【採用担当者向け】LabBase就職の料金を徹底解説！理系学生の採用成功率を高める方法とは？

理系学生の採用は、一般的な文系学生の採用とは大きく異なる課題を抱えています。研究室のコアタイムに縛られており、就職活動に時間を割けない学生が多く、推薦枠や教授との繋がりによって就職先が決まってしまうケースも少なくありません。

特に機電・情報系の専門性を持つ優秀な理系学生との接点を作ることは、多くの企業にとって大きな採用課題となっています。大手ナビサイトに求人を掲載しても、理系学生からのエントリーがなかなか集まらず、頭を抱える採用担当者も多いのではないでしょうか。

そんな課題を解決するサービスとして注目を集めているのが、株式会社LabBaseが運営する「LabBase就職」です。この記事では、LabBase就職の料金プランから特徴、効果的な活用方法まで詳しく解説していきます。

理系学生へアプローチできるLabBase就職とは？

LabBase就職は理系学生に特化した国内最大級のダイレクトリクルーティングサービスで、これまで約700社が導入しています。企業は約4万人の学生データから、研究内容・スキル・研究意義など専門的なプロフィールを確認してスカウトを送れるという特徴があり、AIアシストを活用するなどでより精度の高いスカウトを実現することができます。

LabBase就職に登録している学生は、特に機械・電気・情報系の学生が多く、MARCH・国公立以上が8割を占めています。また、大学院生の割合も高いため、質の高い母集団形成が可能なのも特徴です。

さらに、LabBase就職は、スカウトの開封率90%・返信率は約40％と業界トップクラスで、スカウトの無駄打ちを減らせることも人気の理由です。ダイレクトリクルーティングで嵩張りがちな採用工数を削減できるのは、多くの企業にとってメリットとなるでしょう。

加えて、カスタマーサクセスチームが採用設計から運用までサポートしてくれるため、理系採用の経験が少ない企業でも安心して利用できるのもポイントとなっています。また、理系特化イベントやWebメディアにも掲載されるのも特徴で、さまざまな角度から理系学生にアプローチすることができます。

このように、研究×技術領域に特化したLabBase就職は、効率よく専門知識や志向に合う学生を発掘するのにとても向いているプラットフォームなのです。

LabBase就職について、詳しい特徴や口コミ・評判は【採用担当者向け】LabBaseの評判は？口コミや理系採用に強いのかを徹底解説！に掲載しております。併せてご確認ください。

LabBaseの料金プランを徹底解説！

LabBase就職では、下記のように5つの料金プランを設定しています。

プラン名	年額料金	合計スカウト数	初月スカウト数	月次スカウト数（12ヶ月）
自社完結プラン	120万円	92通	56通	3通/月
トライアルプラン	150万円	140通	80通	5通/月
少人数採用プラン	180万円	196通	100通	8通/月
スタンダードプラン	240万円	330通	150通	15通/月
大量採用プラン	480万円	720通	360通	30通/月

このように、LabBase就職では、スカウト配信数によって料金設定が異なっているため、自社の採用人数や運用体制に合わせた選択を行うことが大事です。また、LabBase就職では成果報酬は一切発生せず、年額120万円～のみの料金設定（月額制）となっているのも特徴です。そのため、複数人の採用でより採用単価を抑えた採用を行うことができます。

それでは、各プランについて詳しく見ていきましょう。

自社完結プラン

自社完結プランは、コンサルなどに頼らず自分の会社で採用活動をすべて完結させたい企業向けのプランです。LabBaseのサイトやスカウトを利用しながら、求人情報の作成や公開、学生との直接やり取りなどを自由に行えます。採用担当者がスカウト文面の作成から配信まで全て自社で対応する必要がありますが、年額120万円で利用できる最もリーズナブルなプランです。

機能としては、オンラインでの検索、スカウト送信、選考管理のほか、興味あり機能を利用して学生からの反応を見ながらスカウトを送ることもできます。初期スカウト数は56通で、月次スカウト数は3通×12ヶ月、合計で92通のスカウトが送信可能となっています。

理系採用のノウハウが社内に蓄積されており、スカウト運用の経験が豊富な企業に適したプランと言えるでしょう。

トライアルプラン

トライアルプランは、年額150万円で利用できるプランです。月次スカウト数は5通を12ヶ月間送付でき、合計140通のスカウトが送信可能となっています。(初期スカウト数は80通です。)

自社完結プランに比べてスカウト通数が増えており、より多くの理系学生にアプローチできる設計となっています。興味あり機能も標準で付帯しているため、学生のログイン情報を確認しながら効果的にスカウトを送れる環境が整っています。

少しコストが高く見えるかもしれませんが、一般的な理系学生の新卒の採用単価は1人あたり100万円程度となっているため、2人以上の採用で十分におつりがくる料金設計となっていることが分かります。

LabBase就職を初めて導入する企業や、まずは小規模で理系採用を試してみたい企業におすすめのプランとなっています。

少人数採用プラン

少人数採用プランは、年額180万円で利用できるプランです。月次スカウト数は8通を12ヶ月間送ることができ、合計196通のスカウトが配信可能となっています。(初期スカウト数は100通です。)

このプランは、年間で1～3名程度の理系学生を採用したい企業に最適な設計となっています。スカウト通数が増えることで、より多様な専門分野の学生にアプローチできるようになり、採用ターゲットの選択肢を広げることができるでしょう。

スタンダードプラン

スタンダードプランは、年額240万円で利用できるプランとなっています。月次スカウト数は15通を12ヶ月間送ることができ、合計330通のスカウトが送信可能です。(初期スカウト数は150通です。)

このプランは、LabBase就職の中で最も人気のあるプランとなっており、年間で3～5名程度の理系学生を採用したい企業に適しています。スカウト配信数と採用数には明確な相関関係があるため、十分な通数を確保することは採用の成功には欠かせません。興味あり機能なども活用しつつ、計画的にスカウト運用を進めることが重要です。

大量採用プラン

大量採用プランは、年額480万円で利用できる最上位のプランです。初期スカウト数は360通、月次スカウト数は30通を12ヶ月間送ることができ、合計720通のスカウトが配信可能となっています。(初期スカウト数は360通です。)

このプランは、年間で5名以上の理系学生を採用したい企業や、複数の職種で同時に理系採用を進めたい企業に最適です。過去のデータによると、スカウト配信数が600通以上の企業は、あまり実施していない企業に比べて約3倍の採用数を実現しているという実績があります。

大量のスカウトを送信できることで、機電系・情報系・化学系など、多様な専門分野の学生に幅広くアプローチできる点が大きな強みとなっています。

オプション

LabBase就職では、基本プランに加えて様々なオプションサービスが用意されています。企業の採用状況や課題に応じて、これらのオプションを組み合わせることで、より効果的な理系採用が実現できる仕組みとなっています。各オプションの特徴と料金の例は下記のとおりです。

オプション名	内容説明	料金	備考
LabBase Media	LabBase就職トップページに企業インタビュー記事を2記事作成・掲載。理系学生向けに特化した内容の記事制作。	60万円	制作費30万円＋掲載費（月額2.5万円）含む場合あり
LabBase Magazine	全国約4000研究室へ配送される理系学生向け就活メディアへの記事掲載。研究室を介し、就活前の学生にもアプローチ可能。	90万円
LabBase Now	企業単独の座談会イベントを開催。LabBaseがターゲット学生を個別集客し、効率的に接点形成可能。	45万円
LabBase Expo	専攻分野別に学生を集客する採用セミナー。50〜100名の理系学生と接触可能な大規模イベント。	70万円
LabBase Career Draft	AI・DS・Web領域エンジニア向け逆求人イベント。LabBaseが選抜した優秀学生と直接会える質の高いマッチングが期待できる。	60万円
メールマガジン	LabBase就職に登録する学生へ一斉配信可能なメール・マーケティングオプション。	20万円
採用コンサルティング	企業ニーズに合わせたカスタマイズ採用支援サービス。料金は相談に応じ決定。	応相談

LabBaseに登録している理系の学生層とは？

ここまで、LabBase就職の料金について詳しく解説しました。LabBase就職では、使いやすいプラットフォームや理系に特化したイベントのほか、登録している理系学生の質の高さが人気となっています。

最後に、LabBase就職に登録している理系学生の特徴について、3つの観点から詳しく解説していきます。

80%以上が国公立などの上位の大学生

LabBase就職に登録している学生は、MARCH・国公立以上の上位校出身者が80%以上を占めています。特に大学院生の登録が約96％と非常に高く、高度な専門知識を持つ理系人材との接点を作りやすい環境が整っています。

機電・情報系の学生を中心に、専門的な研究をおこなっている学生が多数登録しているため、全国の優秀な理系学生から自社のターゲットに合った人材にピンポイントでアプローチすることが可能です。研究に忙しく、なかなか積極的に就職活動ができない理系学生に直接コンタクトできるため、高確率で企業ニーズに合致した人材とめぐりあえる仕組みとなっています。

人材紹介で上位校と言われる旧帝大や早慶の理系学生を採用する場合、1人あたり成果報酬が80万円後半から120万円ほどかかると言われています。LabBase就職を活用すれば、成果報酬なしでこうした優秀層にアプローチできる点も大きなメリットと言えるでしょう。

研究内容から人間性がわかる

LabBase就職の大きな特徴として、理系学生に最適化されたプロフィール項目が挙げられます。一般的な就活サイトでは、学歴やスキルといった表面的な情報しか得られないことが多いのに対し、LabBaseでは研究に対する姿勢や考え方を通じて学生の人間性を深く理解できる仕組みとなっています。

登録学生は「研究概要」「研究の意義」「研究を選んだ理由」「研究から学んだこと」などの項目を詳細に記載しており、何を研究しているのかという点だけでなく、その研究に対する思いや姿勢まで確認することが可能です。なぜその研究を選んだのか、研究を通じてどのような学びを得たのかといった情報から、学生の価値観や成長意欲を把握できる点は、理系採用において非常に重要な判断材料となります。

エーザイ株式会社の導入事例では、学生のプログラミングスキルや研究実績を詳細に確認できる点が評価され、IT職種やデータアナリスト職の採用目標を全てLabBase経由で達成し、内定承諾率100%を実現したという成功事例もあります。研究内容を通じて学生の人間性を見極められることが、高いマッチング率につながっていると言えるでしょう。

研究内容から学生を検索できる

LabBase就職では、研究内容やスキルなど理系ならではのキーワードで学生を検索できる機能が充実しています。「マルチモーダル処理」「D-CASE」といった狭い範囲のキーワードでも、学生が一定数ヒットするため、非常に細かい専門分野まで指定してターゲットを絞り込むことが可能です。

株式会社クレハの導入事例では、計算機化学にも興味を持ち、モノづくりに情熱を持つ学生を求めていたところ、研究内容が詳しく記載されたLabBase就職を活用することで、ターゲット学生へのピンポイントなアプローチが実現できたとされています。その結果、初年度で6名の内定を得て、3名が内定を承諾したという成功事例があります。

検索機能を活用する際は、100名程度まで絞り込むとターゲットの精度が高くなると言われています。また、直近でログインした学生やNEWマークが付いている新規登録学生を優先的に狙うことで、高い返信率が期待できる運用ノウハウも確立されています。スカウト受け取り数が少ない学生を選べば、スカウト1通の価値が高まるため、返信してもらえる可能性も上がるでしょう。

自動で個別のスカウトで学生を採用したいならRecUpへ！

LabBase就職は、理系学生の採用に特化した優れたダイレクトリクルーティングサービスです。このサービスを効果的に使うには、個人に合わせたスカウトメール文面を作成することが欠かせません。

そこでおすすめなのが、AIを活用した採用支援サービス「RecUp（リクアップ）」です。RecUpは、AIが候補者のプロフィールに基づいてパーソナライズした文面を作成し自動配信するサービスで、配信時間も選択できるため、より戦略的に候補者へアプローチすることができます。さらに、RecUpを利用すれば、1通に15分かかっていた工程を、さらに4分の1程度削減できる可能性もあります。

また、RecUpでは、AIだけでなく専門のコンサルタントによる効果測定やデータに基づく改善提案も提供しています。そのため、はじめて導入される企業も安心です。

特に、母数が決まっている理系の採用は、より効率よく「心に刺さる」メッセージの作成が大事です。LabBase就職と併せて活用すれば、優秀なスキルや経験を持つ理系人材を確保することができるでしょう。詳しいサービスについては、下記ホームページよりご確認ください。