【採用担当向け】マイナビ2028のスカウト機能とは?媒体の特徴やプラン・採用を成功させるための使い方について徹底解説!

「ナビサイトに掲載しているのに、狙っている層の学生からエントリーが来ない」と感じている採用担当者は少なくありません。学生が自分で探して応募してくるのを待つだけでは、母集団の顔ぶれが毎年ほとんど変わらないという声もよく聞きます。

そこで注目されているのが、企業側から学生に直接アプローチできるスカウト機能です。なかでも国内最大級の新卒媒体であるマイナビのスカウトは、母集団形成の起点として多くの企業が使っています。

本記事では、マイナビ2028のスカウト機能の仕組み・掲載プランと料金・企業側の評判・学生に響く使い方を解説します。ぜひ参考にしてください。

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株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。

目次

新卒向けサービス「マイナビ2028」とは?

マイナビ2028は、2028年春に卒業を予定する学生と企業をつなぐ、新卒採用向けの総合就職情報サイトです。インターンシップ情報を扱うプレサイトが前年6月に開き、3月のグランドオープン以降は本選考の母集団形成へと役割が切り替わります。

項目内容
運営会社株式会社マイナビ
設立1973年(昭和48年)
掲載企業数30,000社以上(マイナビ2026・2025年3月1日時点)
登録会員数約90万人(マイナビ2026会員実績)
標準の管理ツールMIWS(ミューズ)/My CareerBox
スカウト機能ハイブリッドDM・個別スカウト(オプション)

規模の大きさは、そのまま企業側の選択肢の広さに直結する要素です。登録会員は約90万人、掲載企業は30,000社以上という母数があるため、文系・理系や地域、活動経験といった条件を掛け合わせても、ある程度の候補者数を確保できます。地方大学の学生や、特定の専攻を持つ理系学生にも届きます。自社の求人ページにたどり着きにくい層へ能動的に接触できる点が、採用ターゲットを絞りたい企業にとっての価値です。

一方で、掲載企業が3万社を超えるということは、同じ学生に対して多くの企業がアプローチしているということでもあります。マイナビが公表している「2027年卒 企業新卒採用活動調査」では、調査時点で採用予定数の半数以上を確定できている企業は42.5%にとどまりました。

出典:マイナビ「2027年卒 企業新卒採用活動調査」2026年7月22日・有効回答3,590社

掲載するだけでは差がつきにくくなっているからこそ、スカウトで能動的に接点をつくる企業が増えています。

媒体ごとの特性を比べたい場合は、【2026/9月最新】新卒採用媒体のおすすめ比較20選!各媒体のメリットや料金について詳しく解説!もあわせて確認すると、自社の採用規模に合う組み合わせを検討しやすくなるはずです。

詳しくはダイレクトリクルーティングとはで解説しています。

マイナビ2028の料金プランについて徹底解説!プレサイトの主要掲載プランと料金の違いは?

マイナビ2028の費用は、掲載プランの選択でほぼ決まります。採用予定人数が数名なのか数十名なのかによって、適正なプランは変わります。

この章では、プレサイトの2つの掲載プランの違いと、料金に含まれる機能の範囲を整理しています。

パッケージプラン

パッケージプランは、プレサイト期に募集から応募者管理までを一通り完結させたい企業向けの構成です。エントリーボックス・セミナーエントリーボックス・管理システムMIWS・My CareerBoxがセットで含まれるため、掲載後すぐに応募の受け付けと選考管理を始められます。

料金は掲載できるプログラムの範囲によって3段階に分かれています。全プログラムを掲載できるプレサイトパッケージAが100万円〜、インターンシップ&仕事体験に絞ったパッケージBが80万円〜、オープン・カンパニー等を対象とするパッケージCが80万円〜という設定です。

どれを選ぶかは、プレサイト期に何を集めたいかで決まります。夏と冬に複数回のインターンシップを走らせ、そこから本選考へ引き上げたい企業は、パッケージAかBが候補になります。1day中心の短期プログラムだけを告知したい場合は、パッケージCで十分に足りるケースが多いでしょう。

  • パッケージA:全プログラムを掲載できる最上位構成で、通年でプログラムを回す企業向け
  • パッケージB:インターンシップ&仕事体験に特化し、実務体験型の集客に絞って使う
  • パッケージC:オープン・カンパニー等が対象で、まず接点数を確保したい企業向け

他媒体との費用比較を先に済ませておきたい場合は、ダイレクトリクルーティングの費用を10社徹底比較!料金相場や費用対効果を上げるコツ!で相場感をつかんでから商談に臨むと、提示された金額の妥当性を判断しやすくなります。

情報掲載プラン

情報掲載プランは、プレサイトに自社情報を載せること自体を目的とした軽量なプランです。料金は30万〜45万円前後で、パッケージプランの半分以下からスタートできる点が最大の違いになります。

その代わり、エントリーボックス・セミナー予約機能・学生管理システムは付属しません。つまり、学生が自社ページを見て興味を持っても、応募の受け皿は自社サイトや別のツールで用意する必要があります。すでに採用管理システムを導入している企業なら、無駄が出にくい構成です。

採用規模から逆算すると判断しやすくなります。採用予定が1〜2名で、まずはマイナビ上での認知を確保したい中小企業なら情報掲載プランが現実的です。一方、プレサイト期からインターン集客と選考管理を一体で回したい企業は、初めからパッケージプランを選ぶほうが無難です。後から機能を買い足すより、結果的に安く収まるケースが多いといえます。

採用予算の考え方そのものを見直したい場合は、【中小企業向け】自社に合った新卒採用の探し方は?採用戦略の立て方とチャネル一覧!で、媒体費と工数のバランスの取り方を確認しておくと判断がぶれません。

マイナビ2028の特徴や強み7選!スカウトなどのオプション機能についても解説!

この章では、採用担当者がマイナビ2028を選ぶ理由となる7つの特徴と強みを紹介しています。

マイナビ2028を採用ツールとして選ぶ企業が多い背景には、学生側の認知率の高さだけでなく、企業側が使いやすい機能の充実があります。スカウトから管理、イベント連携まで採用活動の各フェーズをワンプラットフォームで完結できる点が、多忙な採用担当者に支持される理由となっています。

①新卒就職情報サイトの中で最大級の利用規模

出典:HR総研×就活会議「2027卒学生の就職活動状況に関するアンケート(6月)」

マイナビが企業に選ばれる最大の理由は、学生側の利用率の高さにあります。HR総研と就活会議が2027年卒の学生に実施した調査では、就職活動で利用したサービスとして文系の34%、理系の29%がマイナビを挙げ、いずれもトップでした。

企業側の母数も大きく、掲載企業は30,000社以上、登録会員は約90万人に達しています。同じ調査では理系の2位にワンキャリアが25%、3位に就活会議が23%と続きました。学生は複数のサービスを併用しているのが実情です。マイナビ1本で完結させるのではなく、主要な接点として押さえたうえで他媒体を重ねる発想が現実的といえるでしょう。

一方、母数が大きいことは競合の多さと表裏一体です。3万社が同じ学生プールに向けて発信しています。掲載内容とスカウト文面の作り込みが、そのまま反応率の差になる構造です。

学生がどのサービスをどう使い分けているかは、【2026/9月最新】新卒採用手法のトレンド7選!企業の特徴別の選び方と注意点について詳しく解説!でも整理しているので、あわせて確認してみてください。

②採用計画に合わせて掲載プラン・オプションが選べる

マイナビ2028は、採用規模と予算に応じてプランとオプションを組み替えられる設計になっています。土台となる掲載プランを決め、そこに露出とスカウトのオプションを積み上げるのが基本の組み方です。

現在公表されている範囲では、企業情報掲載が20万円〜、限定エコノミープランが30万円、バリュープランが80万円、基本パッケージが160万円、プレミアパッケージが295万円という料金帯で用意されています。

オプション側では、検索結果で最上位に表示される「リザーブシート」(1週間単位・掲載社数の上限あり)、条件を指定して直接アプローチする「ハイブリッドDM・スカウト」、最大600名分の社員情報を載せられる「先輩情報パッケージ」、マイナビ編集部が取材して記事化する「企業研究画面掲載」などが選べます。

予算配分で迷ったときは、露出とスカウトのどちらが自社の課題かを先に切り分けましょう。知名度が理由でエントリーが集まらないなら露出系、届いている学生層がずれているならスカウト系が効きます。

  • 露出系オプション:リザーブシート・企業研究画面掲載など、検索で見つけてもらう確率を上げる
  • アプローチ系オプション:ハイブリッドDM・個別スカウトなど、こちらから学生を指名する
  • コンテンツ系オプション:先輩情報パッケージなど、興味を持った学生の理解を深める

③利用企業の57%は中小企業

マイナビ2028は大手企業だけのサービスというイメージを持たれることがありますが、実際は利用企業の約57%が中小企業です。採用予算が限られる中でも活用できるプラン体系が揃っていることが、中小企業への広がりを支えています。

中小企業にとって、マイナビ2028を活用するメリットは「学生への認知経路を確保できる」点にあります。ブランド力で劣る企業でも、マイナビへの掲載を通じてまず検索に引っかかる機会が生まれます。そこにスカウト機能を組み合わせることで、自社に関心を持ちそうな学生へ能動的にアプローチできる仕組みが整います。

「中小企業だからスカウトを送っても反応が薄い」という懸念もありますが、学生側から見れば名前を知らない企業から届いたスカウトでも、自分のプロフィールや自己PRへの言及があれば注目します。メッセージの質がスカウト反応率を左右するため、企業規模よりも「学生に向き合ったメッセージ」が成果を分けるポイントです。

④MIWS(ミューズ)で情報を一元管理できる

マイナビ2028では、採用管理システム「MIWS(ミューズ)」が標準で利用できます。エントリー情報の管理から選考ステップの進捗把握、学生とのメッセージ交換まで、採用活動に必要な情報を一か所で管理できるのが特徴です。

アップデートでは、選考ステップや合否の履歴検索・削除が可能になり、タグのOR・NOT検索にも対応しています。採用状況レポートに「今週の提出物推移」エリアが新設され、進捗をリアルタイムで把握しやすくなりました。

スカウト機能と組み合わせると、送付した学生の反応状況や選考の流れも一元的に確認できるため、送付数・開封率・返信率といった指標の管理がしやすくなります。担当者が複数いるチーム採用でも、情報の共有・引き継ぎがスムーズに行える点は実務的なメリットです。

関連記事:ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリットとは?事例や成功のポイントを徹底解説!

⑤ハイブリッドDMや個別スカウトで効率的に新卒にアプローチできる

マイナビ2028のスカウト機能は、大きく「ハイブリッドDM(一括送付型)」と「個別スカウト」の2種類に分かれています。ハイブリッドDMは、条件を設定して絞り込んだ学生に対して一定数のメッセージを一括送付できる機能で、まず母集団を広げたい段階で有効です。

一方、個別スカウトはプロフィールを一件ずつ確認したうえで送付するパーソナルなアプローチです。学生の自己PRや志望内容に対して直接言及できるため、開封率・返信率が高まりやすい傾向があります。

アップデートでは、スカウトメッセージ内に業種・エリア・採用実績などのマッチ条件を追加したり、インターンシップやセミナーの日程情報を記載できるようになりました。学生にとって行動を起こすきっかけとなる情報をメッセージ内に含めることで、反応率の向上が期待できます。

WEB面談ツールにも文字起こしや要約機能が追加され、スカウト後の選考フローも効率化が進んでいます。送付から接触、選考誘導までの一連の流れを無駄なく設計できる点が、マイナビ2028のスカウト機能の強みです。

関連記事:ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリットとは?事例や成功のポイントを徹底解説!

⑥先輩発見機能やイベント・インターンシップで新卒学生と繋がりやすい

マイナビ2028には、スカウト以外にも学生と接点を持てる機能が複数用意されています。

機能概要
先輩発見機能実際に働く社員のプロフィールや声を掲載し、学生が職場のリアルを把握できる。ミスマッチ防止に効果的
イベント連携マイナビ主催の合同説明会や業界別イベントと連動。参加学生の履歴をスカウト検索に活用できる
インターンシップインターンシップ情報の掲載・集客が可能。学生への早期接触と志望度の醸成につながる

出典:マイナビ「2025年3月度 内定状況等調査」

特にインターンシップは、採用活動全体に大きな影響を持っています。マイナビが実施した内定状況等調査によれば、インターンシップ・仕事体験を実施した企業の採用充足率は71.5%であるのに対し、未実施の企業は58.1%と、13.4ポイントの差が生じています。

近年は採用活動の早期化が顕著になっており、インターンシップが事実上の選考接触の場として機能するケースも増えています。マイナビ2028のスカウト機能と組み合わせることで、インターンへの集客段階から自社ターゲットの学生をピンポイントで呼び込む戦略が取れます。

関連記事:【2026年最新】新卒採用手法のトレンド7選!企業の特徴別の選び方と注意点について詳しく解説!

⑦書類選考をWEB化・自動化できる

マイナビ2028では、書類回収ツール「My CareerBox」が掲載プランに標準で付属します。エントリーシートや履歴書の提出をWEB上で完結させ、書類選考の受け付けから管理までを自動化できる仕組みです。

紙やメール添付での回収をやめるだけでも、採用担当の作業量は目に見えて変わります。提出状況が一覧で見えるため督促の判断がしやすく、未提出者へのフォローも漏れにくくなるはずです。スカウト経由でエントリーした学生も同じ導線に乗るため、「スカウトは送ったが書類回収で止まっている」という滞留を可視化できます。

省力化の方向性は市場全体の動きとも一致しています。マイナビの採用活動調査では、学生が就職活動で生成AIを使うことについて「使い方を慎重に検討したうえで活用してほしい」76.6%と「積極的に活用してほしい」8.2%を合わせ、84.8%の企業が肯定的に答えました。

出典:マイナビ「2027年卒 企業新卒採用活動調査」2026年7月22日・有効回答3,590社

学生側のAI利用を前提として受け入れる企業が大半を占めるなか、企業側も定型作業を仕組みに寄せ、担当者が学生と話す時間を確保する流れは今後も続くとみられます。

具体的な使いどころは【採用担当向け】新卒採用でのAI活用の方法8選!AI活用のメリットや採用ツール14選を徹底解説!で解説しました。

マイナビ新卒の企業側のスカウトの評判・口コミは?

この章では、マイナビ新卒のスカウト機能に関する企業担当者の実際の評判・口コミを紹介しています。

サービスの導入を検討する際、他社の評判は大きな判断材料になります。スカウト機能の効果や使い勝手については、実際に運用した担当者の声が参考になります。良い面・気になる面の両方を把握したうえで、自社の採用計画と照らし合わせてみてください。

良い口コミ


今年から採用媒体をリクナビからマイナビに切り替えたのですが、インターンの参加率が高いという印象。これがマイナビのおかげか、時勢的な話なのかはまだ見えていませんが、マイナビなんか良いかもと思っている。かといってリクナビもindeedで新卒媒体をスタートさせているので興味はあるのよね…

引用:X


マイナビの新卒イベントで説明を聞きに来てくれた学生さんが3人も夏休み中の訪問看護体験会に応募してくれました。訪問看護の実習はこれからと言うので実際の訪問に同行してもらい、訪問看護の楽しさをみてもらえたら嬉しいです。

引用:X


その他、複数の採用担当者から寄せられている良い声としては以下のような内容が挙げられます。

  • 登録学生数が多く、条件を絞ってもある程度の母集団が確保できる
  • スカウト後にイベントや説明会に参加した学生の志望度が高い傾向がある
  • 他ナビサービスと管理を一元化できるため、業務効率が上がった
  • インターンの集客にもスカウトを使えたので、早期接触のルートが広がった

悪い口コミ


今やマイナビは中小製造業には使いにくいかもしれません。①文理混載のため理系学生が埋もれがち ②登録企業の業種や大小が混載で学生が中小にたどり着かず。スカウト型新卒採用が効率よいかもです

引用:X


転職サイトだとリクルート、スカウト系だとビズリーチ、この2つで良いと思いますよ!マイナビさんは新卒強いですが、転職めっちゃ弱いのです笑

引用:X

その他、採用担当者から寄せられている気になる声としては以下のような内容が挙げられます。

  • 掲載企業数が多いぶん、知名度が低い企業はスカウトを送っても埋もれやすい
  • スカウトメールの開封率が低く、反応が来るまでに時間がかかるケースがある
  • 料金体系が複雑でオプション費用が積み上がりやすく、想定より予算がかかった
  • スカウト機能の利用開始まで準備期間が必要で、急ぎの採用には対応しにくい

マイナビ2028のスカウト機能で新卒に響く使い方は?

この章では、マイナビ2028のスカウト機能を活かして学生の反応を高めるための実践的な使い方を解説しています。

スカウトを送ること自体は難しくありませんが、学生に読んでもらい、返信につなげるためには工夫が必要です。毎年多くの企業がスカウトを送るなかで、自社のメッセージを目立たせるためには戦略的なアプローチが求められます。

「学生が一番伝えたい自分」をベースにスカウト文を書く

マイナビ2028のスカウト機能は、学生が登録した自己PR文や経歴をもとにターゲットを絞り込む仕組みです。ここで重要なのは、学生の自己PR文が匿名で登録されているという点です。企業側は学生が誰かを知らない状態でプロフィールの内容を確認し、スカウトを送るかどうかを判断します。

学生から返信が届いて初めて、本名や詳細情報が共有される流れになっています。このため、スカウト文に「あなたの〇〇に関するご経験に注目しました」といった形でプロフィールの内容に具体的に触れることが、反応率を高める鍵になります。

「自分を読んでくれた」と感じた学生は、初めて企業名を知るケースでも高い確率でメッセージを開封します。また、自己PRをそのまま肯定するような言及があると、学生にとって「ここなら自分らしさを活かせるかもしれない」という期待感が生まれます。

元記事の調査データでも、パーソナライズされたスカウトメッセージは応募への転換率を高める効果があることが示されています。テンプレートの一斉送付ではなく、学生一人ひとりのプロフィールに応じたメッセージを意識するだけで、結果は大きく変わります。

関連記事:求職者が応募したくなる文章の書き方とは?例文と合わせて徹底解説!

インターンやイベントと連携して早期の接触を図る

出典:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(2024年)」

近年の新卒採用は、採用活動の早期化が顕著なトレンドとなっています。内閣府が実施した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(2024年)」によれば、「インターンシップと呼称されるもの」への参加時期は大学3年生の夏・秋時点が中心となっており、就活解禁の3月以前から学生接触が始まっています。

こうした流れを踏まえると、スカウトをグランドオープンの3月に集中させるだけでは出遅れる可能性があります。マイナビ2028ではインターンシップサイト(プレサイト)が前年の6月から開設されており、この時期からスカウトを活用した早期接触が可能です。

インターンに参加した学生は企業理解が深まっているため、その後の本選考での志望度が高まりやすい傾向があります。スカウトでインターンへ誘導し、参加を通じて関係を深めてから本選考に進んでもらう流れを設計することが、採用の質と効率を両立させる方法として注目されています。

関連記事:【2027卒】新卒採用スケジュール完全ガイド!早期型vs後期型の選び方とモデル例

イベント直後は開封率・返信率も高い

スカウトを送る「タイミング」も、反応率に影響する重要な要素です。マイナビ2028ではマイナビ主催のイベント(合同説明会・業界特化型イベントなど)に参加した学生の履歴をスカウトの絞り込み条件として活用できます。

イベント参加直後は学生の就活意識が高まっており、企業からのメッセージへの関心も普段より高い状態です。この時期にスカウトを送ることで、開封率・返信率の向上が期待できます。

特にイベントに参加したにもかかわらずエントリーに至っていない学生は、企業側が個別にフォローする好機です。「先日のイベントでご覧いただいた企業です」という一文があるだけで、学生にとっての接続性が生まれ、反応のハードルが下がります。

逆に、特定のイベントと関係のない学生に対して時期を外したスカウトを送り続けても、開封されずに埋もれてしまうケースが多くなります。送るタイミングと学生の状態を意識した運用が、スカウト効率を大きく左右します。

スカウトを「特別枠」に位置づける

学生が受け取るスカウトの数は年々増加しています。そのなかで自社のメッセージを読んでもらうには、「このスカウトは自分への特別なオファーだ」と感じさせる設計が効果的です。

具体的には、スカウト経由でエントリーした学生に対してセミナーの優先案内や、通常選考とは別の「スカウト限定選考フロー」を用意する方法があります。学生側からすると、スカウトを通じてエントリーすることに意味があると感じられるため、単なる一括配信よりも受け取る際の印象が変わります。

スカウトメッセージ内に「このフローは通常の応募と異なります」と明記しておくことで、学生の関心と行動意欲を引き出しやすくなります。スカウトを「ただのメール」ではなく「特別なルートの入り口」として設計することが、反応率と選考への誘導率を高めるうえで有効な考え方です。

スカウト機能はあくまでも接触の入り口です。送付後のフォロー設計まで含めて運用の仕組みをつくることが、採用成果につながります。

【自社事例】マイナビ新卒でスカウト機能を活用して採用を成功させた企業の事例をご紹介!

訪問介護事業を手がける企業様では、ナビサイトのスカウトを外部の代行業者に任せていました。定型文のテンプレートを一斉配信する運用だったため開封率は一定の水準に届くものの、エントリー数が思うように増えないという課題が残っていたといいます。

そこで、AIが候補者ごとに文面を作成するRecUpへ切り替えたところ、エントリー数と承諾率がともに向上し、前の代行サービスと比べて費用も削減できました。担当者からは「学生さんと話をしていても、AIが違和感なくしっかりとした個別文章を作って配信してくれている」「個別文章なので承諾率も上がりつつ、金額も安くなりました」という声が出ています。

詳細は訪問介護事業を手がける企業様の導入事例で紹介しています。

この事例が示しているのは、スカウトの成果を分けるのが送付数ではなく文面の質だという点です。介護・福祉分野は、学生の認知度が高いとは言いにくい領域です。それでも、プロフィールの記述に沿った文面を全通数で維持できれば、知名度の差は一定まで埋められます。

待ちの採用では母集団が積み上がらない業種ほど、スカウトの個別化が効くという構図です。RecUpは導入400社以上、立ち上がりは最短3営業日で、既存の媒体をそのまま使いながら文面の生成と送信だけを置き換えられます。

マイナビ2028のスカウト機能に関するよくあるFAQ

この章では、マイナビ2028のスカウト機能について採用担当者からよく寄せられる疑問をまとめています。

導入前の確認事項から運用中に気になるポイントまで、実際の採用活動に役立つ内容を中心に回答しています。気になる質問から確認してみてください。

Q:スカウト機能を導入するには、どのプランに加入すればいいですか?

A:マイナビ2028のスカウト機能は、いずれの基本掲載プランにもオプションとして追加できます。

バリュープラン・基本パッケージ・プレミアパッケージのいずれかに加入したうえで、スカウト機能をオプションとして申し込む流れです。スカウトの種別や送付数によって費用が異なるため、担当営業への相談をおすすめします。

Q:スカウト対象の学生は、どのような条件で絞り込めますか?

A:住所・学校・学部・学科・スキル・志望業界・イベント参加履歴・活動実績など、複数の条件を組み合わせて絞り込むことが可能です。

採用したい職種や人物像に合わせて条件を設定することで、マッチング精度を高められます。アップデートで職種限定コースの表示も追加されています。

Q:スカウトメールの開封率・返信率を上げるコツはありますか?

A:学生のプロフィールや自己PRの内容に具体的に言及したメッセージを送ることが最も効果的です。

また、イベント参加直後のタイミングでスカウトを送ることも、開封率の向上につながります。スカウトを「特別な枠」として位置づけ、スカウト限定の選考フローを用意することも返信率の改善に有効です。

Q:スカウトとES提出・選考の連携はできますか?

A:はい。MIWSを通じて、スカウト経由でエントリーした学生のES提出や選考進捗を管理できます。

通常エントリーとスカウト経由を区別して管理することも可能です。選考ルートをスカウト専用に設定することで、学生の動線を整理しやすくなります。

Q:インターン生や説明会参加者だけにスカウトを送ることは可能ですか?

A:はい。マイナビ2028ではイベント・インターンシップへの参加履歴を絞り込み条件として活用できるため、自社のイベントや説明会に参加した学生だけを対象にスカウトを送ることが可能です。

すでに接点のある学生へのフォローアップとして活用することで、志望度の高い学生とのつながりを強化できます。

マイナビ2028に関する相談ならRecUp!

本記事では、マイナビ2028のスカウト機能について、掲載プランと料金・企業側の評判・学生に響く使い方を解説してきました。約90万人の登録会員を抱える媒体である以上、条件に合う学生に直接アプローチできる価値は大きく、母集団形成の起点として有効な手段です。

一方で、マイナビのスカウトを成果につなげるには、学生一人ひとりのプロフィールを読み込んだ文面を、必要な通数だけ送り続ける運用が欠かせません。採用担当者が2〜3名という体制では、ここが現実的なボトルネックになります。

そこでおすすめなのが、AIが候補者データを分析し、一人ひとりに最適化されたスカウトメールを自動で作成・送信するAIスカウトサービス「RecUp(リクアップ)」です。候補者データの収集、要件に合う学生の抽出、文面の自動生成、送信後の反応分析までを一連で担います。採用コンサルタントが運用改善まで伴走するので、ツールを入れて終わりにはなりません。

マイナビの母集団という強みと、RecUpの個別文面の生成を組み合わせれば、送付数を落とさずに文面の質を保てます。マイナビのスカウトの運用に限界を感じている採用担当者の方は、ぜひRecUpの導入をご検討ください。まずは無料相談からお気軽にご連絡ください。

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採用担当者は「戦略」に専念できます。

参考出典

HR Pro「就職活動に関する調査」
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=375

マイナビ「2025年3月度 企業新卒内定状況等調査」
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2024/11/s-kigyonaitei-25-3.pdf

内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(2024年12月)」 https://www5.cao.go.jp/keizai1/gakuseichosa/pdf/20241206_honbun_print.pdf

監修者プロフィール

福田 光樹
福田 光樹
株式会社Delight
RecUp事業部 カスタマーサクセス部門責任者

新卒から求人広告事業に従事し、企業の採用課題に向き合う中で、実践的な支援スキルを培う。その後、自社開発のAIを活用した採用支援ツール「RecUp」の営業責任者として、プロダクトを活用した採用戦略の設計・実行支援に従事。並行して自社の採用活動にも深く関与し、事業成長フェーズにおける人材要件定義、母集団形成、採用面接など、実務から戦略まで幅広い領域を担当。現在はカスタマーサクセス部門の責任者として、100社以上の採用支援実績をもとに、採用活動の最適化を支援している。実務と戦略の両視点を持つ実践型の採用コンサルタントとして、現場に寄り添いながらも成果に直結する支援に定評がある。
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