【採用担当者向け】dodaキャンパスの評判を徹底解説!導入メリットと注意点

dodaキャンパスは、新卒採用やインターン採用を検討する企業の人事・採用担当者にとって非常に注目されている逆求人型プラットフォームです。学生からの高い支持を誇り、2025年時点で登録学生数は113万人、オリコン顧客満足度®調査「逆求人型就活サービス」ランキングでも4年連続で1位に選ばれるなど、安定した人気を誇るサービスです。
そんなdodaキャンパスは、企業からも効率的な母集団形成や優秀な人材と早期にアプローチできると評判です。しかし、リアルな口コミを調べてみると、いくつか注意したいポイントもあるようです。
そこでこの記事では、dodaキャンパスの特徴や料金体系、企業から見たリアルな評判を解説していきます。また、どんな企業に向いているかや利用するメリット、ほかの媒体との比較などを取り上げますので、自社の新卒採用に活用すべきかどうかの判断材料にしていただければ幸いです。
今すぐ無料で相談するdodaキャンパスとは?

dodaキャンパスは、企業が直接スカウトを送る逆求人型の新卒・インターン採用支援プラットフォームです。2025年時点で約113万人の学生が登録し、国内最大級の学生データベースを誇っており、オリコン顧客満足度®調査「逆求人型就活サービス」ランキングでも4年連続で1位に選ばれるなど、安定した人気を得ています。
dodaキャンパスは企業からの信頼も厚く、これまで6,200以上の企業が活用しています。まずはそんなdodaキャンパスの特徴について詳しく見ていきましょう。
逆求人型プラットフォーム
dodaキャンパスは「逆求人型」と呼ばれる新しい採用サービスで、学生が企業を探すのではなく、企業が学生のプロフィールを閲覧して直接スカウトを送る仕組みをとっています。
この仕組みの最大のメリットは、企業が自社の求める条件やスキルに合った学生に効率よくアプローチできる点にあります。学生にとっても、自分から積極的に応募しなくても、自身の強みや経験を見た企業からスカウトが届くため、新たな出会いや選択肢が増えます。
逆求人型プラットフォームでは、一般的な求人サイトのように大量応募で選考に時間がかかることが少なく、マッチングの精度が高まるため、採用活動の負担軽減にも役立っています。採用工数を削減しつつ的確にターゲット人材を獲得したい企業にとって、非常に有効な仕組みとなっています。
登録学生に独自のキャリア教育を実施
dodaキャンパスが他の採用プラットフォームと大きく異なる点は、登録学生に対して独自のキャリア教育プログラムを提供していることです。dodaキャンパスは、教育や人材・転職サービスに特化したベネッセとパーソルキャリアの合同会社が運営しています。学生はこれらの企業に裏打ちされた自己分析や適性検査、面接対策など多彩なサポートを受けられるため、早期から自分の強みや将来の方向性を明確にできます。
特に、大学1・2年生向けの大型キャリアイベント「キャリアゲートウェイ」は2025年で4年目を迎え、累計4,200人以上の学生が参加。参加学生の後輩へのおすすめ度は10点満点中8.32点と高評価を得ています。
こうした教育プログラムを通じて、成長支援型のサービスとして質の高い人材供給を実現していることが、企業からの信頼を集める理由のひとつとなっています。採用後のパフォーマンス向上や定着率アップにもつながるため、企業の長期的な採用戦略に適したサービスといえるでしょう。
就活生だけでなく、低学年にもアプローチ可能
dodaキャンパスの大きな強みは、大学1年生や2年生などの低学年層にも早期からアプローチできる点です。多くの採用サービスが3年生以上を対象としている中、dodaキャンパスは成長意欲の高い低学年の学生に対し、キャリアイベントや業界理解促進の案内を送ることが可能です。
これにより、学生はまだ進路が決まっていない段階から幅広く企業を知り、キャリア観を育むことができ、企業は長期的に母集団を形成できます。また、早期に自社の魅力を伝えられることで、採用競争において優位に立ちやすく、インターンや選考へとつながりやすいのも特徴です。
人材獲得競争が激化する昨今において、特に低学年からの戦略的な接触は将来の採用成功に欠かせない施策となっています。
dodaキャンパスの料金を解説!

dodaキャンパスの料金プランは「定額制プラン」と「成果報酬プラン」の2種類に分かれています。
定額制プランは採用上限人数に応じて料金が設定されており、3名プランは60万円、5名プランは75万円、無制限プランは90万円(いずれも税別)です。無制限プランは採用人数に制限がなく、追加費用なしで利用可能なため、大量採用を計画する企業に人気があります。
各プランには「つながり上限数」と呼ばれる同時に選考できる学生数の上限があり、3名プランは200枠、5名プランで400枠、無制限プランは600枠までです。つながり枠は選考辞退や時間経過で復活し、柔軟に使えます。また、全プラン共通で低学年の学生へのオファーは無料で送れるため、早期からアプローチしたい企業にも対応しています。
成果報酬プランは初期費用無料で、内定承諾1名あたり35万円(税別)が発生する仕組みで、少数採用や初めての利用に向いています。これに加え、つながり枠の追加オプションも用意されており、企業の採用規模や戦略に合わせて柔軟に選べるようになっています。
dodaキャンパスの評判は?企業から見たリアルな声を紹介!

ここまで、dodaキャンパスの特徴についてお話していきました。dodaキャンパスは多くの学生に選ばれており、企業からの信頼も厚い「逆スカウトサービス」です。しかし、ここで気になるのが「実際のところ、dodaキャンパスの評判はどうなのか」ということです。
そこで、ここでは企業の採用担当者の口コミ・評判をご紹介します。良い評判も悪い評判もご紹介しますので、ぜひ自社の状況と照らし合わせながらチェックしてみてください。
良い評判:母集団形成が効率的にできる
多くの企業で、dodaキャンパスを使えば母集団の形成が効率的になると評価されています。
ある企業では、これまで興味を持たれにくかった異なる業界の学生にもオファーを送ることで、インターン参加率を例年の130%まで向上させました。担当者は「従来の待ちの採用姿勢を抜け出し、多様な人材と直接出会えた」と話しています。
また、dodaキャンパスの特徴の一つである「つながり枠」は、辞退や時間経過により再度オファーが可能であり、オファー数の上限に縛られず自由にアプローチできる点も高く評価されています。さらに、学生理解を深めるためのセミナーや充実したサポート体制も好評で、これにより企業は学生に選ばれやすい企業作りや最新の採用トレンド情報を得られ、効率的な採用活動が可能となっています。こうしたサービスを活用することで、実際に多くの企業が目に見える成果を上げています。
悪い評判:学生の熱量に差がある
一方で、一部の企業からは、dodaキャンパスに登録している学生の熱量にばらつきがあるとの指摘もあります。
スカウトを受け取る学生の中には、熱意が低く選考に対して積極的でないケースも一定数存在します。dodaキャンパスは大学1年生から4年生まで幅広い層にアプローチできるため、低学年への早期接触や通年採用は長期的な活動となり、採用担当者の作業負担が増加しがちです。こうした中で、熱意の低い学生との接触は期待外れに感じる企業もあります。
このような課題を解決するためには、学生のプロフィールの充実度やアクティブ度を見極め、企業側が戦略的にスカウトやフォローを行う工夫が求められるでしょう。
中立的意見:業界や募集職種で成果が変動する
良い評判でも悪い評判でもありませんが、dodaキャンパスには「業界や募集職種によって差が出る」という声もよく聞かれます。
dodaキャンパスでは、特にIT・技術系や営業、一般事務など比較的資格要件が緩やかな職種の学生に対してはマッチング率が高く、企業が求めるスキルや価値観と合致しやすいケースが多いです。
一方で、特殊な資格や専門経験が求められる職種では、そもそもの登録学生の母数が限られているため、母集団の形成が難しくなることがあるようです。例えば、医療系の看護師や薬剤師、建築士、登録販売者、特定の技術士・技術検定の保持者などの職種は、学生の登録数も限られるため、母集団の形成は難しくなるでしょう。また、エンジニアでも特定のプログラミング言語スキルが求められる案件や、高度な研究開発職など専門的なスキル・経験が必要な場合には該当する学生が少なくなるのを覚悟する必要があるでしょう。
しかし、こういった職種に関しては、ほとんどの媒体で母集団の形成が難しい傾向にあるため、dodaキャンパスに限った課題ではありません。これらの職種を採用する場合は、採用後の育成を前提に即戦力を求めすぎない戦略や、母集団の幅を広げるためのターゲット設定の工夫などが必要になるでしょう。
dodaキャンパスはどんな企業に向いている?

上記のように、dodaキャンパスは、良い評判も悪い評判もあります。しかし、そもそも向いている企業であれば、dodaキャンパスのメリットを存分に享受することができるでしょう。
それでは、dodaキャンパスはどのような企業に向いているのでしょうか。ここで、詳しく解説していきます。
大手と競合せず学生に直接アプローチしたい中堅・中小企業
大手求人ナビサイトでは、知名度の高い大企業が多くの学生から注目を集めるため、中堅・中小企業はどうしても埋もれてしまいがちです。しかし、dodaキャンパスは逆求人型のスカウトサービスなので、学生側が企業を探すのを待つだけでなく、企業自らが優秀な学生を積極的に見つけて直接アプローチできます。これにより、知名度が低くても自社の魅力をしっかりと伝え、採用のチャンスを増やすことができるのが大きな強みです。
また、大手企業と同じ土俵で競い合うのではなく、独自の採用戦略を展開できるため、中堅・中小企業でも戦略次第で採用競争において有利に立つことが可能です。後でお話するように、dodaキャンパスでは低学年の学生にも早期からアプローチでき、将来の優秀な人材と長期的なつながりをつくることができるので、その点もうまく活用すると良いでしょう。
インターンや早期接点を重視する企業
近年の新卒採用では、インターンシップや早期から学生との接点づくりが極めて重要な戦略になっています。dodaキャンパスは大学1・2年生などの低学年から学生に直接アプローチできるため、早期に企業の魅力や業界のリアルな情報を伝えやすい特徴があります。これにより、インターンシップへの参加者を増やすだけでなく、選考前の段階から学生との関係構築をスムーズに進めることが可能です。
さらに、dodaキャンパスは学生のアクティブ率を高める工夫や、オファー枠の柔軟な管理システムを備えており、効率よく質の高い母集団形成ができる可能性が高いです。動画配信やキャリア相談、座談会など多様な接点を組み合わせ、単発のインターンだけでなく継続的な関係性を築けば、内定辞退率の低減や入社後の定着率向上にもつながります。
早期接点を重視し、計画的かつコスト効率の良い採用活動を目指す企業にとって、dodaキャンパスは最適なサービスといえるでしょう。
幅広い専攻学生と接触したい企業
dodaキャンパスは、大手企業から中小・ベンチャー企業まで約6,200社以上の企業が利用しており、さまざまな志向やスキルセットを持つ学生にアプローチできる環境が整っています。そのため、理系・文系問わず多くの大学や学部、専攻の学生が登録しており、企業は多様な人材にリーチすることができるようになっています。
この状況は、専門職や事務系、技術系など幅広い分野の学生から応募を促せるため、複数の職種で採用を行う企業にとって非常に効果的な採用チャネルとなるでしょう。特に、新規事業の立ち上げや多様なバックグラウンドを持つ若手を求める企業においては、効率良くターゲット層を拡げられるのは大きなメリットとなるはずです。
dodaキャンパスを活用する3つのメリットを紹介!

ここまで、dodaキャンパスの特徴や評判、向いている企業について詳しく解説しました。しかし、たくさんの逆スカウトサービスがある中で、dodaキャンパスが多くの企業に選ばれているのには、それだけ強いメリットがあるはずです。
繰り返しになりますが、ここでdodaキャンパスを活用する3つのメリットをおさらいしておきましょう。
①ターゲット層に直接アプローチできる
dodaキャンパスの最大の強みは、企業が学生の学歴、スキル、志望条件など詳細なプロフィールに基づいて検索を行い、自社に合った学生に直接スカウトメッセージを送れる点です。
これにより、企業は受け身で応募を待つ従来の方法と違い、積極的にターゲット層に働きかけることができ、より効率的な母集団形成が可能になります。
実際に、求める人物像に合致した学生に狙い撃ちでアプローチできるため、ミスマッチが減少し、採用成功率が高まる傾向にあります。学生側も自らの適性や志向に合ったオファーを受けられるため、双方にとって質の高いマッチングが実現しやすいことが特徴です。
②早期から学生と接点を持てる
dodaキャンパスの大きな特徴のひとつは、大学1年生から登録可能である点です。これにより、学生がまだ就職活動を本格化する前の段階から企業が直接アプローチできるため、早期に自社の魅力を伝え、インターンシップ参加者の獲得につなげやすくなります。
さらに、dodaキャンパスは低学年の学生に対してもキャリア支援の情報やイベント案内を提供できるため、学生の成長に合わせつつ、長期的な関係構築が可能です。こうした早期接点づくりは、近年の採用トレンドに合致しており、効率的かつ計画的に質の高い母集団を形成できるため、企業の採用競争力を大きく高めるポイントとなっています。
③自社の知名度が低くても採用機会を得られる
一般的な就職サイトでは、企業のブランド力が応募数に大きく影響します。知名度が高い大手企業は多くの学生から人気を集めやすい一方、中小企業や地方企業は注目されにくく、優秀な学生を見つけるのが難しいことも少なくありません。
しかし、dodaキャンパスは学生個々のプロフィールに基づいてターゲットを絞り、企業から能動的にスカウトを送る逆求人型のサービスです。そのため、知名度が低い企業でも、優秀な学生に直接アプローチでき知ってもらう機会を得られるのが特徴です。
隠れた優秀人材の発掘や、採用効率の向上にも繋がるため、限られた採用コストで成果を出したい企業には特に適しています。企業の魅力を動画や企業ページで強くアピールできるので、ブランド力が不足している企業でも学生に訴求しやすい環境が整っているのも魅力と言えるでしょう。
他の採用サービスとの比較

dodaキャンパスは逆求人型の採用プラットフォームとして多くの企業に活用されています。しかし、同じような新卒向けの逆求人型の代表的なサービスにはOfferBoxやキミスカがあります。
これらのサービスは、それぞれ異なる特徴や強みがあるため、自社の採用戦略に合ったサービスを選ぶことが重要です。最後に、各採用サービスとdodaキャンパスを比べられるよう、特徴をまとめてみました。ぜひ比較検討してみてください。
OfferBox

OfferBoxは主に大学3年生や4年生を中心に利用されている逆求人型スカウトサービスで、登録学生数は約24.6万人と多く、特に幅広い母集団形成に強みがあります。OfferBoxは理系学生の割合も高く、スカウトの開封率も89%と高評価となっています。
一方、dodaキャンパスはベネッセi-キャリアとパーソルグループが運営し、大学1年生から4年生まで幅広く対応しているのが特徴です。そのため、dodaキャンパスは低学年層への早期アプローチによってインターンシップ参加促進や早期からの母集団形成に適しています。
スカウト開封率はdodaキャンパスの方が高く、より精度の高いマッチングを期待できますが、OfferBoxの方が大量の就活を近々に控えた学生に一斉にリーチできます。検討されている企業は、どの時期に採用を開始するかや採用方法によって選択することをおすすめします。
キミスカ

キミスカは大学3年生から利用できる逆求人型スカウトサービスです。企業が送れるスカウトが「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」の3種類に分けられているのが特徴で、それによって企業の熱度が伝わりやすくなっています。そのため、学生との温度差も感じづらく、特に中小企業やニッチ業界が独自の魅力を発信しやすいサービスとなっています。一方で、1人に対するスカウトのメール数が多くなりやすいという評判もあります。
対して、dodaキャンパスは大学1年生から利用できる逆求人型スカウトサービスで、スカウトの温度は伝わらないものの低学年のうちから優秀な人材にアプローチし続けられるのが特徴です。学生の数も多いので、多数の母集団を形成したい場合にもおすすめです。
つまり、キミスカはスカウトの本気度を示しやすく、温度感のあるコミュニケーションを重視する企業向き、dodaキャンパスは早期から幅広い層に効率よくアプローチしたい企業向きと言えます。
dodaキャンパスを効果的に活用するならAIスカウト「RecUp」!

dodaキャンパスは、多様な学生層に効率的にアプローチできる国内最大規模の新卒採用に特化した逆求人型スカウトサービスです。約113万人のキャリア情報を持つ学生データベースから、自社の求める条件に合致したターゲットをピンポイントで検索・接触できるため、質の高い母集団形成ができるのが魅力です。また、大学1年生のうちから優秀な学生との接点が持てるため、多くの企業から良い評価を得ています。
しかし、逆求人型スカウトサービスは、詳細な候補者選定やメッセージ作成、応募対応、面談調整といった運用には相応の人的リソースが必要になります。そこで、採用担当者の負担を軽減するためにオススメしたいのが、AIスカウトサービス「RecUp(リクアップ)」です。RecUpはAIが候補者のプロフィール分析を行い、最適なスカウトメッセージを自動生成するサービスです。これにより、人事担当者の手間を省きつつ、より高精度なマッチングと効率的な採用活動が可能となります。
こういったダイレクトリクルーティングでは、カスタマイズされたメッセージが開封率やその後の応募率に大きく影響します。ぜひ最新のAI技術を活用したサービスを取り入れて、限られたリソースでも効果的な新卒採用を推進していきましょう。詳しい情報は下記よりご確認ください。
>RecUp公式サイト:RecUp
監修者プロフィール

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株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者
新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。