この記事を読むと理解できること
- AI面接サービスの概要 がわかる
- AI面接サービスのステップごとの進め方 がわかる
- AI面接サービス・ツールの導入で得られるメリット がわかる
- AI面接サービス・ツールの注意点やデメリット がわかる
- 【ツール比較表】対話型のAI面接サービスのおすすめ10選 がわかる
- 【ツール比較表】録画型のAI面接サービスのおすすめ7選 がわかる
- AI面接サービス・ツールのおすすめの選び方 がわかる
- AI面接サービス・ツールの活用のコツ がわかる
- AI面接サービス・ツールを導入した企業の事例3選 がわかる
- AI面接サービス・ツールに関するよくある質問と回答 がわかる
採用担当者にとって、面接は候補者の人物像を丁寧に見極めるための重要なプロセスです。しかし近年、応募数の増加や採用担当者の人手不足を背景に、従来の対面・オンライン面接だけでは選考業務が追いつかないという声が多く聞かれるようになっています。
こうした状況の打開策として注目を集めているのが、AIを活用した面接サービスです。日程調整から面接の実施、評価レポートの自動生成まで、これまで人の手が必要だった多くの業務をAIに任せられるようになり、採用活動全体の効率化と選考品質の底上げが期待されています。
本記事では、AI面接サービスの概要や進め方、メリット・注意点から、対話型・録画型あわせて17社の比較、選び方や活用のコツ、導入事例まで体系的に解説します。AI面接の導入を検討している採用担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
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AI面接サービスとは?
AI面接サービスとは、AI(人工知能)を活用して候補者との面接を自動化・効率化するサービスのことです。従来の選考業務では、面接の日程調整・実施・評価・レポート作成など、すべての工程において多くの人的コストがかかっていました。また、面接官ごとに評価基準がばらついたり、意図せぬバイアスが評価に影響したりと、公平な選考の維持が難しい側面もありました。
AI面接サービスを活用することで、こうした課題の多くを解消できます。選考プロセスの自動化により業務効率が上がるだけでなく、データに基づいた一貫した評価によって選考の公平性も高まります。大手企業を中心に導入が広がっており、いまや採用DXの中心的な取り組みのひとつとして位置づけられています。

出典:就活の教科書「【調査レポート】AI面接に不安を感じる就活生は64%|評価基準や人間味に対する声が約半数」
株式会社Synergy Careerの調査によると、就活でAI面接を受けたことがあると答えた就活経験者は21.5%、聞いたことはあるが受けたことがないと答えたのは43%にのぼっており、認知は急速に広がっています。
関連記事:【2026年最新】採用のAI活用完全ガイド!最新トレンドと方法・事例解説!
AI面接サービスの進め方をステップごとに解説!

この章では、AI面接サービスが実際にどのようなステップで運用されるかを整理しています。
AI面接サービスの基本的な流れは「面接実施→AIによる分析→評価レポートの作成→人による最終判断」というステップで進みます。それぞれのフェーズでAIが担う役割と人が行う判断の区分けを正確に理解しておくことが、導入後の運用品質を高めるうえで欠かせません。
AIによるオンライン面接
AI面接サービスのスタートとなる面接実施フェーズでは、主に「対話型」と「録画型」の2種類の方式があります。それぞれの特性を把握したうえで自社の選考設計に合う方式を選ぶことが、ツール活用の第一歩になります。
| 方式 | 概要 | 向いているシーン |
|---|---|---|
| 対話型 | AIアバターが面接官となり、候補者の回答に応じてリアルタイムで深掘り質問を生成しながら進める方式 | 思考力や対話力の見極め、中途採用の初期面接、応募者の熱量を重視したい場合 |
| 録画型 | 企業が事前に設定した質問に対し、候補者が好きなタイミングで録画で回答する方式 | 大量応募の一次スクリーニング、地方・海外からの応募者対応、候補者のスケジュール調整が難しい場合 |
出典:ONE CAREER「AI面接とは?種類や企業の導入メリット・対策を解説|AI面接の種類について」
対話型は候補者の思考の深さや論理性を引き出しやすく、即戦力を求める採用シーンで特に力を発揮します。録画型は候補者が好きな時間・場所で受験できるため、時間的制約がある現職者や遠方在住の候補者にとっても参加しやすいのが強みです。
どちらの方式も、スマートフォンやPCのブラウザから操作できるサービスが多く、候補者側の技術的なハードルが低い点もメリットです。自社の採用ボリュームや選考で重視する評価ポイントに応じて、適切な方式を選択することが重要です。選考の目的と候補者層に合わせた方式の選定が、AI面接導入の成否を分けるポイントのひとつといえます。
AIによる分析
面接が終了すると、AIが録音・録画されたデータをもとに候補者の回答内容を自動で分析・評価します。音声・映像・テキストなど複数の情報をかけ合わせ、候補者の適性や特性を多角的に数値化するのがこのフェーズの核心です。
| 解析の大項目 | 解析の中項目 | 主な分析内容 |
|---|---|---|
| 音声・言語 | 内容の妥当性・語彙・応答スピード | 論理性・一貫性・語彙の豊かさ・応答ラグを評価 |
| 非言語情報 | 表情・ジェスチャー・視線 | 笑顔率・感情推定・アイコンタクト力・姿勢の安定性を数値化 |
| 音声・声質 | 声の大きさ・発話速度・感情推定 | 自信あるトーンか、ストレス・緊張度を声の波形から推定 |
| 心理・性格特性 | ビッグファイブモデル・職務適性 | 外向性・誠実性・協調性などの推定、職務モデルへの適合度をスコア化 |
| 比較・スコアリング | 候補者間比較・職種別評価基準 | 全候補者のデータをベンチマーク化し平均や合格ラインと比較 |
注意したいのは、すべてのサービスがこれらの分析項目を網羅しているわけではないという点です。
各ツールが得意とする分析領域はサービスによって異なるため、自社の選考基準に合った評価軸を持つサービスを選定することが重要になります。AIによる数値化はあくまで補助情報であり、データの解釈と最終判断は人が担う前提で運用を設計しましょう。
評価レポートをもとに人の目で最終判断
AIによる分析が完了すると、候補者一人ひとりに対して評価レポートが自動生成されます。レポートには回答内容のテキスト化・評価スコア・項目別の分析結果などが含まれており、採用担当者が合否を検討するための参考資料として活用できます。
サービスによっては、面接後15分以内にレポートを出力するものや、選考後に候補者へのフィードバックを自動生成するものもあります。こうした機能を活用することで選考スピードの向上だけでなく、候補者体験の充実にもつながります。
このフェーズで特に注意したいポイントは以下のとおりです。
- AIが出した評価結果をそのまま合否に直結させない
- 評価レポートを参考にしたうえで、採用担当者が面接動画を確認して最終判断する
- AI面接通過後は人による二次・最終面接を設ける
- 候補者全員に対して同一のフローを公平に適用する
AI面接サービス・ツールの導入で得られるメリットは?

この章では、AI面接サービスを導入することで採用活動にどのような変化が生まれるかを整理しています。
AI面接の導入メリットは採用担当者の工数削減だけにとどまりません。候補者側にとっても選考参加のハードルが下がるという利点があり、企業と候補者の双方に恩恵をもたらすのが特徴です。
採用の効率を上げ、負担やコストを削減できる
AI面接サービスを導入することで、採用担当者のルーティン業務を大幅に削減できます。従来の選考では、面接の日程調整から実施・評価・候補者への連絡・上長報告のためのレポート作成まで、多くのステップで人的工数が発生していました。AI面接はこれらの業務の多くを自動化するため、担当者はアトラクトや内定者フォローなど、付加価値の高い業務に時間を充てられるようになります。
面接官が複数いるチーム採用でも、AIが生成した評価レポートを共有することで情報の統一が図れ、評価会議に費やす時間も短縮できます。また、書類選考の精度が上がり採用ミスマッチが減少すれば、入社後の早期離職にともなう採用のやり直しコストも抑えられます。
応募数の増加に対して人員を増やさずに対応できる点は、採用体制を効率よく拡張したい企業にとって特に魅力的な特徴です。選考フロー全体の最適化を図りながらコストを抑制できるのが、AI面接の大きな強みです。
公平な選考が可能になる
AI面接では、すべての候補者に対して同一の質問・同一の評価基準で選考が行われます。人が面接を担当する場合、面接官の経験値や印象・直感によって評価にばらつきが生じることがありますが、AIによる評価はデータに基づいて一貫性を保ちやすいという特徴があります。
採用の属人化を防ぐ観点からも、AI面接の導入は有効な手段です。特定の面接官に評価が依存している状況では、担当者が変わった際に選考基準が変動するリスクが生まれます。AIが標準化された評価を継続的に提供することで、組織全体の採用品質を底上げできます。
候補者からの視点でも「AIだから公平に評価してもらえる」という受け止め方は少なくありません。ただし、公平な評価を維持し続けるためには定期的なデータの偏りチェックと評価軸の見直しが必要です。AIは過去のデータをもとに学習するため、学習データに偏りがあると評価にも影響が出る可能性があることを念頭においておきましょう。
求職者側の負担も軽減できる
AI面接の導入は、採用担当者だけでなく候補者にとっても大きなメリットがあります。時間・場所を問わず24時間いつでも受験できるため、現職との両立が難しい転職活動中の方や地方・海外在住の候補者も、スケジュールを無理に調整することなく選考に参加できます。

出典:マイナビキャリアリサーチLab「動画エントリーシート・動画選考、AI面接に関する調査(転職経験者)」
マイナビキャリアリサーチLabが実施した調査では、転職経験者がAI面接の受験意欲が高まる理由として「気楽に受けられそうだから(30.9%)」「感情ではなく公平に評価してくれそうだから(28.5%)」「新しいものを導入している会社だと好感が持てるから(29.3%)」などが上位に挙げられています。
候補者が緊張せずに本来の力を発揮できる環境を整えることは、**より精度の高い見極めにもつながります。**応募ハードルが下がることで母集団が広がり、これまでリーチできなかった優秀な人材との出会いが増えるという効果も期待できます。
関連記事:AI採用ツールを活用するメリットとは?AI採用ツールのおすすめや導入事例について解説!
AI面接サービス・ツールの注意点やデメリットは?
この章では、AI面接サービスを導入する前に把握しておきたい注意点と、それぞれへの対策を整理しています。
どのようなツールにも一長一短があるように、AI面接にも事前に理解しておくべき点があります。デメリットを把握したうえで適切な運用設計を行うことが、導入後の効果を最大化するための前提条件です。
不安感を与える可能性がある

出典:PR TIMES「【調査レポート】AI面接に不安を感じる就活生は64%|評価基準や人間味に対する声が約半数」
AIによる面接に対して不安を覚える候補者は少なくありません。株式会社Synergy Careerの調査では、就活生の約64%がAI面接に「不安を感じる」と回答しており、「やや不安に感じる」と答えた人数が最も多い結果となっています。評価基準の不透明さや「自分の良さをAIに正しく伝えられるか」という懸念が主な理由として挙がっています。
候補者の不安を放置したまま運用すると、優秀な人材の選考離脱につながりかねません。AI面接を導入する際は、候補者への事前説明を丁寧に行い、不安を和らげるための対策をセットで設計することが重要です。
不安を軽減するための対策は以下のとおりです。
- 面接前にAIが評価する項目や仕組みをわかりやすく説明する
- 「最終判断は必ず人が行う」ことを候補者に明示する
- 模擬面接や事前練習の機会を提供する
- AI面接の前後に採用担当者と候補者が話せる機会を設ける
マッチングの見極めが難しい
AI面接はスキルや回答内容の評価が得意な一方、企業文化や職場との相性(カルチャーマッチ)を判断することは苦手です。候補者の論理性や語彙力を数値化して評価できても、「このチームになじめるか」「この組織の雰囲気に合うか」といった感覚的・直感的な判断はAIには難しい部分があります。
また、表情・声のトーン・発話速度といった測定可能なデータで「自信があるか」「緊張しているか」などは評価できますが、「真摯さや誠実さ」「相手を思いやれるか」などの人間性については十分な評価が難しいとされています。
人間の面接官なら話のなかから「エピソードの背景にある努力」や「独自の価値観」を感じ取れますが、AIは与えられた発話データをそのまま数値評価するため、潜在的な人間性や将来性まで拾い上げにくい側面があります。
以下の点に注意しながら運用を組み立てると効果的です。
- 一次選考はAI面接でスクリーニングし、二次以降は人が面接を担当する
- 採用要件にカルチャーマッチの評価基準を明確に定義しておく
- AI評価スコアだけでなく、面接動画も担当者が確認して判断する
- 内定前に職場見学や懇親会など候補者が職場環境を体感できる機会を設ける
AIによる判断の限界もある
AI面接は面接官の代替として機能する一方、AIによる判断への見方には注意が必要です。特に面接・最終面接の場面では、候補者・採用担当者の双方がAI主導の判断に慎重な見方をしている傾向があります。

出典:Thinkings株式会社「採用のAI活用に関する調査」
Thinkings株式会社の調査によると、採用プロセスごとの「AIでの判定」についての意見を聞いた設問では、面接(最終を含まない)において学生の44.5%が「AIを参考に人が判定してほしい」と回答しています。最終面接になると学生の47%が「AIを使わずに人が判定してほしい」と答えており、選考フェーズが進むほど人の判断を求める傾向が強まることが読み取れます。
AI面接はあくまで一次スクリーニングとして位置づけ、二次以降は人の判断を中心に据えたハイブリッド設計が、双方の納得感を担保するうえで有効です。
候補者・企業双方の納得感を高めるための対策は以下のとおりです。
- AI面接はあくまで一次スクリーニングとして位置付ける
- AI評価結果を最終判断の補助情報として活用し、決定権は人が持つ
- AI評価の根拠や評価項目を候補者にわかりやすくオープンにする
- 定期的に入社後のパフォーマンスとAIスコアの相関を検証する
関連記事:AI採用の問題点とは?メリット・デメリットや成功させるためのポイント・導入している事例を解説!
【ツール比較表】対話型のAI面接サービスのおすすめ10選!
この章では、対話型AI面接サービスのおすすめ10社の特徴と料金を整理しています。
- ①タレントスカウター
- ②AI面接官
- ③PeopleX AI面接
- ④Zキャリア AI面接官
- ⑤Our AI面接
- ⑥AI面接 powered by elfii
- ⑦DuDo AI面接サービス
- ⑧SHaiN
- ⑨MiAI面接
- ⑩HRmax
対話型AI面接サービスは、AIアバターが面接官となり候補者とリアルタイムで会話しながら選考を進める方式です。候補者の回答に応じてAIが深掘り質問を自動生成するため、書類選考では見えにくい思考の深さや論理性まで評価できるのが大きな特徴です。
24時間365日受験可能なため、現職との調整が難しい中途候補者や大量の新卒応募のスクリーニングにも対応できます。採用担当者のリソース不足を解消しながら、選考の質を維持したい企業に向いているサービスタイプです。
| サービス名 | 提供会社 | 特徴 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| タレントスカウター | 株式会社Preferred Networks | ケース面接・ロールプレイ対応。多面的スコアリングと詳細レポート | 要問合せ |
| AI面接官 | 株式会社VARIETAS | 新卒特化。約16評価項目を15分でレポート化 | 要問合せ(初期費用+月額+従量) |
| PeopleX AI面接 | 株式会社PeopleX | 自然な対話体験のデジタルヒューマン型。ISMS認証取得 | 要問合せ(初期費用+月額+従量) |
| Zキャリア AI面接官 | 株式会社ROXX | 深掘り観点に基づくAI追加質問。スコア評価のフルカスタマイズ可 | 要問合せ(従量・チケット制) |
| Our AI面接 | JetB株式会社 | 日本初アバター型。定額制で応募数増加してもコスト変動なし | 月額換算 7.5万円〜(年間契約) |
| AI面接 powered by elfii | ポロ株式会社 | 即戦力中途特化。文章形式の質疑応答で先入観を排除 | 要問合せ |
| DuDo AI面接サービス | DuDo株式会社 | 実在社員モデルのアバター。受け直し可能で候補者に特別感 | 要問合せ(初期費用+従量) |
| SHaiN | 株式会社タレントアンドアセスメント | 「戦略採用メソッド」に基づく科学的評価。導入900社以上 | 標準5,000円/件・アルバイト1,000円/件 |
| MiAI面接 | プロップス株式会社 | 企業ごとにカスタマイズ可能なリアルアバター型 | 月額69,980円(月20回分含む) |
| HRmax | 株式会社DYM HumanReality | 82項目の「氷山モデル」。ハイパフォーマー比較分析にも対応 | 月額70,000円・初期費用30万円・1,000円〜/回 |
①タレントスカウター

【サイトURLはこちら】https://talentscouter.preferredai.jp/
タレントスカウターは、株式会社Preferred Networksが提供するAI面接サービスです。面接シナリオを柔軟に設定できるため、接客や会議シーンを再現したケース面接やロールプレイングの実施が可能です。書類選考では見えにくい論理的思考力・課題解決力・笑顔といったスキルを可視化し、採用担当者の見極め精度を高めます。
候補者の応答内容や音声・表情・視線解析など多面的な項目で人物像を精査できるのが特徴です。全体および面接シーンごとに論理性・簡潔さ・好奇心などを定量化し、評価項目ごとに評価理由をテキストで確認できる詳細レポートも提供しています。
事前設定した採用要件・評価指標に基づいてAIが自動スコアリングを実施するため、評価の属人化やばらつきを解消したロジカルな選考が実現します。PCやスマホからAIアバターと24時間いつでも面接できるため、採用担当者にとっても候補者にとってもスケジュール調整の手間がなくなるのも大きなメリットです。
料金: 要問合せ
②AI面接官

【サイトURLはこちら】https://ai-interview.online/
AI面接官は、株式会社VARIETASが提供する、新卒採用に特化したAI面接サービスです。大手企業の一次面接の平均レベルを超える高品質な面接を実現するAIが候補者と対話し、回答に応じてリアルタイムに質問が展開されます。面接後は約15分で評価レポートを自動生成し、社会人基礎力や志望動機など約16の評価項目を一度に多面的に分析します。
ESの内容や回答に基づいて個別にカスタマイズされた深掘り質問を展開するため、画一的な面接では測れない一人ひとりのポテンシャルを引き出せます。ポジションごとに適した候補者を抽出できる「通過者確定機能」も搭載しており、採用要件に合わせて評価項目の優先順位づけや総合得点の算出が可能です。
候補者へのフィードバック自動生成機能も備えており、選考後の候補者体験向上や口コミ改善にも効果が見込まれます。解析した志望動機から一人ひとりに刺さる自社の魅力を提案してくれる機能もあり、内定辞退の防止にも活用できます。
料金: 要問合せ(初期費用+月額料金+従量課金)
③PeopleX AI面接

【サイトURLはこちら】https://peoplex.jp/
PeopleX AI面接は、株式会社PeopleXが提供する対話型AI面接サービスです。まばたきや相槌など自然な動きを持つデジタルヒューマン(AIアバター)が面接官を務め、まるで人間と話しているような対話体験を実現します。候補者の回答に応じてリアルタイムに深掘り質問を自動生成するため、書類だけでは見えにくい思考力・対話力まで評価できます。
採用サイトやスカウト文に応募用URLを掲載するだけで24時間365日の自動面接が可能です。新卒・中途・パート・アルバイトと幅広い採用目的に対応しており、面接前後に自社の魅力を伝える「AIプレゼンテーション機能」も搭載しています。録画データ・文字起こし・評価レポートが自動生成され、採用担当者は選考判断に集中できます。
国際基準のISMS(ISO 27001)認証を取得済みのため、厳格な情報管理ポリシーを持つ上場企業や大手企業でも安心して導入できます。Hakuhodo DY ONEや大手ホテルチェーンなど多数の企業への導入実績を持つサービスです。
料金: 要問合せ(初期費用+月額料金+従量料金)
④Zキャリア AI面接官

【サイトURLはこちら】https://ai-interview.zcareer.com/
Zキャリア AI面接官は、株式会社ROXXが提供するAI面接サービスです。企業があらかじめ設定した「深掘りしたい観点」に基づき、AIが候補者の回答に対して自動で追加質問を行います。個人にフォーカスした質問により、画一的な面接では測れない候補者一人ひとりの思考の深さや一貫性を客観的に評価できます。
面接の前後にアンケートや適性検査を組み込める柔軟性も強みで、AIによる会社説明代行機能も備えています。候補者のスコア評価は企業ごとにフルカスタマイズが可能で、評価軸の構成・各項目の重み付け・配点のレベル設定を自由に調整できます。
ノンデスクワーカーを含む幅広い採用シーンに対応しており、製造・建設・運輸・サービス業など現場職の採用での活用実績も豊富です。土日・深夜を含む24時間の選考体制が構築できるため、平日日中の面接が難しい候補者の選考機会を最大化できます。従量課金プランとチケット制プランから自社の採用規模に合わせて選択できます。
料金: 要問合せ(従量課金プランまたはチケット制プラン)
⑤Our AI面接

【サイトURLはこちら】https://ai-mensetsu.jp/
Our AI面接は、JetB株式会社が提供する日本初のアバター型AI面接サービスです。候補者はスマホ・PC・タブレットのブラウザから24時間365日いつでも面接を受けられ、AIが会話内容に応じて質問の順番を最適化しながら進行します。書類選考を廃止して全員面接に移行した企業での活用実績もあり、書類だけでは出会えなかった優秀な候補者の発掘に貢献しています。
追加料金なしのAIレポート作成機能が標準搭載されており、定額制・従量課金なしの料金体系のため、応募数が増加しても月額コストが変動しない安心感があります。JetB株式会社自身が自社開発の「Our AI面接」を一次面接に導入し、11ヶ月の運用で書類選考の廃止と全員面接への移行を実現した実績を持ちます。
1ヶ月の無料トライアルで実際の候補者を対象に効果を検証できるため、導入前に成果を確認してから本格導入を判断したい企業にも向いています。候補者体験と採用効率を両立したい企業に適したサービスです。
料金: 月額換算 7.5万円〜(年間契約)
⑥AI面接 powered by elfii

【サイトURLはこちら】https://apol.co.jp/service/ai-mensetsu-powered-by-elfii/
AI面接 powered by elfiiは、ポロ株式会社が提供するAI面接サービスです。即戦力の中途採用に特化しており、独自のAIエンジン「elfii」が応募者の回答をリアルタイムに解析し、その場で最適な深掘り質問を自動生成します。面接は文章での質疑応答形式を採用しており、学歴などの情報に左右されず先入観を排除した公平な選考を設計の根幹に据えています。
即戦力採用では候補者の論理的思考力・問題解決能力・コミュニケーション力が重視されますが、本サービスでは候補者が自分の言葉で記述した回答をもとにAIが深く分析するため、スキルや思考の深さを精緻に評価できます。
一次面接の代替として導入することで、採用担当者は面接に費やす時間を削減しながら高精度なスクリーニングを実現できます。中途採用で即戦力人材の見極めに課題を感じている企業や、多数の応募者の初期選考を効率化したい企業に向いているサービスです。
料金: 要問合せ
公式サイト:https://apol.co.jp/service/ai-mensetsu-powered-by-elfii/
⑦DuDo AI面接サービス

【サイトURLはこちら】https://dudo.co.jp/interview-lp/
DuDo AI面接は、DuDo株式会社が提供するAI面接サービスです。実在の社員をモデルにした高精度なアバターが面接官を務め、無機質なAI面接のイメージを払拭することにこだわった設計が特徴的です。
候補者が納得のいくまで何度でも面接に挑戦できる「受け直し(リトライ)機能」が搭載されており、一発勝負の緊張感を和らげて候補者が本来のパフォーマンスを発揮しやすい環境を提供しています。企業側はすべての受験記録を閲覧でき、繰り返し面接に臨む意欲や姿勢も評価に加えられます。
候補者の熱意やこだわりを可視化できるユニークなアプローチが、他のAI面接サービスとの差別化要素となっています。面接後は回答内容に加え、表情・しぐさ・声のトーンなどから多面的な評価レポートが自動生成されます。
料金: 要問合せ(初期費用+従量課金)
⑧SHaiN

【サイトURLはこちら】https://shain-ai.jp/
SHaiNは、株式会社タレントアンドアセスメントが提供するAI面接サービスで、導入実績は900社以上にのぼります。独自開発の科学的面接手法「戦略採用メソッド」をベースにAIが候補者にヒアリングを行い、人間の面接官に起こりがちな主観や評価のばらつきを排除して候補者の資質を公平・公正に見極めます。
評価結果は10段階でスコアリングされ、回答内容もすべてテキスト化されるため、その後の人面接での深掘り質問やアトラクトに活用できます。志望動機や勤務可能なシフトなど事前に把握しておきたい定型情報を「フリー質問」として設定できるため、採用フローに合わせた柔軟な運用が可能です。
前払いプランの場合は最小10件から1件単位で申し込める細かい設定が可能で、採用規模に合わせたコスト管理がしやすい体系です。面接時のデータは選考後も継続活用でき、入社後の人事配置やアセスメント(ピープルアナリティクス)にも活用できる長期的な価値を持っています。
料金: 標準プラン 5,000円/件・アルバイトプラン 1,000円/件(後払い従量課金の場合は別途年額60万円のシステム利用料が発生)
⑨MiAI面接

【サイトURLはこちら】https://lp.miai-app.com/
MiAI面接は、プロップス株式会社が提供するAI面接サービスです。企業の採用方針や求める人物像・カルチャーに合わせて面接内容を細かくカスタマイズできるのが最大の強みです。リアルアバターのAI面接官が採用ポジションごとに設計された内容と候補者の回答に沿って面接を実施し、面接調整から実施・評価出力まで人の手をかけずに24時間365日の運用が可能です。
面接では候補者の回答内容をその場でリアルタイムに理解し、声のトーンや言葉選びも含めた総合評価が行われます。そのため、履歴書・職務経歴書・SPIでは捉えきれない情報まで収集できます。
複数ポジションへの適性判定にも対応しており、採用基準の属人化を防いだ配置判断も可能です。面接実施後は要約・評価レポートが自動生成され、評価基準も自由に設定できるため採用担当者のリソース不足を解消しながら採用の質を維持したい企業に向いています。
料金: 月額69,980円(月20回分の面接料金を含む。21回を超えた場合は追加料金1,000円/回が発生)
⑩HRmax

【サイトURLはこちら】https://www.hrmax.jp/
HRmaxは、株式会社DYM HumanRealityが提供するAI面接サービスです。約500万人規模の面接データをもとに構築された独自の「氷山モデル」が特徴で、思考力・協調性・ストレス耐性など履歴書には表れにくい潜在能力を82項目で数値化します。ハイパフォーマー社員との比較分析も行え、入社後のパフォーマンスを多角的に予測できる精緻な評価設計が強みです。
AIが候補者の回答に合わせた質問で深掘りし、候補者自身の言葉を引き出すことで見極め精度を高めます。替え玉受験や資料参照といった不正行為を自動検知するリスク管理機能も搭載しており、信頼性・公平性の高い選考環境を担保できます。
候補者の本質的な資質の見極めに注力したい企業、また採用担当者の選考工数削減と採用判断の質の向上を同時に実現したい企業に向いています。料金体系は年間契約・定額従量プランが設けられており、採用ボリュームに応じたプランで導入できます。
料金: 月額70,000円・初期費用30万円・1,000円〜/回・15分(年契約・定額従量プランの場合)
【ツール比較表】録画型のAI面接サービスのおすすめ7選!
候補者が録画で回答する方式は、時間や場所を問わず大量の選考を効率的に進められると多くの企業から支持されています。この章では、録画型AI面接サービスのおすすめ7社の特徴と料金を整理しています。
録画型AI面接サービスは、企業があらかじめ設定した質問に対して候補者が動画で回答し、AIがその録画データを分析・評価する方式です。採用担当者は自分の都合のよいタイミングで内容を確認できるため、面接官の日程調整が一切不要になります。
多数の候補者を短期間でスクリーニングしたい場面や、地方・海外からの応募者が多い採用シーンで特に力を発揮します。また、既存の面接データを解析して面接官の育成に役立てるタイプのサービスもあり、大量応募に対応しながら選考品質の標準化を目指す企業に向いているサービスタイプです。
| サービス名 | 提供会社 | 特徴 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| 面接サポートさくらさん | 株式会社ティファナ・ドットコム | 日程調整から採点まで採用プロセスを一貫サポート | 要問合せ |
| 面談支援AIサービス | 株式会社日立ソリューションズ | 非言語情報から本音を分析。ベテランの評価能力をAIモデル化 | 要問合せ(基本料金+面談利用時間) |
| HireVue | 株式会社日立システムズ | 世界40ヶ国語以上に対応。導入企業1,150社以上 | 要問合せ |
| AI面接+ | 株式会社リンクウェイ | 1面談あたり数百円〜の低コスト設計。主要求人媒体との連携可 | 月額27,500円〜 |
| AI RECOMEN | 株式会社アイエンター | 日程調整・リマインドなどスケジュール管理の効率化に強み | 700円/面接(初期費用なし) |
| Track AI | 株式会社ギブリー | 15項目での多角的スコアリング。企業ごとにオーダーメイド設計可 | 要問合せ |
| harutaka IA | 株式会社ZENKIGEN | 面接データの自動書き起こし・分析で面接官育成を支援 | 要問合せ |
①面接サポートさくらさん

【サイトURLはこちら】https://sakura.tifana.ai/interview
面接サポートさくらさんは、株式会社ティファナ・ドットコムが提供するAI面接サービスです。候補者情報の確認・日程調整から一次面接・採用試験の採点まで、採用プロセスに付随する多様な業務のAIによる自動化に対応しています。企業の求める人物像に基づいてAIが客観的にスコアリングするため、評価のばらつきを防いだ公平な選考を実現します。
ChatGPTの無許可学習利用を防ぐほか個人情報入力時に警告が表示されるなど、セキュリティ対策が施されており安心して利用できる設計です。カレンダーアプリやメールアプリとの連携にも対応しており、面接日程の調整・候補者への連絡業務の効率化が図れます。
画面上のアバター「AIさくらさん」の衣装を自社の制服に変更できるなど、多彩なカスタマイズにも対応しています。サービス導入時に必要な初期学習は担当者とAIが完全サポートし、既存の質問内容があれば流用も可能です。面接日程の自動調整から採用プロセス全体を効率化したい企業に向いています。
料金: 要問合せ
②面談支援AIサービス

【サイトURLはこちら】https://www.hitachi-solutions.co.jp/ai_interview/
面談支援AIサービスは、株式会社日立ソリューションズが提供するAI面接サービスです。アバターが面談を代行する「セルフ面談」と人が面談を行う「対面面談」の2種類に対応しており、採用シーンだけでなく既存社員の定着支援・離職防止にも活用できます。
日立独自開発のAIエンジンに面談動画と評価指標を学習させることで、ベテラン面談者の「人を見抜く力」をAIモデルとして構築できるのが最大の特徴です。面談中の表情・目線・心拍などの非言語情報と言語情報を組み合わせ、設問の回答だけでは見えない本音や特性の評価予測を行います。
「事前に候補者を絞り込み、残った候補者に十分な対面面談を行いたい」「優秀な人材の見落としを減らしたい」という採用担当者のニーズに応えられる設計です。採用と人材育成の両面でAIを活用したい大手企業や、定着支援にも課題を感じている企業に向いているサービスといえます。
料金: 要問合せ(基本料金+面談利用時間に応じたプラン)
③HireVue

【サイトURLはこちら】https://www.talenta.co.jp/hirevue/
HireVueは、株式会社日立システムズが国内で展開するアメリカ発のデジタル面接プラットフォームです。世界40ヶ国語以上に対応し、全世界での導入企業は1,150社以上にのぼる豊富な実績を持ちます。録画形式面接とライブ形式面接の両方に対応しており、企業のニーズや選考フェーズに合わせた活用が可能です。
録画データから候補者の声や話の内容など25,000の特長パターンを検出し、企業の優秀人材と比較したうえで評価を行う「AIアセスメント機能」が特徴的です。過去の面接データと入社後のパフォーマンス実績をもとに新たな候補者の未来のパフォーマンスを予測できる「人工知能選考支援機能」も搭載しています。
ゲームを通じて候補者の認知能力を短時間で測定する「ゲームベースアセスメント機能」や、技術系候補者のコードを自動判定する「プログラミングテスト機能」なども備えており、グローバル採用や大規模採用に対応した多機能なプラットフォームを求める企業に向いています。
料金: 要問合せ
④AI面接+

【サイトURLはこちら】https://www.ai-interview-plus.com/
AI面接+は、株式会社リンクウェイが提供するAI面接・採用管理プラットフォームです。1面談あたり数百円からというリーズナブルな料金設定が特徴で、コストを抑えた試験導入や小規模な採用活動にも柔軟に対応できます。
AIが面接結果を発言・行動の項目別にスコアやグラフで可視化するため、面接官による判断基準のばらつきを抑制できます。合否に関わらず候補者に具体的なフィードバックを自動送信できる機能も備えており、候補者体験の向上と企業イメージの改善にも貢献します。
自社エントリーフォームの作成から面接後のフィードバック対応まで、応募者との接点全般をカバーする設計です。初期コストを抑えてAI面接を試したい企業や、小〜中規模の採用活動を効率化したい企業に向いています。
料金: 月額27,500円〜
⑤AI RECOMEN

【サイトURLはこちら】https://service.recomen.ai/
AI RECOMENは、株式会社アイエンターが提供するAI面接サービスです。採用担当者向けの「for採用」と、就職活動者の面接練習・面接力向上を支援する「for面接練習」の2パターンを提供している点がユニークです。初期費用なしで1面接あたり700円からという明確な料金設定が導入のハードルを下げています。
面接そのものの自動化に加え、候補者との日程調整やリマインド対応といったスケジュール管理業務の負荷軽減に強みがあります。応募者はPC・スマホ・タブレットのブラウザからアプリ不要でいつでも受験でき、企業側は空いた時間にAIの評価結果(文字起こし・表情分析など)を確認できます。
直近50回の面接スコアの統計を含むレポートでデータを可視化し、他の候補者のスコアとの比較で精度の高い選考判断を支援します。一次選考の早期完了と選考スピードの向上で候補者の離脱を防ぐことも期待できます。
料金: 700円/面接(初期費用なし)
⑥Track AI

【サイトURLはこちら】https://tracks.run/products/ai-interview/
Track AIは、株式会社ギブリーが提供するAI面接プラットフォームです。企業独自の採用基準や職種特性に合わせて面接内容をオーダーメイドで設計できるのが最大の特徴です。「聞きたいこと・測りたいこと」に基づいた質問内容と評価軸を自由に設計し、「一問一答式」「深掘り式」から面接形式を選択できます。
面接後は思考力・ヒューマンスキル・ビジネスリテラシーなど15項目でAIが多角的にスコアリングし、透明性のある合否判断をサポートします。エンジニアのスキルを測る「Track Test」との組み合わせでデジタル人材の総合的な評価が可能な点も他サービスとの差別化要素です。
録画内容の要約・レポート出力にも対応しており、候補者比較や次工程への申し送りもスムーズに行えます。導入後もスコア分布の調整まで継続的な伴走サポートが受けられるため、自社独自の評価基準を精緻に反映させたい企業に向いています。
料金: 要問合せ
⑦harutaka IA

【サイトURLはこちら】https://harutaka.jp/interview-assessment
harutaka IAは、株式会社ZENKIGENが提供する面接解析システムです。対人面接やオンライン面接の内容をAIが自動で書き起こし・共有・分析することで、面接後の手間と工数を大幅に削減します。面接内容の議事録を自動作成・共有できる「まとまる議事録機能」により、面接官はメモ作業から解放されて候補者との対話に集中できます。
発話内容・発話バランス・話し方などを分析して面接担当者個別のレポートを発行し、面接官の育成と自律改善を促す機能が充実しています。採用面接研究者が監修した引き継ぎ内容で次の面接官への申し送りを効率化できるほか、主要なATSとの連携機能も備えています。
ライブ面接の録画データや録画選考の動画データをAIが参照・分析するタイプのサービスであり、面接品質の標準化と採用力の継続的な向上を両立させたい企業に向いています。
料金: 要問合せ
AI面接サービス・ツールのおすすめの選び方!
この章では、数あるAI面接サービスの中から自社に最適なツールを効率よく選ぶための視点を整理しています。
多くのAI面接サービスが市場に並ぶなか、すべてを比較するには相当な時間がかかります。AI面接サービスは機能・料金・対象とする採用ターゲットがサービスごとに大きく異なります。
自社の採用課題を明確にしないままツールを選定してしまうと、導入後に「期待していた効果が得られなかった」という結果につながります。導入の目的から逆算して絞り込みを進めることが、選定成功の第一歩です。
導入目的に適しているか
AI面接サービスを選ぶ際にまず確認すべきは、サービスの特性が自社の導入目的と一致しているかどうかです。「大量応募の一次スクリーニングを効率化したい」のか、「候補者の思考力・実務スキルを精緻に測定したい」のか、あるいは「面接官のスキルを向上させたい」のかによって、適切なサービスタイプは異なります。
新卒採用では将来のポテンシャルや基礎力の評価が重視される一方、中途採用では即戦力となるスキルや経験が評価の中心になります。既存社員向けであれば、エンゲージメント測定や定着支援に強みを持つサービスが適しています。
自社の採用課題に近い導入事例が掲載されているサービスを優先的に検討することが、効率的な絞り込みにつながります。
自社に必要な機能が備わっているか
採用フローに必要な機能がツールに揃っているかを確認することも欠かせません。評価の対象が「発話内容(論理性・具体性)」なのか「非言語情報(表情・声質)」なのか、職種ごとに評価基準をカスタマイズできるかどうか、AIによる深掘り質問の自動生成に対応しているかなど、選考設計に直結する機能を事前にチェックします。
現在使用中のATSとの連携可否も見落としやすいポイントです。連携が取れないツールを導入すると手動での転記作業が発生し、業務効率化の効果が薄れます。デモ画面や評価レポートのサンプルを実際に確認したうえで判断することが、機能面での齟齬を防ぐ最善策です。
自社に適した料金プランか
AI面接サービスの料金体系は、月額固定型・件数従量型・前払いチケット型など、サービスによって大きく異なります。採用ボリュームが安定している企業には定額型が割安ですが、採用人数の変動が大きい場合やまず試験導入したい場合は従量型のほうが柔軟です。
初期費用・月額料金・オプション料金の構成を細かく確認することが大切です。見た目の月額が低くても、オプション追加によって年間トータルコストが膨らむケースもあります。自社の採用計画に基づいた年間コストのシミュレーションを行い、費用対効果の観点から複数サービスを比較したうえで導入を判断しましょう。
サポート体制が充実しているか
ツールを導入しても使いこなせなければ本末転倒です。導入時のオンボーディング支援(研修・初期設定サポート)の有無、候補者側からの問い合わせに対応できるサポート窓口があるかどうかを確認しておきましょう。
面接官へのAI評価の読み方や候補者への説明方法をトレーニングしてくれるかどうかも、長期的な活用品質に影響します。障害発生時の対応スピードや稼働率(SLA)が明示されているかも、業務への影響を避けるうえで重要な確認事項です。導入前にサポートデスクや営業担当に直接質問してみると、実際の対応スタンスを確認できます。
セキュリティ対策が十分か
AI面接では候補者の映像・音声・個人情報など機密性の高いデータを扱います。暗号化通信(SSL/TLS)やデータ暗号化が施されているか、個人情報保護法に準拠した運用体制が整っているかを確認することは最低限の条件です。
データの保存場所(国内サーバーか否か)や保存期間・削除ルールが明確に定められているかも重要なチェックポイントです。ISMS認証(ISO/IEC 27001)などのセキュリティ認証を取得しているサービスを選ぶことで、情報管理に関するリスクを軽減できます。グローバルな採用を行う企業ではGDPRへの準拠状況も必ず確認しておきましょう。
関連記事:採用課題とは?よくある課題一覧と解決策!見つけ方や8つの実践・解決事例も必見!
AI面接サービス・ツールの活用のコツは?
AI面接サービスを導入しただけでは、期待した採用効果は自然には生まれません。この章では、導入後に成果を引き出すための運用上のポイントを整理しています。
AI面接の導入はゴールではなく、採用改善のスタートです。ツールを使いこなすための運用設計が整ってはじめて、採用効率と選考精度の向上という本来の目的に近づけます。
自社の採用方針とリンクさせる
AI面接サービスを「とりあえず効率化できそうだから」という動機だけで導入しても、十分な成果は得にくいです。
どのようなスキル・経験・資質を持つ人材が自社に必要なのか、選考の各フェーズで何を重視するのかを事前に明確化し、AI面接の評価設計に落とし込むことが重要です。人材戦略を具体的に立てることで、AI面接の質がさらに向上し、採用全体の見極め精度も高まります。
人材戦略を具体的に立てるうえで実施したいことは以下のとおりです。
- 採用ターゲットのペルソナを言語化し、AI評価基準と照合する
- AIが評価すべき項目(スキル・適性・思考力など)を選考フェーズごとに整理する
- 経営層と採用現場が一致した採用方針のもとでAI評価軸を設定する
- 定期的に採用成果を振り返り、AIの評価設計を見直すPDCAを組み込む
人の判断も取り入れる
AIはあくまでも「効率化・補助のためのツール」であり、最終判断を任せることは推奨されていません。スキルや適性の数値化は得意でも、候補者の人間性やカルチャーフィットの見極めには限界があります。
最終的な合否判断は必ず人が行う設計を維持することが、AI面接を正しく機能させるための大前提です。
人の判断と組み合わせるための具体的な進め方は以下のとおりです。
- 一次選考はAI面接でスクリーニングし、二次以降は人が担当する
- AI評価レポートを参考にしつつ、担当者が面接動画を視聴して最終判断する
- AI評価スコアだけでなく、候補者の背景や志望経緯もあわせて総合判断する
- 内定後も人による丁寧なフォローアップを組み合わせる
候補者へ事前説明をする
AI面接に対して不安を覚える候補者は少なくないため、導入している理由や評価の仕組みを事前に伝えることが重要です。説明が不十分なまま面接を実施すると、選考辞退や候補者体験の悪化につながる場合があります。
事前説明を丁寧に行うことで候補者の安心感が高まり、企業への印象も向上します。
事前説明として押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- AI面接を導入している理由(公平な評価の実現・効率化など)を明示する
- AIが評価する具体的な項目(回答内容の論理性・声のトーンなど)をわかりやすく伝える
- 「AIは一次評価の補助であり、最終判断は人が行う」ことを明示する
- 候補者データの取り扱い・保存期間・プライバシー保護について説明する
分析データの偏りチェックする
AI面接の精度を維持し続けるためには、定期的なデータの偏りチェックが欠かせません。AIは過去のデータをもとに学習するため、特定の属性に偏ったデータで学習が進んでいると、評価にも偏りが生じる可能性があります。
定期的なモニタリングを通じて、評価の公平性を継続的に担保することが重要です。
具体的にチェックしたい項目は以下のとおりです。
- 性別・年齢・学歴・国籍ごとの通過率に統計的な差がないか確認する
- 発話スピードやアクセントなど文化的背景による影響が出ていないか確認する
- AI評価スコアと入社後のパフォーマンスの相関を定期的に検証する
- システムアップデート後やデータ更新後に偏りが生じていないかをモニタリングする
AI面接サービス・ツールを導入した企業の事例3選!
実際の現場でAI面接がどのように活用され、どのような効果をもたらしているかを知ることは、自社での導入イメージを具体化するうえで非常に参考になります。この章では、AI面接サービスを導入した企業の取り組みと成果を紹介しています。
業種や採用規模・課題が近い事例を参考にすることで、自社の採用フローへの組み込み方や期待できる効果のイメージが掴みやすくなります。
株式会社足利建機産業
株式会社足利建機産業は、建設機械の販売・修理・レンタルを手がける企業です。「Zキャリア AI面接官」(提供:株式会社ROXX)を導入し、採用選考の効率化と面接機会の拡大に取り組みました。
建設・製造業界では現場スタッフの勤務形態上、平日日中の面接調整が難しい候補者も多く、面接辞退が採用機会の損失につながるケースが課題でした。Zキャリア AI面接官の導入により、候補者が土日・深夜を含む好きな時間にスマートフォン1台で面接を受けられるようになりました。
時間・場所の制約がなくなったことで選考機会が最大化され、AIによる一貫した評価基準の適用が公平で透明性の高い選考体験にもつながっています。選考のリードタイム短縮と面接辞退率の改善という、現場採用特有の課題を同時に解消した事例です。
関連リンク:株式会社足利建機産業のZキャリア AI面接官 導入事例
日本通運株式会社
日本通運株式会社は、NIPPONEXPRESSホールディングスの中核会社として国内外でロジスティクスサービスを展開する大手運輸企業です。26卒の新卒採用から「harutaka(ハルタカ)」の「AI要約機能」(提供:株式会社ZENKIGEN)を導入しました。
導入前は面接官が当日中にすべての記録を作成する必要があり、面接が集中する3〜4月にはほぼ毎日の残業が発生していました。面接官ごとに記録のスタイルや詳細さにばらつきがあり、評価の軸をそろえることに苦労していたといいます。
AI要約機能の導入により、面接内容が自動で文字起こし・要約されるようになり、面接官・人事双方の業務負荷が大幅に軽減されました。全国の面接官が他地域の面接内容を確認・共有できるようになり、評価軸の標準化と面接品質の向上にも効果が出ています。
関連リンク:日本通運株式会社のharutaka 導入事例
株式会社Hakuhodo DY ONE
株式会社Hakuhodo DY ONEは、博報堂DYグループの「デジタルコア」として統合的なデジタルマーケティングサービスを展開する企業です。2027年新卒採用選考より「PeopleX AI面接」(提供:株式会社PeopleX)を導入し、全選考プロセスへのAI活用を本格化させました。
従来の録画面接では学生1人の合否判断に約20分を要し、インターン・本選考を合計すると年間500時間近くを動画確認に費やしていました。さらに、動画を撮影して送付するというハードルから約25%の学生が選考から離脱するという課題もありました。
PeopleX AI面接の導入後は確認作業が約400時間削減され、選考の離脱率は25%から10%以下へと大幅に改善しました。「AIだからこそ全員同じ基準で公平に見てもらえる」という学生の受け止めも好意的で、選考体験の向上と採用効率化を同時に実現した事例として広く注目されています。
関連リンク:株式会社Hakuhodo DY ONEのPeopleX AI面接 導入事例
関連記事:AI採用を導入している企業15選!AIを採用に活かすための方法も解説!
AI面接サービス・ツールに関するよくある質問と回答
この章では、AI面接サービスの導入・運用にあたって採用担当者からよく寄せられる疑問をまとめています。
- Q:AI面接を導入すべきかどうか、どのように判断すればよいでしょうか?
- Q:AI面接と人間の面接では、役割はどのように分けたらよいでしょうか?
- Q:録画型と対話型のAI面接、どちらを採用するのが適しているでしょうか?
- Q:AI面接で評価されるポイントは、人間の面接と比べてどこが違うのでしょうか?
- Q:候補者側の不安やトラブルへの対応は、どのような体制を整えておけばよいでしょうか?
Q:AI面接を導入すべきかどうか、どのように判断すればよいでしょうか?
A:面接官のリソース不足で候補者対応が追いつかない、評価基準が担当者によってばらつく、日程調整の工数が大きい、地方・海外からの応募者への対応が難しいなどの場合は、導入を検討すべきと言えます。
一方、応募数が少なく現状の体制で問題がない場合や、カルチャーマッチの見極めが採用の最重要項目である場合は、人による面接を中心に据えたほうが適切なこともあります。
Q:AI面接と人間の面接では、役割はどのように分けたらよいでしょうか?
A:「AI面接で一次スクリーニング→人の面接で二次以降の見極め」というハイブリッド設計が一般的に有効です。
AIはスキル・適性・論理性などの客観的なデータ評価を担い、人は候補者の人間性・カルチャーフィット・潜在的な可能性を見極める役割を担います。最終面接は必ず人が行う設計にすることで、候補者の納得感と選考の質を両立できます。
Q:録画型と対話型のAI面接、どちらを採用するのが適しているでしょうか?
A:候補者の思考の深さや対話力を見極めたい場合、または中途採用で実務スキルを測定したい場合は対話型が向いています。大量の応募を短期間でスクリーニングしたい場合や、候補者のスケジュール調整が難しい採用シーンでは録画型が適しています。
採用ボリュームと選考で重視する評価ポイントを照らし合わせることが、方式選択の指針になります。
Q:AI面接で評価されるポイントは、人間の面接と比べてどこが違うのでしょうか?
A:AI面接では回答内容の論理性・一貫性・語彙の豊かさといった言語情報に加え、表情・視線・声のトーン・発話速度といった非言語情報もデータとして評価されます。
人の面接では候補者の誠実さや人間味、エピソードの背景にある努力や熱量など数値化しにくい側面の評価が可能です。AIと人の評価を組み合わせることで、どちらか一方だけでは捉えきれない多角的な見極めができます。
Q:候補者側の不安やトラブルへの対応は、どのような体制を整えておけばよいでしょうか?
A:受験前後に問い合わせできる窓口(メール・チャットなど)を設けることが基本です。
技術的なトラブル(接続不良・録画失敗など)が発生した場合のリカバリールール(再受験の許可・期限延長など)を事前に設計しておくと、候補者体験の悪化を防げます。AI面接の導入説明を丁寧に行い、候補者の疑問や不安に先回りして答えるFAQを準備しておくことも有効な対策です。
採用効率化は、AI面接×AIスカウトRecUpで実現!

AI面接サービスの導入は、採用業務の工数削減と選考精度の向上を同時に実現できる手段として、いまや多くの企業が注目しています。本記事ではAI面接の概要・種類・メリット・注意点から、対話型・録画型あわせて17社の比較、選び方・活用のコツ、導入事例までを体系的に解説しました。
AI面接で選考を効率化しながら、母集団形成の段階からも採用力を底上げしたいとお考えの方には、AIスカウトサービス「RecUp」との組み合わせがおすすめです。RecUpは国内導入数No.1のAIスカウトサービスで、AIと採用のプロが連携しながら貴社の採用活動を包括的にサポートします。
AI面接×AIスカウトの連携で、採用効率化の仕組みをぜひ次のレベルへ引き上げてみてください。
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参考出典
就活の教科書「【調査レポート】AI面接に不安を感じる就活生は64%|評価基準や人間味に対する声が約半数」 https://reashu.com/research/report-aimensetsu/
マイナビキャリアリサーチLab「動画エントリーシート・動画選考、AI面接に関する調査(転職経験者)」 https://career-research.mynavi.jp/reserch/20250526_96625/
PR TIMES「【調査レポート】AI面接に不安を感じる就活生は64%|評価基準や人間味に対する声が約半数」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000065508.html
Thinkings株式会社「採用のAI活用に関する調査」
https://thinkings.co.jp/news/20231205_aichosa/
アスピック「AI面接サービス比較15選。仕組みやメリット・注意点、選び方」 https://www.aspicjapan.org/asu/article/46567
VOLLECT JOURNAL「AI面接サービス比較16選!サービス概要やメリット・デメリットも解説」 https://vollect.net/hrpedia/ai-interview-service/
ONE CAREER「AI面接とは?種類や企業の導入メリット・対策を解説」
https://www.onecareer.jp/articles/5219#c3

