【採用担当向け】マイナビ2027のスカウト機能を完全解説!特徴や料金・新卒を採用する使い方とは?

新卒採用を担当されている企業の人事・採用担当者にとって、採用市場の流動化が進む現在、従来のナビサイトに頼る「待ち」の採用手法だけでは、優秀な人材の確保が非常に難しくなっています。

特に、企業が能動的に学生へアプローチするスカウト型採用、すなわちダイレクトリクルーティングは、採用目標達成のための重要な鍵を握っているのが現状です。

マイナビでは、新卒領域のみならず、第二新卒や転職市場まで幅広いターゲットを対象とした多様なスカウトサービスを展開していますが、その中でも自社の採用課題に即したサービスを選びたいものです。

今回は、マイナビが提供する主要な4種類の新卒スカウトサービスを比較・解説いたします。ぜひ採用活動の参考にしてみてください。

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目次

新卒向けサービス「マイナビ2027」とは?

項目内容
運営会社株式会社マイナビ
設立1973年(昭和48年)
利用企業数約29,000社
会員数(登録学生数)約80万人
同社の他主力採用サービス・マイナビ転職(ターゲット:20代〜30代の中途採用) ・マイナビジョブ20’s(ターゲット:20代若手・第二新卒) ・マイナビスカウティング(ターゲット:ミドル〜ハイクラスの中途採用)

マイナビ2027は、2027年春卒業予定の学生と全国の企業をつなぐ総合就職情報プラットフォームです。登録学生数は約80万人にのぼり、業界内でも屈指の規模を誇ります。

掲載企業数は約29,000社と幅広く、大手から中堅・中小企業まで多様な企業が活用しているのも特徴です。インターンシップ情報の掲載から本格的な採用活動まで年間を通じて利用でき、企業の採用ブランディングにも役立ちます。

スカウト機能はオプションとして提供されており、学生のプロフィールデータをもとに直接アプローチが可能です。

マイナビ2027の特徴や強み7選!

この章では、採用担当者がマイナビ2027を選ぶ理由となる7つの特徴と強みを紹介しています。

マイナビ2027を採用ツールとして選ぶ企業が多い背景には、学生側の認知率の高さだけでなく、企業側が使いやすい機能の充実があります。スカウトから管理、イベント連携まで採用活動の各フェーズをワンプラットフォームで完結できる点が、多忙な採用担当者に支持される理由となっています。

新卒就職情報サイトの中で最大級の利用規模

マイナビ2027が採用担当者に選ばれる最大の理由のひとつが、その圧倒的な利用規模です。

出典:HR Pro「就職活動に関する調査」

HR Proが実施した「最も活用している就活関連サービス」に関する調査では、マイナビが35%でトップを獲得しています。2位のONE CAREERが34%とほぼ並んでいる一方、3位以下のOpenWork(7%)・キャリタス就活(4%)・リクナビ(3%)などと比べると、マイナビとONE CAREERが学生の就活行動を二分している構図がわかります(図表3-2参照)。

学生の登録数は約80万人に達しており、これは企業が幅広い層の学生にリーチできる基盤として機能します。地方学生や特定の専攻を持つ理系学生など、他の媒体ではアプローチしにくい層にも届けられる点が、採用ターゲットを絞りたい企業にとっての強みです。

さらに掲載社数は約29,456社にのぼり、多くの企業が利用する環境が整っています。一方で、それだけスカウト競争が活発であることも意味するため、学生一人ひとりに向けたメッセージの工夫が採用成功を左右するポイントとなります。

採用計画に合わせて掲載プラン・オプションが選べる

マイナビ2027は、採用規模や予算の異なる幅広い企業に対応できるよう、複数の掲載プランとオプション体系を備えています。

基本となる掲載プランは「バリュープラン」「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」の3段階に分かれており、採用予定人数や訴求したいコンテンツ量に応じて選べるのが特徴です。

バリュープランは低コストで掲載を始めたい企業向けのシンプルな設計、基本パッケージはマイページや公開回答機能など採用ブランディングに必要な機能を標準搭載、プレミアパッケージはプロによる取材撮影や先輩発見機能など露出を最大化したい企業に向いています。

掲載プランに加えてオプションを組み合わせることで、上位表示やターゲットメール配信、スカウト機能の拡張など、採用戦略に合わせたカスタマイズが可能です。特定の時期に集中して母集団を形成したい場合も、オプションの追加によって柔軟に対応できます。

利用企業の57%は中小企業

マイナビ2027は大手企業だけのサービスというイメージを持たれることがありますが、実際は利用企業の約57%が中小企業です。採用予算が限られる中でも活用できるプラン体系が揃っていることが、中小企業への広がりを支えています。

中小企業にとって、マイナビ2027を活用するメリットは「学生への認知経路を確保できる」点にあります。ブランド力で劣る企業でも、マイナビへの掲載を通じてまず検索に引っかかる機会が生まれます。そこにスカウト機能を組み合わせることで、自社に関心を持ちそうな学生へ能動的にアプローチできる仕組みが整います。

「中小企業だからスカウトを送っても反応が薄い」という懸念もありますが、学生側から見れば名前を知らない企業から届いたスカウトでも、自分のプロフィールや自己PRへの言及があれば注目します。メッセージの質がスカウト反応率を左右するため、企業規模よりも「学生に向き合ったメッセージ」が成果を分けるポイントです。

MIWS(ミューズ)で情報を一元管理できる

マイナビ2027では、採用管理システム「MIWS(ミューズ)」が標準で利用できます。エントリー情報の管理から選考ステップの進捗把握、学生とのメッセージ交換まで、採用活動に必要な情報を一か所で管理できるのが特徴です。

2027年卒向けのアップデートでは、選考ステップや合否の履歴検索・削除が可能になり、タグのOR・NOT検索にも対応しています。採用状況レポートに「今週の提出物推移」エリアが新設され、進捗をリアルタイムで把握しやすくなりました。

スカウト機能と組み合わせると、送付した学生の反応状況や選考の流れも一元的に確認できるため、送付数・開封率・返信率といった指標の管理がしやすくなります。担当者が複数いるチーム採用でも、情報の共有・引き継ぎがスムーズに行える点は実務的なメリットです。

関連記事:ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリットとは?事例や成功のポイントを徹底解説!

ハイブリッドDMや個別スカウトで効率的に新卒にアプローチできる

マイナビ2027のスカウト機能は、大きく「ハイブリッドDM(一括送付型)」と「個別スカウト」の2種類に分かれています。ハイブリッドDMは、条件を設定して絞り込んだ学生に対して一定数のメッセージを一括送付できる機能で、まず母集団を広げたい段階で有効です。

一方、個別スカウトはプロフィールを一件ずつ確認したうえで送付するパーソナルなアプローチです。学生の自己PRや志望内容に対して直接言及できるため、開封率・返信率が高まりやすい傾向があります。

2027年卒向けのアップデートでは、スカウトメッセージ内に業種・エリア・採用実績などのマッチ条件を追加したり、インターンシップやセミナーの日程情報を記載できるようになりました。学生にとって行動を起こすきっかけとなる情報をメッセージ内に含めることで、反応率の向上が期待できます。

WEB面談ツールにも文字起こしや要約機能が追加され、スカウト後の選考フローも効率化が進んでいます。送付から接触、選考誘導までの一連の流れを無駄なく設計できる点が、マイナビ2027のスカウト機能の強みです。

関連記事:ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリットとは?事例や成功のポイントを徹底解説!

先輩発見機能やイベント・インターンシップで新卒学生と繋がりやすい

マイナビ2027には、スカウト以外にも学生と接点を持てる機能が複数用意されています。

機能概要
先輩発見機能実際に働く社員のプロフィールや声を掲載し、学生が職場のリアルを把握できる。ミスマッチ防止に効果的
イベント連携マイナビ主催の合同説明会や業界別イベントと連動。参加学生の履歴をスカウト検索に活用できる
インターンシップインターンシップ情報の掲載・集客が可能。学生への早期接触と志望度の醸成につながる

出典:マイナビ「2025年3月度 内定状況等調査」

特にインターンシップは、採用活動全体に大きな影響を持っています。マイナビが実施した内定状況等調査によれば、インターンシップ・仕事体験を実施した企業の採用充足率は71.5%であるのに対し、未実施の企業は58.1%と、13.4ポイントの差が生じています。

近年は採用活動の早期化が顕著になっており、インターンシップが事実上の選考接触の場として機能するケースも増えています。マイナビ2027のスカウト機能と組み合わせることで、インターンへの集客段階から自社ターゲットの学生をピンポイントで呼び込む戦略が取れます。

関連記事:【2026年最新】新卒採用手法のトレンド7選!企業の特徴別の選び方と注意点について詳しく解説!


マイナビ2027の料金プランは?

この章では、マイナビ2027の掲載プランとオプション、そしてスカウト機能の料金について解説しています。

料金体系の理解は、採用計画を立てるうえで欠かせないステップです。マイナビ2027は複数のプランとオプションを組み合わせて活用する設計になっており、企業規模や採用目標によって最適な構成が異なります。スカウト機能はオプション扱いになるため、基本プランの内容とあわせて全体像を把握しておくと、予算の見通しが立てやすくなります。

基本掲載プラン

マイナビ2027の本サイトには、採用規模や目的に応じて選べる3つの基本掲載プランが用意されています。

バリュープラン(80万円)は、エントリーシステムやMIWSなどの基本機能を低コストで使えるシンプルなプランです。企業マイページや公開回答機能が含まれない分、掲載開始直後は一定期間、表示順位やオプション利用に制限がかかります。採用予定人数が少ない企業や、まずはコストを抑えてスタートしたい場合に向いています。

基本パッケージ(160万円)は、企業情報を余すところなく掲載できる標準的なプランです。マイページの作成や公開回答機能をはじめ、採用ブランディングに必要な機能が揃っています。他の媒体もあわせて運用している企業や、採用実績のある企業に広く選ばれているプランです。

プレミアパッケージ(295万円)は、プロのライターとカメラマンによる取材記事・撮影がセット含まれており、掲載開始後の一定期間は上位表示される優遇がついています。先輩発見機能も標準搭載されているため、企業の魅力を深く伝えたい場合や、認知度を高めたい企業に適しています。

いずれのプランも、共通してエントリーシステム・My CareerBox・MIWSが含まれます。また、グループ企業の採用をまとめて行う場合は、グループ向けのプランも別途用意されています。

オプション

マイナビ2027では、基本掲載プランに加えてさまざまなオプションを組み合わせることで、採用活動の効果をさらに高められます。主なオプションを以下の表にまとめます。

オプション名概要
スカウト機能(ハイブリッドDM)絞り込んだ条件の学生に一括でメッセージを送付できる機能。母集団形成の初期段階に有効
個別スカウト学生のプロフィールを確認したうえで1対1でメッセージを送付。返信率が高まりやすい
上位表示オプション検索結果での表示順位を上げる機能。就活解禁直後の3月上旬など重要な時期に有効
ターゲットメール配信特定の条件を満たす学生にダイレクトにメールを届けられる機能
取材記事掲載プロの編集者・カメラマンが訪問取材し、企業紹介コンテンツを制作。基本・バリュープランでも追加可能
先輩発見機能(オプション追加)プレミアパッケージ標準機能だが、他プランでも追加可能。先輩社員のリアルな声を掲載
動画掲載オプション会社説明や職場風景を動画で訴求できる機能
原稿差し替えオプション採用フェーズの変化に応じて掲載内容を柔軟に更新できる

オプションの内容や料金は時期や契約状況によって変動することがあります。詳細は担当営業への問い合わせ、または求人広告代理店経由での確認が確実です。

マイナビ新卒のスカウトの料金プランについて

マイナビ2027の新卒向けスカウト機能は、現時点では料金が公開されていません。スカウトはオプション扱いとなっており、利用するには基本掲載プランへの加入が前提です。

参考として、中途採用向けのマイナビ転職では、スカウト機能を含む掲載プランが1クール(4週間)あたり20万円〜という料金設定になっています。新卒向けのスカウトは対象学生数や機能の幅が異なるため単純比較はできませんが、数十万〜100万円台前後のオプション費用が発生するケースが多いと考えておくとよいでしょう。

具体的な費用は、採用人数・送付数・スカウトの種別によっても変わります。マイナビや代理店の担当者に対して、自社の採用計画と予算感を伝えたうえで見積もりを取るのが現実的な進め方です。

関連記事:ダイレクトリクルーティングの費用を10社徹底比較!料金相場や費用対効果を上げるコツ!

関連記事:採用コストの削減方法10選!採用コストの平均相場や見直し方法・削減事例も紹介!

マイナビ新卒の企業側のスカウトの評判・口コミは?

この章では、マイナビ新卒のスカウト機能に関する企業担当者の実際の評判・口コミを紹介しています。

サービスの導入を検討する際、他社の評判は大きな判断材料になります。スカウト機能の効果や使い勝手については、実際に運用した担当者の声が参考になります。良い面・気になる面の両方を把握したうえで、自社の採用計画と照らし合わせてみてください。

良い口コミ


今年から採用媒体をリクナビからマイナビに切り替えたのですが、インターンの参加率が高いという印象。これがマイナビのおかげか、時勢的な話なのかはまだ見えていませんが、マイナビなんか良いかもと思っている。かといってリクナビもindeedで新卒媒体をスタートさせているので興味はあるのよね…

引用:X


マイナビの新卒イベントで説明を聞きに来てくれた学生さんが3人も夏休み中の訪問看護体験会に応募してくれました。訪問看護の実習はこれからと言うので実際の訪問に同行してもらい、訪問看護の楽しさをみてもらえたら嬉しいです。

引用:X


その他、複数の採用担当者から寄せられている良い声としては以下のような内容が挙げられます。

  • 登録学生数が多く、条件を絞ってもある程度の母集団が確保できる
  • スカウト後にイベントや説明会に参加した学生の志望度が高い傾向がある
  • 他ナビサービスと管理を一元化できるため、業務効率が上がった
  • インターンの集客にもスカウトを使えたので、早期接触のルートが広がった

悪い口コミ


今やマイナビは中小製造業には使いにくいかもしれません。①文理混載のため理系学生が埋もれがち ②登録企業の業種や大小が混載で学生が中小にたどり着かず。スカウト型新卒採用が効率よいかもです

引用:X


転職サイトだとリクルート、スカウト系だとビズリーチ、この2つで良いと思いますよ!マイナビさんは新卒強いですが、転職めっちゃ弱いのです笑

引用:X

その他、採用担当者から寄せられている気になる声としては以下のような内容が挙げられます。

  • 掲載企業数が多いぶん、知名度が低い企業はスカウトを送っても埋もれやすい
  • スカウトメールの開封率が低く、反応が来るまでに時間がかかるケースがある
  • 料金体系が複雑でオプション費用が積み上がりやすく、想定より予算がかかった
  • スカウト機能の利用開始まで準備期間が必要で、急ぎの採用には対応しにくい

マイナビのスカウト機能で新卒に響く使い方は?

この章では、マイナビ2027のスカウト機能を活かして学生の反応を高めるための実践的な使い方を解説しています。

スカウトを送ること自体は難しくありませんが、学生に読んでもらい、返信につなげるためには工夫が必要です。毎年多くの企業がスカウトを送るなかで、自社のメッセージを目立たせるためには戦略的なアプローチが求められます。

「学生が一番伝えたい自分」をベースにスカウト文を書く

マイナビ2027のスカウト機能は、学生が登録した自己PR文や経歴をもとにターゲットを絞り込む仕組みです。ここで重要なのは、学生の自己PR文が匿名で登録されているという点です。企業側は学生が誰かを知らない状態でプロフィールの内容を確認し、スカウトを送るかどうかを判断します。

学生から返信が届いて初めて、本名や詳細情報が共有される流れになっています。このため、スカウト文に「あなたの〇〇に関するご経験に注目しました」といった形でプロフィールの内容に具体的に触れることが、反応率を高める鍵になります。

「自分を読んでくれた」と感じた学生は、初めて企業名を知るケースでも高い確率でメッセージを開封します。また、自己PRをそのまま肯定するような言及があると、学生にとって「ここなら自分らしさを活かせるかもしれない」という期待感が生まれます。

元記事の調査データでも、パーソナライズされたスカウトメッセージは応募への転換率を高める効果があることが示されています。テンプレートの一斉送付ではなく、学生一人ひとりのプロフィールに応じたメッセージを意識するだけで、結果は大きく変わります。

関連記事:求職者が応募したくなる文章の書き方とは?例文と合わせて徹底解説!

インターンやイベントと連携して早期の接触を図る

出典:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(2024年)」

近年の新卒採用は、採用活動の早期化が顕著なトレンドとなっています。内閣府が実施した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(2024年)」によれば、「インターンシップと呼称されるもの」への参加時期は大学3年生の夏・秋時点が中心となっており、就活解禁の3月以前から学生接触が始まっています。

こうした流れを踏まえると、スカウトをグランドオープンの3月に集中させるだけでは出遅れる可能性があります。マイナビ2027ではインターンシップサイト(プレサイト)が前年の6月から開設されており、この時期からスカウトを活用した早期接触が可能です。

インターンに参加した学生は企業理解が深まっているため、その後の本選考での志望度が高まりやすい傾向があります。スカウトでインターンへ誘導し、参加を通じて関係を深めてから本選考に進んでもらう流れを設計することが、採用の質と効率を両立させる方法として注目されています。

関連記事:【2027卒】新卒採用スケジュール完全ガイド!早期型vs後期型の選び方とモデル例

イベント直後は開封率・返信率も高い

スカウトを送る「タイミング」も、反応率に影響する重要な要素です。マイナビ2027ではマイナビ主催のイベント(合同説明会・業界特化型イベントなど)に参加した学生の履歴をスカウトの絞り込み条件として活用できます。

イベント参加直後は学生の就活意識が高まっており、企業からのメッセージへの関心も普段より高い状態です。この時期にスカウトを送ることで、開封率・返信率の向上が期待できます。

特にイベントに参加したにもかかわらずエントリーに至っていない学生は、企業側が個別にフォローする好機です。「先日のイベントでご覧いただいた企業です」という一文があるだけで、学生にとっての接続性が生まれ、反応のハードルが下がります。

逆に、特定のイベントと関係のない学生に対して時期を外したスカウトを送り続けても、開封されずに埋もれてしまうケースが多くなります。送るタイミングと学生の状態を意識した運用が、スカウト効率を大きく左右します。

スカウトを「特別枠」に位置づける

学生が受け取るスカウトの数は年々増加しています。そのなかで自社のメッセージを読んでもらうには、「このスカウトは自分への特別なオファーだ」と感じさせる設計が効果的です。

具体的には、スカウト経由でエントリーした学生に対してセミナーの優先案内や、通常選考とは別の「スカウト限定選考フロー」を用意する方法があります。学生側からすると、スカウトを通じてエントリーすることに意味があると感じられるため、単なる一括配信よりも受け取る際の印象が変わります。

スカウトメッセージ内に「このフローは通常の応募と異なります」と明記しておくことで、学生の関心と行動意欲を引き出しやすくなります。スカウトを「ただのメール」ではなく「特別なルートの入り口」として設計することが、反応率と選考への誘導率を高めるうえで有効な考え方です。

スカウト機能はあくまでも接触の入り口です。送付後のフォロー設計まで含めて運用の仕組みをつくることが、採用成果につながります。

マイナビ2027のスカウト機能のメリットを解説!

この章では、マイナビ2027のスカウト機能を活用することで得られる具体的なメリットを解説しています。

スカウト機能を導入することで得られる効果は、単に応募数を増やすことにとどまりません。採用の質を高め、採用活動全体の効率を改善する手段としても機能します。

母集団形成がしやすい

マイナビ2027のスカウト機能を使う最大のメリットのひとつが、条件に合う学生に直接アプローチできることによる母集団形成のしやすさです。

ナビサイトへの掲載だけでは、学生が自分で検索してエントリーするのを待つ受け身の採用になります。認知度が低い企業や、特定の専攻・スキルを持つ学生を探したい場合、検索に引っかかるだけでは限界があります。スカウトは企業側が能動的に動けるため、ナビ掲載だけでは届かない層にリーチできます。

特にマイナビ2027は約80万人の学生データベースを持っており、文理・専攻・地域・活動履歴など複数の条件を組み合わせた絞り込みが可能です。採用ターゲットを明確にしている企業ほど、スカウト機能の恩恵を受けやすい構造になっています。

母集団形成の段階でターゲットに近い学生を集めることができれば、その後の選考フローの精度も上がります。応募数を増やすことと同時に、応募者の質を担保するうえでもスカウトは有効な手段です。

細かい条件で絞り込め、精度の高いマッチングが可能

マイナビ2027のスカウト機能では、住所・学校・学部・学科・スキル・活動実績など複数の条件を組み合わせて対象学生を絞り込めます。求める人物像を具体的に設定できるため、採用ミスマッチの防止に直結します。

一般公募では、自社のカルチャーや業務内容と合わない学生が多く集まってしまうことがあります。スカウトを通じて条件を絞って送付することで、接触する学生の質を高めることができます。

また、2027年卒向けのアップデートでは職種限定コースの表示アイコンが学生画面に追加されており、ターゲティング精度がさらに向上しています。「この会社は自分のことをちゃんと見てスカウトを送ってくれている」と学生が感じやすくなれば、志望度の高い状態で選考に臨んでもらいやすくなります。

採用活動において入社後の定着率は重要な指標です。スカウト段階からマッチングの精度を意識することで、長期的な採用成果にもつながります。

継続的なコストが不要

マイナビのスカウトサービスには、成功報酬型や定額制のプランなど、複数の料金体系が用意されているため、企業の予算や採用人数に応じた柔軟なコストコントロールが可能です。

特に成功報酬型を採用した場合、入社が決定するまで継続的な費用が発生しないため、採用活動の初期段階におけるリスクを抑えることができるでしょう。

採用人数の変動が激しい企業や、特定の期間に集中して採用活動を行いたい企業にとって、このコスト体系は大きな魅力となります。

マイナビ2027のスカウト機能のデメリット・注意点は?

このセクションでは、マイナビ2027のスカウト機能のデメリット・注意点について整理しています。

マイナビの新卒スカウトサービスは多くのメリットがある一方で、利用開始前に理解しておくべきデメリットも存在します。

注意点を事前に把握し対策を講じることで、サービスの導入効果を最大化し、採用活動における予期せぬトラブルを回避することができます。

デメリットを認識し、それに対する具体的な対策を講じることが、ダイレクトリクルーティング成功の前提となります。

採用時の費用がかかる

ダイレクトリクルーティングサービスは、従来のナビサイトへの掲載費用とは別に、スカウトの通数に応じた費用や成功報酬、または定額制の利用料が発生します。

特に、人気の高い優秀な学生層へアプローチする「特別スカウト」など、個別のオファーには追加料金がかかる場合があるため、採用人数や予算計画を綿密に立てる必要があるのです。

費用対効果を最大化するためには、無作為にスカウトを送るのではなく、ターゲットを明確にし、質の高いメッセージ作成に時間をかけるといった戦略が不可欠となります。定期的に検証し、スカウトのターゲットやメッセージ内容をPDCAサイクルで改善していく運用体制の構築が求められるでしょう。

即日の利用ができない

マイナビの新卒スカウトサービスは、利用開始にあたり、契約手続きや企業情報の登録、スカウトメールの作成、ターゲット設定などの準備期間が必要となるため、即日での利用開始はできません。

特に、ターゲットとなる学生に響く魅力的なスカウトメールを作成するためには、自社の強みや募集ポジションの魅力を深く分析し、採用活動のスケジュールに余裕を持ってサービス導入を計画し、事前の準備をしっかり行うことがポイントとなります。

採用計画に組み込む際は、サービス導入から本格的な運用開始までを見越したタイムラインを設定することが必須といえるでしょう。

【自社事例】マイナビ新卒でスカウト機能を活用して採用を成功させた企業の事例をご紹介!

業種・職種: 福祉系企業(介護スタッフ採用)

採用活動に課題を感じていたこの企業は、2025年6月よりマイナビ新卒のスカウト機能を導入しました。導入の背景には、従来のナビ掲載だけでは自社の採用ターゲットである学生に十分リーチできていないという課題がありました。

スカウトの送付対象は27卒(大学3年生)とし、導入から約3か月後となる9月時点で70件の応募を獲得。介護・福祉業界は学生からの認知度や関心が高いとは言いにくい分野ですが、学生のプロフィールデータをもとに「社会貢献意識が高い」「福祉・医療系の活動経験がある」といった条件で絞り込んでアプローチした結果、ミスマッチの少ない学生との接触に成功しています。

人手不足が続く福祉業界において、待ちの採用だけでは十分な母集団形成が難しい状況です。スカウトを活用して早期から能動的にアプローチすることで、採用難易度の高い職種でも一定の成果を出せることが、この事例から見えてきます。

マイナビ2027のスカウト機能に関するよくある質問と回答

この章では、マイナビ2027のスカウト機能について採用担当者からよく寄せられる疑問をまとめています。

導入前の確認事項から運用中に気になるポイントまで、実際の採用活動に役立つ内容を中心に回答しています。気になる質問から確認してみてください。

Q:スカウト機能を導入するには、どのプランに加入すればいいですか?

A:マイナビ2027のスカウト機能は、いずれの基本掲載プランにもオプションとして追加できます

バリュープラン・基本パッケージ・プレミアパッケージのいずれかに加入したうえで、スカウト機能をオプションとして申し込む流れです。スカウトの種別や送付数によって費用が異なるため、担当営業への相談をおすすめします。

Q:スカウト対象の学生は、どのような条件で絞り込めますか?

A:住所・学校・学部・学科・スキル・志望業界・イベント参加履歴・活動実績など、複数の条件を組み合わせて絞り込むことが可能です。

採用したい職種や人物像に合わせて条件を設定することで、マッチング精度を高められます。2027卒向けのアップデートで職種限定コースの表示も追加されています。

Q:スカウトメールの開封率・返信率を上げるコツはありますか?

A:学生のプロフィールや自己PRの内容に具体的に言及したメッセージを送ることが最も効果的です。

また、イベント参加直後のタイミングでスカウトを送ることも、開封率の向上につながります。スカウトを「特別な枠」として位置づけ、スカウト限定の選考フローを用意することも返信率の改善に有効です。

Q:スカウトとES提出・選考の連携はできますか?

A:はい。MIWSを通じて、スカウト経由でエントリーした学生のES提出や選考進捗を管理できます。

通常エントリーとスカウト経由を区別して管理することも可能です。選考ルートをスカウト専用に設定することで、学生の動線を整理しやすくなります。

Q:インターン生や説明会参加者だけにスカウトを送ることは可能ですか?

A:はい。マイナビ2027ではイベント・インターンシップへの参加履歴を絞り込み条件として活用できるため、自社のイベントや説明会に参加した学生だけを対象にスカウトを送ることが可能です。

すでに接点のある学生へのフォローアップとして活用することで、志望度の高い学生とのつながりを強化できます。

スカウトサービスに限界を感じたならRecUp

マイナビの新卒スカウトサービスは、約80万人の登録学生という巨大なデータベースを武器に、企業が能動的に優秀な人材へアプローチし、採用力を高めるための強力なツールです。

しかしながら、ダイレクトリクルーティング市場の競争激化に伴い、「スカウトメールの開封率が低い水準で推移している」「返信がきてもなかなか選考に進まない」といった新たな課題に直面する企業様が増加しています。

このような採用課題の解決に限界を感じた企業様に、ぜひご検討いただきたいのが株式会社マイナビの提供する採用支援サービス「RecUp(リクアップ)」です。

RecUpでは、新卒採用における母集団形成から歩留まり改善、内定者フォローに至るまでをトータルでサポートしています。

特に、ダイレクトリクルーティングで発生しがちな「工数増加」や「メッセージ作成の質のばらつき」といった課題に対し、プロの知見に基づいた運用代行を提供します。

スカウト機能の限界を感じ、より確実で質の高い採用成果を求める採用担当者様にとって、RecUpは最適なパートナーとなるかもしれません。まずは公式サイトより詳細をご覧ください。

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参考出典

HR Pro「就職活動に関する調査」
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=375

マイナビ「2025年3月度 企業新卒内定状況等調査」
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2024/11/s-kigyonaitei-25-3.pdf

内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(2024年12月)」 https://www5.cao.go.jp/keizai1/gakuseichosa/pdf/20241206_honbun_print.pdf

この記事を書いた人

株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。

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