
採用担当の皆様が採用サービスを選定する際、料金体系は重要な判断材料のひとつです。効率的に人材を確保したい一方で、採用予算には限りがあるため、コストパフォーマンスを慎重に検討する必要があります。
ミイダスの有料プランは定額制を採用しており、採用人数が増加しても費用が変わらない点で注目を集めています。累計で110万人を超える会員と、44万社以上の導入実績を持ち、多くの企業から選ばれ続けているサービスです。
本記事では、ミイダスの料金の仕組みや無料・有料それぞれのプランで利用できる機能、導入時のポイントを詳しく解説していきます。自社の採用課題に最適なプランを見極めるための参考として、ぜひご活用ください。
\スカウト業務の効率化なら「RecUp」にご相談ください/

400社以上のお取り組み実績
お客様満足度94%のAIスカウトサービス
採用のプロとAIが連携し、貴社に最適な採用活動をサポート。
人手不足・母集団形成の悩みを根本解決する『攻めの採用支援』を今すぐ体験。
ミイダスとは何か?特徴を解説!

パーソルグループのミイダス株式会社が運営するダイレクトリクルーティングプラットフォームがミイダスです。企業が求職者に直接アプローチできる仕組みを提供しており、2015年のリリース以降、着実に利用企業を増やしてきました。
最も特徴的なのは、コンピテンシー診断という独自の適性検査を活用したマッチング手法です。この診断では、求職者の性格傾向やストレスの感じ方、マネジメント適性など多角的な視点から人材を分析できます。
企業は自社の優秀な社員にも同じ診断を受けてもらうことで、どのような特性を持つ人が活躍しやすいかをデータで把握し、採用基準に反映させられるのです。
採用機能だけでなく、入社後の育成や組織管理に役立つ機能も充実しています。200講座を超えるビジネス研修コンテンツや、助成金・補助金の検索ツール、従業員満足度を測るサーベイ機能など、人事業務を包括的にサポートする設計となっています。
採用から定着、育成まで一貫して支援できる点が、他のダイレクトリクルーティングサービスとの大きな違いといえるでしょう。
下記記事では、ミイダスの企業からの評判や導入ポイントについて詳しくまとめています。
▶関連記事:ミイダスの企業側から見た評判は?導入するメリットデメリットや効果的に導入する3つのポイントを解説!
ミイダスの気になる料金プランを詳しく解説!

ミイダスには無料で始められるプランと、スカウト配信などの機能が使える有料プランがあります。
それぞれのプランの内容と料金体系について、詳しくご紹介いたします。
無料プラン
無料プランは、アカウントを作成するだけで利用を開始できます。無料アカウントから自動的に有料へ切り替わることはないため、まずは気軽に試してみると良いでしょう。
無料プランでも、データベース内の人材検索機能や、自社社員のコンピテンシー診断、自社サイトと連携した応募者管理など、主要機能を利用できます(一部機能は有料プラン限定)。
コンピテンシー診断を社員に無料で実施できる点は、特に価値が高いとされています。適性検査は1名につき数千円程度のコストが必要となるケースがありますが、ミイダスでは無料で診断を受けられるため、自社の採用基準を客観的なデータで設計する土台を作れます。
診断結果を分析することで、どのような特性を持つ人材が定着しやすいか、活躍しやすいかを把握できるというところがメリットです。
さらに、従業員のエンゲージメントを測定するサーベイ機能も無料で使えます。定期的に組織の状態をチェックすることで、離職リスクの早期発見や職場環境の改善につなげられるでしょう。
採用活動と同時に既存メンバーの定着支援も行える点が、無料プランでも高い価値を提供している理由です。
定額制プランの仕組み
有料プランは定額制で、契約した期間に応じた固定料金が設定されています。公式サイトには具体的な金額の掲載がありませんが、一般的な相場として、導入企業では年間100万円前後での利用例が多く報告されています。
詳細な料金は企業の規模や契約内容によって異なるため、実際の金額は公式サイトから直接問い合わせるほかありません。
定額制の最大のメリットは、スカウト配信数や採用人数に関わらず追加料金が発生しない点にあります。他のサービスでは、スカウト送信数に上限があったり、採用が決まるたびに成果報酬を支払ったりするケースが一般的です。
しかしミイダスでは、月額または年額の固定費用だけで、無制限にスカウトを配信できます。この料金設計により、予算の見通しが立てやすく、採用計画も組み立てやすくなります。
特に複数のポジションで同時に募集を行う企業や、積極的に人材獲得を進めたい成長企業にとって、費用対効果の高い選択肢となるでしょう。申し込み時点で費用が発生する明確な料金体系となっているため、予算管理もシンプルに行えます。
ミイダスの無料プランで使える機能とは?

無料プランでも、実際の採用活動に役立つ多彩な機能を利用できます。コストをかけずに採用の質を向上させられる点が、多くの企業に評価されている理由です。
ここでは、無料プランで活用できる代表的な機能を詳しくご紹介します。
自社に合った人材検索
データベースには1700種類を超える検索項目が用意されており、職種や勤務地といった基本情報だけでなく、対人スキルやストレスへの耐性、面接だけでは判断しにくい内面的な要素まで、細かく条件を設定して検索できます。
無料プランでも、この詳細な検索機能をフルに活用することをおすすめします。自社の求める人材像に合わせて条件を組み合わせることで、ターゲットとなる候補者を効率的に見つけ出せるでしょう。
ただし、無料プランではスカウトの配信は利用できないため、候補者の確認やターゲット層の把握までとなります。
この機能を活用することで、有料プランへ移行する前に「自社が求める人材がミイダスに登録されているか」を確認できます。採用ターゲットの候補者リストが十分に形成できるかどうかを事前に判断する材料として、無料プランの検索機能は非常に有効な手段です。
コンピテンシー診断の受験
重要な機能の一つとしてミイダスの特徴とされているのが、コンピテンシー診断です。無料でアカウントを作成すれば、自社の従業員を無料で診断を受験させられます。診断には約20分程かかり、280問の質問に回答する形式です。
診断結果からは、性格特性、ストレスの感じ方、リーダーシップ適性、職務への適合性など、詳細な分析が得られます。
これらのデータを活用することで、自社で成果を上げている社員に共通する行動パターンや思考の傾向を数値化できます。その結果を採用判断に活かすことで、入社後に活躍する可能性の高い人材を見極めやすくなるのです。
この診断は採用シーンだけでなく、既存社員の配置や育成計画の立案にも活用できます。通常の適性検査サービスでは1名あたり数千円から数万円のコストがかかりますが、無料で実施できる点は大きなメリットといえるでしょう。
はたらきがいサーベイの利用
従業員のエンゲージメントや満足度を定期的に計測するサーベイ機能も、無料プランに含まれています。
年に1回推奨の、約20〜30分程度で回答できるアンケート形式で、従業員の負担を抑えながら組織の健康状態を把握できることがメリットです。
測定項目は、仕事のやりがい、会社の方針への理解度、心身の健康、上司からのサポート、同僚との関係性、組織への信頼感など、多岐にわたります。
これらのデータは自動でレポート化されるため、人事担当者が分析に多くの時間を割く必要がありません。
従業員個々のコンディション変化や離職の前兆を早期に発見し、適切な対応を取れる仕組みとなっています。
無料プランでこの機能を使うことで、採用活動と並行して既存社員の定着支援も実施できるのです。新規採用のコストよりも、既存社員の離職を防ぐコストの方が低いとされているため、採用と定着の両面から人事課題にアプローチできます。
HPからの応募者も一括管理
ミイダスへのリンクを自社のホームページに設置することで、ホームページ経由の応募者もミイダス上で一括管理できるようになります。
複数の採用経路からの応募者情報を一元化し、管理効率を大幅に向上させることが可能です。応募者はデータベースに自動的に蓄積され、名前、職歴、資格、勤務先など様々な項目で検索・抽出ができる特徴があります。
過去の応募者管理が容易になるため、「当時は募集していなかった職種だが、今なら声をかけたい」「以前は不採用だったが、別のポジションで再検討したい」といった柔軟な対応をとることが可能です。この機能は、採用活動の継続性を高める上で非常に効果的です。
新たな募集のたびにゼロから候補者リストを形成しなければならない負担を考えると、応募者データベースを構築しておく必要があります。長期的な視点で採用活動を効率化したい企業にとって、大きなメリットとなるでしょう。
ミイダスの有料プランでできることを紹介!

有料プランに移行すると、無料プランの機能に加えて、実際に採用活動を推進するための機能が利用可能になります。
ここでは、有料プラン限定で使える主要な機能について詳しく解説します。
スカウトを送る
有料プランの中核となる機能が、候補者へのスカウト配信です。定額制のため、スカウト配信数に上限がなく、何通送っても追加費用は発生しません。この料金設計により、積極的にアプローチできる環境が整っています。
条件を設定すれば自動的にターゲット人材へスカウトを配信する「自動スカウト」機能も用意されています。
職務経歴の確認やスカウト文の作成といった工数をかけずに、効率的にターゲット人材へアプローチできる仕組みです。
また、新規登録した求職者にも素早くスカウトが届くため、競合他社より早く接点を持てる可能性が高まります。スカウト文面は、候補者のプロフィールをもとにカスタマイズすることも可能です。
一斉配信ではなく、個別に最適化されたメッセージを送ることで、返信率の向上が期待できるでしょう。スマートフォンアプリにも対応しているため、候補者との連絡もスムーズに進められます。
社員の診断結果の閲覧
有料プランでは、求職者が受験した「バイアス診断ゲーム」や「コンピテンシー診断」の結果を無制限に閲覧できます。これにより、履歴書や面接では把握しにくい候補者の内面的な特徴や行動の傾向を、採用判断の材料として活用できます。
コンピテンシー診断では、性格特性、ストレスの感じ方、リーダーシップ適性、職務への適合性など、41項目にわたる詳細な分析結果が確認できます。
自社の優秀な社員の診断結果と比較することで、候補者が入社後に活躍できる可能性を客観的に評価できるでしょう。
バイアス診断ゲームでは、候補者の意思決定の特徴や認知の偏りの傾向を把握できます。有料プラン契約中の企業は、他のスカウトサービスなどから応募した候補者にも診断を案内することができます。
応募者専用のURLを発行するだけで、すべての採用経路で診断を活用できる仕組みです。これにより、採用活動全体で統一された評価基準を設けることが可能となります。
ミイダスの4つのメリットとは?

ここまで無料プラン・有料プランの違いをお話ししてきましたが、具体的にミイダスを導入することで得られる主なメリットを4つご紹介します。
ミイダスには、採用活動の効率化だけでなく、入社後の育成やマネジメントまで幅広くサポートしてれる機能が揃っています。
①自動スカウト機能
自動スカウト機能は、条件を一度設定しておけば、ターゲットとした人材へ自動的にスカウトを送信してくれる便利な機能です。
毎日自動で配信されるため、新規登録した求職者にも素早いアプローチをすることができます。採用担当者が日々候補者を検索し、一人ずつスカウト文を作成する手間を大幅に削減できます。
この機能により、採用担当者は候補者とのコミュニケーションや面接対応など、より重要な業務に時間を割けるようになります。
複数職種を同時募集している企業や、少人数で採用業務を担当している企業にとって、特に業務効率化の効果は大きいかもしれません。自動スカウトの条件は柔軟に調整できるため、採用ニーズの変化に応じて素早く対応できます。
スカウトの開封率や返信率などのデータも確認できるため、PDCAサイクルを回しながら採用活動の精度を高めていけるでしょう。
②ビジネス研修講座
有料プラン契約中の企業は、200講座を超えるビジネス研修コンテンツを追加料金なしで利用できます。採用した人材の育成だけでなく、既存社員のスキルアップにも活用できる充実したラインナップです。
研修講座の内容は、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルといった基礎から、マネジメント、プロジェクト管理、デジタルスキルなど、実務で即活用できる専門的な内容まで多岐にわたります。
何講座受講しても料金は変わらないため、社員の成長意欲に応じて自由に学習機会を提供できます。この機能により、採用コストだけでなく、研修コストも最適化できる点が魅力です。
外部研修を実施する場合、1名あたり数万円から数十万円のコストがかかることも珍しくありません。ミイダスの研修講座を活用することで、コストを抑えながら継続的な人材育成を実現できるでしょう。
③助成金・補助金を簡単検索
採用活動や人材育成に活用できる助成金・補助金の情報を、簡単に検索できる機能が用意されています。
制度は数多く存在しますが、自社が対象となる制度を把握し、申請手続きを進めるのは容易ではありません。ミイダスの検索機能を使えば、自社の状況に合った制度を効率的に見つけ出せるので、助成金や補助金を活用し採用コストや研修コストを大幅に削減できる可能性があります。
例えば、特定求職者雇用開発助成金やキャリアアップ助成金など、中途採用に関連する制度は複数存在します。これらの制度を適切に活用することで、実質的な採用コストを抑えられるでしょう。
また、有料プランを360日以上の契約をした企業には、健康経営優良法人認定取得の支援サービスも提供されています。健康経営への取り組みは、企業ブランディングや採用力強化にもつながるため、長期的な視点で人事戦略を構築する上で有益な機能といえます。
④アプリでのやり取り
ミイダスは専用のスマートフォンアプリに完全対応しており、候補者とのやり取りをアプリ上でスムーズに進められます。
採用担当者は外出先や移動中でも、求職者からのメッセージに素早く対応できるため、候補者の関心が高いうちにコミュニケーションを継続することができます。応募者側もアプリを使うことで、スキマ時間に企業からのメッセージの確認や、プロフィールの更新などが簡単にできる点がメリットです。
両者にとって利便性の高い環境が整っているため、やり取りがスムーズに進み、面接設定までのリードタイムを短縮できる効果があります。
アプリ上では、スカウトの送信、メッセージのやり取り、応募者管理、診断結果の閲覧など、主要な機能がすべて利用可能です。パソコンを開かなくても採用業務を進められる点は、多忙な採用担当者にとって大きなメリットとなります。
ミイダスを使う上でのデメリットを解説!

ミイダスには多くのメリットがある一方で、利用する上で注意すべき点もいくつか存在します。
導入を検討される際には、これらのデメリットも理解した上で判断することが重要です。ぜひ事前にご確認ください。
勤務地の指定ができない
ミイダスのスカウト機能では、勤務地を細かく指定することが難しいという制約があります。特定のエリアに限定して人材を募集したい企業にとっては、この点がネックとなる可能性があるでしょう。
全国各地に拠点がある企業や、リモートワークを前提とした採用を行う企業にとっては問題になりにくい点ですが、地域密着型の採用を重視する企業は注意が必要です。
この制約に対処するには、スカウト文面の中で勤務地を明確に記載し、候補者が応募前に確認できるようにすることが有効です。また、検索条件で現在の居住地や希望勤務地を組み合わせることで、ある程度ターゲットを絞り込むことも可能となります。
勤務地指定の柔軟性を重視する場合は、他のダイレクトリクルーティングサービスと併用することも選択肢のひとつです。各サービスの特徴を理解し、採用ニーズに応じて使い分けることで、より効果的な採用活動が実現できるでしょう。
機能が多い
ミイダスは採用機能だけでなく、人材育成やタレントマネジメントに関する機能も豊富に搭載されています。
これは大きな魅力である一方、初めて利用する担当者にとっては「機能が多すぎて使いこなせない」と感じる可能性もあるのです。特にシンプルな採用活動のみを目的としている企業にとっては、必要以上に多機能に感じられるかもしれません。
操作方法を習得するまでに一定の時間がかかる点も、デメリットとして挙げられます。導入初期は、使いたい機能に絞って活用を開始し、慣れてきたら段階的に他の機能も試していくアプローチが効果的でしょう。
ミイダスではサポートセンターやヘルプページが充実しているため、不明点があれば随時確認できる環境が整っています。また、導入時のサポート体制も用意されているため、初めての利用でも安心して始められるはずです。
改善策が打ちにくい
定額制のスカウト配信という料金体系のため、スカウトの返信率や面接設定率といった指標を細かく改善していく必要性が高まります。成果報酬型のサービスと異なり、スカウトを送るだけでは成果につながりません。
データを分析し、スカウト文面や検索条件を継続的に改善していくPDCAサイクルが求められるのです。採用担当者のスキルやノウハウによって、成果に差が出やすい点もデメリットといえるでしょう。
特にダイレクトリクルーティングの運用経験が少ない企業にとっては、効果的な活用方法を確立するまでに時間がかかる可能性があります。
この課題に対処するには、最初から完璧を目指すのではなく、小さく始めて徐々に改善していく手段が有効です。開封率、返信率、面接設定率といった各段階の数値を測定し、問題点を特定して改善を重ねることが不可欠となります。
個別に自動スカウトを送りたい方はRecUpの利用も検討を!

ミイダスは、定額制の料金体系と充実した機能により、採用コストの最適化を実現できるサービスです。無料プランでも本格的な機能が利用でき、有料プランでは何人採用しても追加料金が発生しない点が魅力となっています。
ダイレクトリクルーティングをさらに効率化したい企業には、AI技術と採用コンサルタントの専門知識を組み合わせたハイブリッド型の採用支援サービスRecUp(リクアップ)の活用がおすすめです。
AIにより候補者のプロフィールを分析し、一人ひとりに最適化されたスカウト文面を自動生成できるほか、専任のコンサルタントがスカウト文面の改善から内定承諾までをトータルでサポート。採用担当者が少人数の企業でも、効果的な採用活動が展開できます。
詳しくは、RecUpの公式サイトをご覧ください。
\スカウト業務の効率化なら「RecUp」にご相談ください/

400社以上のお取り組み実績
お客様満足度94%のAIスカウトサービス
採用のプロとAIが連携し、貴社に最適な採用活動をサポート。
人手不足・母集団形成の悩みを根本解決する『攻めの採用支援』を今すぐ体験。
