウトを送ることができます。

スキルと作品の両面から学生を評価できるため、即戦力のデザイナー採用に取り組みたい企業に向いています。デザイン職の採用に強いチャネルが少ないなかで、クリエイター特化の母集団形成手段として活用している企業も増えています。料金は要問い合わせとなっています。

理系の新卒採用におすすめのダイレクトリクルーティングサービス4選

この章では、理系・院生の採用に特化したサービスを4つ紹介しています。研究内容や専攻をもとに採用できるサービスが揃っているため、技術系ポジションの母集団形成に役立ててください。

サービス名料金体系費用目安登録学生数特徴
LabBase(ラボベース)定額型(月額)要問い合わせ約1.2万人(27卒、2026年4月時点)理系院生特化、登録学生の96%が院生、MARCH・国公立以上が80%以上、スカウト返信率約40%
TECH OFFER(テックオファー)定額型・成功報酬型要問い合わせ要確認理系全般特化、AIによる自動アプローチ、スカウト通数1,200通
理系ナビ定額型要問い合わせ要確認理系学生向けキャリアセミナー・情報誌、技術職採用に強い
アカリク定額型要問い合わせ21.5万人以上(2024年10月時点)理系大学院生・博士特化、一人平均27通のオファー、選考突破率80%

LabBase(ラボベース)

項目内容
料金体系定額型(月額、成功報酬なし)
費用目安要問い合わせ(プランにより異なる)
登録学生数約1.2万人(27卒、2026年4月時点)
院生比率登録学生の約96%
大学レベルMARCH・国公立以上が80%以上
スカウト返信率約40%
導入企業数約1,500社以上(2025年5月時点)
特徴理系院生特化。研究内容・専門スキルで学生を検索可能。専任コンサルタント2名が伴走サポート
向いている企業専門性の高い理系院生を採用したいメーカー・研究職・IT企業

LabBaseは、理系大学院生に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。登録学生の約96%が院生で、MARCH・国公立以上の学生が80%以上を占めています。他のサービスでは取得しにくい「研究内容」「専門スキル」「使用プログラミング言語」などのキーワードで学生を絞り込んでスカウトを送れる点が最大の特徴です。

スカウト返信率は約40%と、ダイレクトリクルーティングサービスの中でも高水準を誇ります。導入企業には専任コンサルタントが2名付き、スカウト文面の作成支援や理系学生向けの採用ノウハウ提供など、手厚い伴走サポートを受けることができます。

関連記事:【採用担当者向け】LabBase就職の料金を徹底解説!理系学生の採用成功率を高める方法とは?

TECH OFFER(テックオファー)

項目内容
料金体系定額型・成功報酬型
費用目安要問い合わせ
スカウト通数1,200通
対象学生理系全般(情報・機械・電気・化学・生物・材料・建築など)
特徴AIによる自動アプローチ機能搭載。技術ワードで学生を検索可能。大手メーカーも多数活用
向いている企業技術職・研究職の採用を行うメーカー・IT企業、工数をかけずに理系採用を進めたい企業

TECH OFFERは、理系学生全般を対象とした採用特化型ダイレクトリクルーティングサービスです。情報・機械・電気・化学・生物・材料・建築など幅広い専攻の学生が登録しており、AIを活用した自動アプローチ機能により、ターゲットとなる学生へ効率的にスカウトを届けることができます。

富士通・富士フイルム・NTTなどの大手企業も活用しており、有名企業からのスカウトが届く媒体として学生からの認知も高まっています。スカウト通数が1,200通と比較的多く設定されているため、広範囲に理系学生へアプローチしたい企業に向いています。

関連記事:【完全版】テックオファー(TECH OFFER)とは?評判・怪しいと言われる理由や料金を解説!

理系ナビ

項目内容
料金体系定額型
費用目安要問い合わせ
対象学生理系学生全般(学部・院生)
特徴キャリアセミナー・情報誌を通じた理系学生へのリーチ、技術系職種の求人掲載に強い
向いている企業製造・メーカー・研究職など技術系採用を行う企業、地方大学の理系学生にもアプローチしたい企業

理系ナビは、理系学生に特化したキャリア支援・採用情報サービスです。キャリアセミナーや理系向け情報誌を通じて幅広い専攻の理系学生へアプローチでき、就活ナビサイトとは異なる接点で学生との出会いを創出できます。

技術系・専門職の求人掲載に強みがあり、機械・電気・化学・情報など幅広い理工系専攻の学生を採用対象としている企業に向いています。大手ナビサイトでは埋もれがちな理系メーカー・研究職採用のチャネルとして活用できます。料金は要問い合わせとなっています。

アカリク

項目内容
料金体系定額型
費用目安要問い合わせ
登録学生数21.5万人以上(2024年10月時点)
対象学生理系大学院生・博士・ポスドク特化
一人あたり平均オファー数27通
選考突破率80%
導入企業数累計3,000社以上
特徴大学院出身アドバイザーによる選考支援、年間100回以上の専門特化イベント、トヨタ・ソニーなど大手も活用
向いている企業高度専門職・研究開発職を採用したい大手・中堅メーカー、博士・院生を積極採用する企業

アカリクは、理系大学院生・博士・ポスドクに特化したダイレクトリクルーティングサービスです。研究内容を入力するだけで企業からのスカウトが届く仕組みで、トヨタ・ソニー・キヤノン・東京エレクトロンなどの大手企業も専門職採用に活用しています。

一人あたり平均27通のオファーが届くという実績が示す通り、学生の活動度が高いサービスです。大学院出身のキャリアアドバイザーが在籍しており、研究成果をビジネス視点で言語化するサポートも充実しています。高度専門人材の採用に本気で取り組む企業にとって有力な採用チャネルとなるでしょう。

新卒向けダイレクトリクルーティングサービス選びを成功させる4つのポイント

この章では、数多くのサービスの中から自社に合ったものを選ぶための判断基準を解説しています。

①自社の採用ターゲットの人材が豊富に登録されているか

サービス選びでまず確認すべきは、「自社が採用したい学生層がそのサービスに登録しているか」という点です。登録学生数が多いサービスでも、専攻・志望職種・志向性のミスマッチが生じていれば、スカウトを多数送っても成果には結びつきません。

導入前にチェックしたいポイントは以下の通りです。

  • 登録学生の文系・理系比率はどうなっているか
  • 希望する大学レベル・専攻の学生が一定数いるか
  • サービスの登録動機(ベンチャー志向か大手志向かなど)は自社とマッチしているか
  • 地域・エリアの学生分布は採用拠点と合っているか
  • アクティブに活動している学生(直近ログイン)の比率はどのくらいか

サービスの公式資料には登録者の属性データが掲載されているケースも多いため、商談前に確認しておくことをおすすめします。

②料金プランが採用人数やスケジュールに合っているか

料金体系の選択は採用コスト全体に直結します。採用予定人数とスケジュールをもとに、成功報酬型・定額型のどちらがコスト効率が高いかを事前に試算しておくことが重要です。

採用人数別の目安を表にまとめます。

採用予定人数推奨料金体系理由
1〜2名成功報酬型定額型と比べてリスクを抑えられる
3名以上定額型1名あたりの採用単価を下げやすい
採用人数未定成功報酬型固定費を発生させずに始められる

また、就活解禁前の早期接触を重視する場合は、定額型の早期プランを選ぶことでインターンシップや早期面談の段階から学生と接点を持つことが可能になります。料金の確認時は、オプション費用や追加採用時の成功報酬も含めたトータルコストで比較することが大切です。

③スカウト機能が充実して使いやすいか

スカウトの質と量を高めるためには、機能面の充実度も選定基準のひとつになります。使いやすい検索・フィルタ機能があるかどうかも重要ですが、以下のような付加機能があると運用効率が格段に上がります

あると嬉しいスカウト機能:

  • ゴールド・シルバー・ノーマルなど、熱意を段階で伝えられるスカウト種別(キミスカなど)
  • AIによる候補者レコメンド・自動マッチング機能
  • スカウト文面のテンプレート保存・一括管理機能
  • 活動量シミュレーション(承認率の予測)
  • 興味のある学生への「気になる」通知機能(スカウト枠を消費せずにアプローチ可能)
  • 開封率・承認率などの効果測定ダッシュボード
  • 日程調整の自動化・Zoom発行の自動連携

これらの機能が充実しているサービスを選ぶことで、限られた工数でも継続的なスカウト運用が実現しやすくなります。

④運用サポートが手厚いか

ダイレクトリクルーティングは、送り続けることで結果が積み上がる運用型の採用手法です。サービスを導入するだけでは成果は出ず、初期設定や運用改善のサポートが充実しているかどうかが重要になります。

導入前に確認したいチェックポイントは以下の通りです。

  • 専任コンサルタント・カスタマーサクセスが付くか
  • スカウト文面の添削・改善提案を受けられるか
  • 定期的な効果レポートやデータ分析が提供されるか
  • 初年度向けのオンボーディングプログラムがあるか
  • 他社事例や採用ノウハウを共有してもらえるか

採用実績が豊富なサービスほど、自社と規模・業種が近い事例データをもとに改善策を提案してもらいやすくなります。初めて導入する企業は特に、サポート体制の手厚さを選定基準の上位に置くことをおすすめします。

新卒向けダイレクトリクルーティングを始める前の準備のポイント

この章では、サービスを導入する前に社内で整えておくべき準備事項について整理しています。

自社の採用課題を整理する

ダイレクトリクルーティングを導入する前に、まず「なぜ今の採用手法では不十分なのか」を言語化することが重要です。課題が曖昧なままサービスを選ぶと、ターゲットとのミスマッチや運用方針のブレにつながります。採用課題を明確にすることで、自社に合ったサービス選定や運用設計が可能になります。

採用課題を見つけるための方法としては、以下の視点から現状を確認することが有効です。

  • 前年度の採用結果(内定承諾率・歩留まり)を振り返り、どのフェーズで詰まっているかを確認する
  • 採用した社員と現場が感じる「欲しい人材像」のズレがないかをヒアリングする
  • 競合他社の採用手法・採用単価を調査し、自社との差異を把握する
  • 自社の求人媒体の開封率・エントリー率・選考通過率を数値で洗い出す
  • 内定辞退した学生に辞退理由を確認する(アンケート等)

求める人物像を明確にする

スカウトを誰に送るかが定まっていなければ、どれだけ多くのスカウトを送っても採用の質は高まりません。求める人物像(ペルソナ)を事前に言語化しておくことが、スカウト運用の精度を大きく左右します。

ペルソナを設計する際のポイントは以下の通りです。

  • 採用したいポジション・職種を具体的に定める
  • 求めるスキル・専攻・学歴の条件を整理する
  • 「入社後に活躍している社員」の共通点を分析する
  • 志向性・価値観(安定志向か成長志向か、大手志向かベンチャー志向か)を設定する
  • 希望する就労地域・働き方の条件を明確にする

ペルソナ例(製造系メーカーの技術職採用の場合):

・学歴:理系大学院生(機械・電気・情報・材料系)
・研究分野:組み込みソフト・半導体・電気電子いずれか
・志向性:ものづくりへの関心が高い、安定志向より挑戦志向
・希望勤務地:愛知・大阪・東京
・就職軸:専門性を活かせる仕事、技術者としてのキャリアパス

社内の運用体制を構築する

ダイレクトリクルーティングは、継続的なスカウト送信と学生対応が必要になるため、誰がどの業務を担当するかを導入前に決めておくことが不可欠です。体制が曖昧なまま導入すると、スカウト数が伸びずに成果が出ないまま費用だけがかかるケースも少なくありません。

体制構築のポイントは以下の通りです。

  • スカウト選定・送信・返信対応を担当する人材を決める(専任か兼任か)
  • 週・月単位でスカウト送信数の目標値を設定する
  • 選考フローを決め、返信があってから内定まで何週間かかるかを確認する
  • 面接官・現場社員との情報連携フローを整備する
  • 外部のスカウト代行(RPO)を活用するか検討する

ダイレクトリクルーティングの費用対効果をアップさせる運用のコツ

この章では、ダイレクトリクルーティングを導入した後に成果を高めるための運用のコツを解説しています。

早期から運用をスタートする

新卒採用の競争は年々早期化しており、優秀な学生ほど大学3年生の夏〜秋にはすでに複数の企業と接触しています。スカウトの承認率は時期が遅くなるほど下がる傾向があるため、採用広報解禁を待たずに動き始めることが重要です。

早期スタートのポイントは以下の通りです。

  • インターンシップ集客の段階からスカウトを開始する
  • 大学3年生の6〜9月には候補者の選定・アプローチを本格化させる
  • 早期定額型プランを活用し、解禁前の接触機会を確保する

関連記事:【完全ガイド】新卒採用スケジュール2027/2028卒!早期型vs後期型の選び方とモデル例

アクティブな学生からアプローチする

スカウトの返信率を高めるうえで、「直近にログインしている学生」や「プロフィールの更新が新しい学生」を優先してアプローチすることが効果的です。30日以上ログインのない学生へのスカウトは返信率が大幅に下がるため、学生のアクティブ状況を確認してから送信することをおすすめします。

またサービスによっては「気になる」ボタンで学生に通知を送る機能があり、スカウト枠を消費せずに学生の反応を確認できます。反応があった学生に優先的にスカウトを送ることで、返信率の向上につながります。

データをもとにスカウトの「型」を改善し続ける

スカウトは「送って終わり」ではなく、開封率・承認率・返信率のデータをもとに改善サイクルを回すことが成果の鍵になります。どのターゲット属性への承認率が高いか、どの件名・文面が反応されやすいかをデータで追い、定期的に型を見直しましょう。

改善のポイントは以下の通りです。

  • 週次・月次でスカウトの数値(送信数・承認数・返信数)をモニタリングする
  • 件名・アプローチ理由・文面構成を定期的にA/Bテストする
  • 採用できた学生のプロフィール傾向を分析し、次のスカウト選定に反映する

選考フロー・スカウト文面に特別感を持たせる

ダイレクトリクルーティングにおいて、スカウトを送ることよりも「返信してもらえた後、どう学生を惹きつけるか」が採用の成否を左右します。特に優秀な学生ほど複数社から同時にスカウトを受け取っており、文面や選考体験に差がなければ他社に流れてしまうケースも少なくありません。

スカウト文面と選考フローに「この会社は自分のことを特別に扱ってくれている」と感じさせる設計を意識することが、承諾率・内定承諾率の向上に直結します。

スカウト文面では、「貴方のプロフィールを拝見しました」という定型的な書き出しではなく、学生が記載した研究内容・ガクチカ・志向性の具体的な部分に触れたうえでアプローチ理由を明示することが重要です。

関連記事:【例文付き】スカウトメールの件名の書き方!返信率を上げるポイントも紹介!

関連記事:【例文コピペOK】新卒採用のスカウトメール徹底攻略!返信率アップの書き方・ポイントは?

内製化が難しい場合は「スカウト代行(RPO)」も視野に入れる

RecUpが実施した独自調査(AI導入企業389社対象)では、AI導入によって「時間が浮いた」と感じるプロセスとして、「面接日程の調整」と「スカウト文面の作成」が合計71.98%を占めるという結果が出ています。これはダイレクトリクルーティング運用における工数の多くが、スカウト送信と日程調整に集中していることを示しています。

採用担当者が本来注力すべき面接・意思決定の部分に時間を割くためにも、スカウト文面の作成・配信や日程調整はAIや外部のスカウト代行(RPO)を活用することが有効です。RecUpは月額固定でAIスカウト自動化と採用コンサルタントによる伴走支援を提供しており、月額12万円から利用可能です。

運用の費用相場についても確認しておきましょう。スカウト代行(RPO)の月額費用の目安は、一般的に5万〜30万円程度となっており、サービス内容や対応職種・媒体数によって異なります。

関連記事:採用代行(RPO)の費用相場は?料金体系やおすすめの採用代行サービスを徹底解説!
関連記事:【比較表付】採用代行(RPO)のメリット・デメリットは?人材紹介・派遣との違いや、費用相場を徹底解説
関連記事:【2026年最新】採用代行(RPO)おすすめ15社を徹底比較!費用相場や失敗しない選び方まで完全ガイド

ダイレクトリクルーティングで新卒採用を成功させた企業の事例3選!

この章では、RecUp×ダイレクトリクルーティングの活用を中心に、実際に成果を出した企業の具体的なストーリーを紹介しています。

RecUpを活用した新卒採用の支援について、詳しくは下記をご覧ください。

関連記事:AIスカウトサービス「RecUp(リクアップ)」とは?サービスの特徴と導入事例を徹底解説!

Wantedlyの共感型採用で優秀学生を獲得した株式会社Delightの事例

株式会社Delightは、自社の採用活動でWantedlyを活用しています。同社が重視したのは、給与や福利厚生よりも「会社のミッションに共感できるか」という採用軸でした。

Wantedlyでは求人掲載に給与・待遇の記載ができない仕様上、学生が会社を選ぶ動機が必然的に「仕事内容への興味・共感」に絞られます。株式会社Delightはこの特性を活かし、自社のサービス開発への想いや社風・カルチャーを伝えるストーリーコンテンツを積極的に発信。採用ターゲットである「成長志向が高く、採用領域に興味のある学生」との接点を増やしました。

その結果、スカウトへの返信率・選考承諾率ともに向上し、カルチャーマッチ度の高い学生との出会いを実現しています。採用単価を抑えながら質の高い母集団形成を行いたいスタートアップ・ベンチャー企業にとって参考になる事例です。

dodaキャンパスで飲食の総合職採用に成功した全国展開する居酒屋チェーンの事例

全国規模で居酒屋を展開するこのチェーンは、2025年8月からdodaキャンパスを初めて導入し、27卒の採用活動(大学3年9月時点)に取り組みました。外食業界における総合職採用では「業界のイメージ」が壁になることも多く、学生から積極的な応募を集めにくいという課題を抱えていました。

dodaキャンパスの活用では、早期からのスカウト送信で就活解禁前の学生との接点を確保。「現場の裁量が大きい」「早期からマネジメントを経験できる」という自社の魅力を個別にカスタマイズしたスカウト文面で伝えた結果、導入開始から短期間で106件の承認(スカウト承認)を獲得することに成功しました。

業界知名度に頼らずターゲット層に直接アプローチできるダイレクトリクルーティングの強みが活きた事例です。

TECH OFFERで大量のエンジニアの獲得に成功したSES企業の事例

あるSES企業(エンジニア採用)では、AIスカウト「RecUp」とキミスカを組み合わせた採用活動で顕著な成果を上げています。2025年8月からRecUpを導入し、26卒では208承認・9名内定承諾を達成。27卒(大学3年9月時点)は163承認に対し15〜20名の内定承諾が見込まれています。

エンジニア採用は競争が激しい領域ですが、AIによる精度の高いターゲティングと、キミスカの競合が少ない環境を組み合わせることで、承諾率の高い採用が実現しました。 費用対効果の面でも、採用1名あたりのコストを抑えながら複数名の内定承諾を獲得しており、採用投資の回収効率が高い運用ができています。

採用専任担当者が限られたSES企業において、AIによる自動化と代行機能の活用が内部コスト削減にもつながっています。

関連記事:【自社事例あり】ダイレクトリクルーティングの成功事例の業界別10選!中小企業の採用課題解決のための運用のコツとは?

ダイレクトリクルーティングの費用に関するよくある質問と回答!

ダイレクトリクルーティングの費用について、導入前や運用中に疑問が生じるポイントをまとめました。料金の抑え方から費用対効果の測り方、内部コストの目安まで、採用担当者がよく感じる疑問に回答します。

費用対効果の見極めはどのように行えばよいでしょうか?

A:採用1名あたりのコスト(採用単価)を基準に考えるのが基本的な方法です。

かかった費用の合計を採用人数で割ることで採用単価が算出でき、他の採用手法との比較にも活用できます。採用単価だけでなく入社後の定着率やパフォーマンスも加味することで、本質的な費用対効果を判断できます。

スカウトの返信率は平均でどのくらいですか?

サービスや時期・業種によって差がありますが、一般的な平均スカウト返信率は10〜20%程度とされています。

キミスカのように3段階のスカウトを使い分けられるサービスでは承認率がやや高い傾向があり、LabBase就職では約40%という高い返信率を実現しています。個別にカスタマイズされたスカウト文面を送ること、アクティブな学生を優先的にアプローチすること、件名に学生の専攻や強みに触れた表現を使うことなどが返信率向上のポイントです。

スカウト送信や運用にかかる人事の工数はどのくらいですか?

スカウト送信の選定・文面作成・返信対応・日程調整まで含めると、採用担当者1名の業務時間の30〜50%がダイレクトリクルーティングに充てられるケースもあります。

運用を継続するためには、最低でも週3〜5時間程度のリソースを確保することが望ましいでしょう。工数が確保できない場合はAIスカウトツールやRPOの活用を検討することで、担当者の負荷を抑えながら送信数を担保することが可能です。

成果報酬型と定額型、結局どちらを選べば損をしませんか?

採用予定人数が3名以上であれば、定額型のほうが1名あたりの採用単価を抑えやすい傾向があります。

たとえばOfferBoxの場合、成功報酬型は1名45万円ですが、早期定額型プランの3名枠は75万円(1名あたり25万円)となり、計算上は定額型のほうが有利です。一方で採用人数が1〜2名、あるいは採用できるか不確定な段階では、成功報酬型でリスクを抑えたほうが安全です。採用計画を固めたうえで試算し、そのときの状況に合ったプランを選ぶことが大切です。

採用代行(RPO)を活用した方がよいか見極めるポイントは?

以下のいずれかに当てはまる場合は、RPO活用を積極的に検討してください。

  • 採用担当者が1名以下、または兼務で工数が取れない
  • 複数のスカウト媒体を並行運用したいが人手が足りない
  • スカウトを送っているが承認率・返信率が伸び悩んでいる
  • 面接対応や意思決定に集中したいため、スカウト業務を外部に任せたい

逆に、採用担当者のリソースが確保でき、ノウハウを社内に蓄積したい場合は内製化を優先し、RPOは部分的なサポートとして活用するのがおすすめです。

ダイレクトリクルーティングの費用対効果をアップさせるならAIスカウト「RecUp」!

ここまでダイレクトリクルーティングの費用体系や比較ポイント、運用のコツについて解説してきましたが、成果を最大化するためには「スカウトの精度」と「運用工数の削減」を同時に実現することが重要です。

AIスカウト「RecUp(リクアップ)」は、AIが候補者データを自動解析し、マッチング精度の高い人材に最適化されたスカウトメールを自動送信するサービスです。採用担当者の工数を大幅に削減しながら、ターゲット人材への精度の高いアプローチを実現できます。

OfferBoxやキミスカなどの既存のダイレクトリクルーティングサービスと組み合わせて活用することで、各サービスの強みを最大限に引き出せる点もRecUpの大きな特徴です。初心者でも使いやすい管理画面と手厚いサポート体制が整っており、ダイレクトリクルーティングを初めて導入する企業でも安心してスタートできます

費用対効果の高い採用を実現したい企業は、ぜひAIスカウト「RecUp」の導入を検討してみてください。

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参考出典

マイナビキャリアリサーチLab「マイナビ2025年卒 企業新卒採用活動調査」
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240719_83190/

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